Chœur Chêne & Combinir di Corista Joint Concert in EASTのお知らせ




東京の合唱団、コンビーニ・ディ・コリスタさん、
奈良の合唱団、クール シェンヌさんの第2回目となる
東京でのジョイントコンサートのお知らせです。



≪Chœur Chêne & Combinir di Corista  

 Joint Concert in EAST≫


2017年5月13日(土)

18:00開演(17:30開場)

※座席指定開始16時


会場:紀尾井ホール (四ツ谷)
http://www.kioi-hall.or.jp/


チケット:一般 2,500円 

     学生(大学生以下) 1,500円

※全席指定(当日16:00より専用窓口にて座席券と交換)

2月上旬より販売開始
(カンフェティ、紀尾井ホールチケットセンター、コンビニHP)
http://combinir-di-corista.com/

 

www.confetti-web.com

↑ 「カンフェティ」、コンビーニさんご推奨のチケット入手サイトです!

 

 



Program

◆◇Combinir di Corista◇◆
 Lux aeterna / György Ligeti
 Sing joyfully unto God / William Byrd
 The Angels / Jonathan Harvey 他

◆◇Chœur Chêne◇◆
 Nänie / Johannes Brahms
 An den Mond / Franz Peter Schubert(Arr. Gottwald)
 Virga Jesse / Anton Bruckner

◆◇Chœur Chêne&Combinir di Corista◇◆
 Fest-und Gedenksprüche, Op. 109 / Johannes Brahms
 唱歌の四季 / 編曲 三善 晃

 


指揮: 上西一郎, 松村務

ピアノ: 二塚裕美, 織田祥代


 

 

 

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クール シェンヌ渉外の山氏@安芸さんから
コンサートの聴きどころをご紹介いただきました。

 


ジョイントコンサートといえば、
両団で演奏する合同ステージ。
カラーの違う両団の音が交じり合い、
単独ステージとがまた違った音楽が生み出されます。

今回は、2曲をそれぞれの団の指揮者が担当しますが、
上西さんはお得意のロマン派の合唱曲から
ブラームスの晩年の傑作、
ダブルコーラスの『祭典と記念の格言op109』を指揮されます。
昨日の合同練習では、複雑な作りのこの曲を
じっくりと解説を加えながら解きほぐしていきました。
ダブルコーラスの重厚な響きが鳴るのが楽しみです。

続いて松村さんが、三善晃編曲の
『唱歌の四季』を指揮されます。
昨日の合同練習では、
初めて松村さんの指揮で歌うシェンヌメンバーからは、
その指導手法に新鮮な驚きと学びがあった様で、
懇親会でも口々に感想を述べる姿が見受けられました。
こちらは、2台のピアノと2団の合唱団との協演で
日本の歌5曲をお楽しみください。

 



また、両団がどのようにジョイントコンサートを
開催されるに至ったかも。
人と人との縁、合唱団同士の縁…こちらも興味深いです。

 

 


2012年5月4日
「コンビーニ・ディ・コリスタ×クールシェンヌ 
 ジョイント・コンサート in West」が、
いずみホールで開催されてから実に5年振りに
第2回目のジョイントコンサートが今回は東京で開催されます。

シェンヌもここ5年でメンバーの多くが入れ替わり、
ジョイントの経緯を知っている者も少なくなっていますので、
今回は主宰者の上西さんの次に団歴が長い(笑)
BASSの長老にお話しをお聞きしました。
以下、長くなりますが記載致します。

 


◆それは飲み屋の二階から始まった(BASS おっちゃん)


2008年11月、
「第61回全日本合唱コンクール」岡山大会でのこと。
シェンヌは2年連続の金賞・文部科学大臣賞を受賞しました
(自由曲はブルックナーの「Os justi」)。
有志で2次会へ繰り出したある飲み屋の二階。
そこに先客でいらしたのが、コンビニの皆さんでした。

コンビニさんはこの年が全国大会初出場で、
いきなり金賞・岡山県知事賞・カワイ奨励賞を受賞。
そしてこの後、第62回(札幌)・第63回(西宮)・
第64回(青森)・第65回(富山)と、4年連続で
「 一般の部・A部門
(=最大32名:当時のカテゴリーでは33名以上がB部門)」
において文部科学大臣賞受賞、
という輝かしい結果を残されることになります。

さて、当日会場で聞いていた私たちは、
当然「大変な合唱団が現れた!」と注目していましたし、
一方のコンビニの皆さんもシェンヌの存在はご存じ。
隣りあったブースで飲んでいるうちに
お互いの正体がバレてしまい、
それからは自然の流れで
両団合同の飲み会となって盛り上がったものです。

この「岡山の一夜」が、
シェンヌ・コンビニ両団のおつきあいの原点となりました。
二度目の飲み会は、年を越えてすぐにやってきました。
翌年(2009)3月、福島県郡山市で開催された、
「第14回音楽都市こおりやま 全国合唱祭」へ共に招待され、
またもご一緒することに。
ホテルでの歓迎レセプションの後、
双方入り混じってまたまた夜の町へ繰り出したのです。
団同士のおつきあいが、こうして始まっていきました。
それからは、コンクールでお会いするたびに声かけをしたり、
ともに飲んだりという関係に発展していきます。
(ぼくの記憶では、第65回富山大会の時にも
コンビニさんの打ち上げ会場へお邪魔した筈です)

ジョイントの話が出たのは、第63回大会でのこと。
コンビニの指揮者松村先生と、上西先生の間で、
「ジョイントをやりたいね」という話が出てきたのです。
こうして、まずは第1回ジョイントコンサートを
シェンヌが担当して大阪で、
その翌年にコンビニさんの担当で東京で開催する、
ということになったのです。
あれから5年、シェンヌ団内の様々な事情で
ジョイントは延び延びになってしまいました。
前回オンステしたメンバーで今も残っているのは、
指揮者を除くと11名。
今のシェンヌの25%程度ですので
初めて経験するメンバーも多いですが、
どの様な化学反応となるか非常に楽しみです。

 

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※3月25日に名古屋で行われた合同練習後での記念撮影だそうです。

 

 


前回のジョイント時のパンフレットに
シェンヌ主宰者の上西さんが寄稿されたあいさつ文が、
当時のシェンヌのコンビ二さんに対する
『あこがれ』が良く表れております。


『本日ご来場の皆様。
おそらく関西の方がほとんどだと思います。
まあ、黙って一度聞いてみてください。
これが「コンビニ」です。
洗練された美しいサウンド、切れのいいハモリ、
クールでスタイリッシュな音楽づくり・・・。
日本の合唱団の、これが進化形なのです。

「コンビニ」とは年に一度、コンクールの会場で出会うだけ。
つまり、このジョイントは
「友情」から始まったものではありません。
きっかけは「あこがれ」。
シェンヌにはない、そのポテンシャルの
強烈な高さを間近に感じてみたかったのです。

ジョイントの意義は、合同ステージにこそあります。
ここで出会って、今この瞬間にしか生まれない音、音楽。
あこがれの響きの中で歌える幸福を会場のすべての方々と共有したい。
そして、今日。
「憧れ」から「友情」が生まれるのです。』




https://goo.gl/3ciC0n

 

↑ 懇親会の最後に演奏された
木下牧子先生の「夢みたものは」演奏動画。
シェンヌさん公式FBより。

 

 

 


昨年、鳥取での全国大会混声合唱部門では
それぞれ第2位、第3位を受賞された
実力は折り紙付きの両団体。
(ちなみにコンビーニさんは
 当ブログの観客賞でも第1位を受賞されています)
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2017/02/19/203458


きっと素晴らしいジョイントコンサートになることでしょう!
お近くの方も、遠方の方も、ぜひ!!

 

 

 

シェーファー「17の俳句」再演

 

 

来週行われる東京混声合唱団の定期演奏会。
公式ツイッターを見ると

 

 



おお、マリー・シェーファーの「17の俳句」!
合唱団うたおにさんの委嘱作品で
全国大会での演奏も鮮烈でした。

16年前、田中信昭先生が指揮される「創る会」でも聴き
感想も書いてHPに上げたのだけど
現在はサーバの関係で見られません…。

http://alpin.lolipop.jp/enso/ensoindex.htm


幸いに原稿を保存していた
管理人のyoshiから送ってもらいました。
「合唱団訪問記」と同じように一字一句変えず、
再UPします。


東京混声、聴ける方が羨ましい!
そしてどこかの合唱団で「17の俳句」再演を望みます!

 

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アカデミー短編実写映画賞「合唱」は考えさせる

 





全日本合唱連盟のツイートにこんな情報が。



ほお! …と思ってトレーラーを観てみると、
なんとそのまま本編が観れてしまいました。
しかし、おそらく違法アップロードだしなあ。
ブログで紹介するにはちょっと・・・
と悩んでいるうちにトレーラーごと削除された模様。

なんだかホッとするとともに、残念な気も。
時間は25分無いぐらいに短いのですが
観終わった後、誰かとこの作品について
語りたくなる内容だったのです。


そして今日になったら
うたと合唱とオペラの雑誌「ハンナ」さんが
こんなツイートを。




ハンナさん、ナイス!
消されてしまった本編は英語の字幕でしたが
これは日本語字幕なのでわかりやすい!


アカデミー実写短編映画賞を受賞した
ハンガリーの作品「合唱」(原題はMindenki)。
90年代のブダペスト、
有名合唱団に入団した10歳の少女が見た真実とは?

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↓ 以下、ネタバレのため、観ていない方は
  読まれませんよう。

続きを読む

インターカレッジ男声合唱団Voces Veritas 第7回演奏会のお知らせ

 




当ブログ観客賞でも第2位!
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2017/01/09/124902

作曲家:松下耕先生が指揮される
インターカレッジ男声合唱団Voces Veritasの
第7回目の演奏会のお知らせです。



インターカレッジ男声合唱団Voces Veritas 第7回演奏会



日時  2017年3月17日(金)


    開場 18時30分


    開演 19時00分

 


    ■ ■ ■ ■ ■ ■  

 


場所  渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
(渋谷駅より徒歩5分)
東京都渋谷区桜丘町23-21
(アクセス:http:// www.shibu-cul.jp/access.html)

 

 

入場料 前売り券 ¥1,500(当日券¥2,000)

 

 


    ■ ■ ■ ■ ■ ■  

 


指揮  松下耕(音楽監督・常任指揮者)



ピアノ 前田勝則

 


    ■ ■ ■ ■ ■ ■  

 



演奏曲目

  
    ◆男声合唱組曲「柳河風俗詩」
     作詩: 北原白秋 作曲: 多田武彦


    ◆2017耕友会全合唱団共通プロジェクト
     コダーイ没後50年記念ステージ
     『コダーイ・ゾルターンの遺言 2』
      「Fölszállott a páva」
      「Huszt」
      「Karádi Nóták」
      「Bordal」


    ◆男声合唱組曲「秋の瞳」
     作詩: 八木重吉 作曲: 松下耕


    ◆男声合唱とピアノのための組曲「新しい歌」[改訂版]
     作曲: 信長貴富


主催  インターカレッジ男声合唱団Voces Veritas / 耕友会
後援  東京都合唱連盟 / JCDA日本合唱指揮者協会
     廣瀬屋旅館(http://www.hiroseya.com/

チケットはe+(イープラス)よりお買い求め頂けます♪
http://eplus.jp/sys/T1U14P002211322P0050001

Voces Veritas 公式HP
http://voces-veritas.com/
Facebook
https://www.facebook.com/VocesVeritas/
Twitter
https://twitter.com/vocesveritas
Youtube
https://goo.gl/VWaCGG

 

 

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今回の演奏会について団員さんから
聴きどころをご紹介いただきました。



今回の曲目、
一見オーソドックスかもしれませんが
合唱ファンにはたまらない選曲ではないかと
自負しております。
実は今回が多田武彦、信長貴富作品の
組曲通しては初演奏となります。


第1ステージ
実はこのステージが一番楽しみです(笑)
松下耕が振るタダタケは
最近では珍しいのではないでしょうか。
男声合唱好きの松下ですのでこれは激アツ必須です。

第2ステージ
コダーイの没後50年を記念したステージです。
コンクールで披露した「Fölszállott a páva」の他、
松下も今回初めて演奏するという
「Bordal」という曲に注目していただきたいです。

第3ステージ 
こちらも今や男声合唱の定番。
やはり作曲者自身の指揮というところが
かなり聴き所ではないでしょうか。

第4ステージ 
やはり終曲「一詩人の最後の歌」は必聴です!
松下本人も
「松下耕がガチで振る!一詩人の最後の歌!
  ……【信長版】!!!!」これで宣伝頼むよ!
と言っているぐらいですので。
かなりのガチンコです!!

平日金曜の夜ではありますが、
名曲の数々とVoces Veritasの爽快感MAXの演奏を
多くの方に聞いていただきたいです。

 

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団員さんのご紹介で十分な気がしますが(笑)
古典にして名曲の「柳河風俗詩」。
ハンガリーの空気を感じさせるであろうコダーイ。
秋、そして人間の哀しさ、課題曲にもなった「秋の瞳」。
イメージ溢れるピアノの前田先生と
VVの若さ、松下先生の音楽がぶつかり合う予感の
最終ステージ「新しい歌」…と
確かに聴きどころが満載の演奏会ですね!

VVは鳥取の全国大会では朝1番の出演でしたが
心のありようを真っすぐ音にしたような声と
松下先生のセンスが結びつき、
「コンクールを忘れさせる演奏」と
周囲でも非常に好評でした。

 

団員さんも書かれたように
「名曲の数々とVoces Veritasの爽快感MAXの」
きっと良い演奏会になることと思います!


予定の空いている方は、ぜひ!!

THE GOUGE第2回演奏会のお知らせ






4年前の全国大会、
そしてTHREE in Sapporoでの
ゲスト出演の演奏が記憶に残っている札幌の団体、
THE GOUGEの第2回演奏会のお知らせです。

 


■2017年2月18日(土) 



■18:00開場 18:30開演



札幌市生涯学習センターちえりあホール
(地下鉄東西線宮の沢駅直結)



■入場料700円(高校生以下無料)



主催:THE GOUGE
後援:札幌市、札幌市教育委員会、札幌合唱連盟





《プログラム》

1st Stage
指揮:平田稔夫  
ピアノ:髙橋このみ


  * 混声合唱とピアノのための「動物詩集」
(詩:白石かずこ、曲:三善晃)

 1.小猫のピッチ
 2.ひとこぶらくだのブルース
 3.ゴリラのジジ



2nd Stage
指揮:平田稔夫  
ピアノ:髙橋このみ・松浪愛・北谷由布


  * GOUGE in Musical!
 1.Circle of Life(The Lion King)
 2.West Side Story Medley:
 TONIGHT ~ I FEEL PRETTY ~ MARIA ~ AMERICA
 3.Skimbleshanks:the railway cat(CATS)
 4.One Day More(Les Miserables)



3rd Stage
指揮:平田稔夫  
曲・ピアノ:藤嶋美穂


  * 混声合唱組曲「あさきよめ」 
(詩:室生犀星、曲:藤嶋美穂)
 1・序―悲しめるもののために―
 2・老いたるえびのうた
 3.子守唄
 4.五月
 5.あさきよめ

 

 

練習予定・ステージ - 札幌の混声合唱団THE GOUGE

 

 

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指揮は札幌北高合唱部の顧問もされている平田稔夫先生。
その音楽性とサウンドへの高い意識が印象的な団体です。
さらにGOUGE代表で、
全国の団体から委嘱を受けている
作曲家:藤嶋美穂さんご自身のピアノによる
最終ステージも聴き応えがありそう。

残念ながら私は行けませんが
良い演奏会になることを願っております!