ハーモニー 冬号


 風邪で2日休んで久しぶりの出勤。
 菌が胃腸へ行った?
 胃痛とダルさのダブルパンチ。


 よろよろ家に帰ってくるとハーモニーが届いていました。
 http://www.jcanet.or.jp/harmony/index.htm
 毎号購読してますよ、私。


 今号の目玉は全国大会の講評なんだろうけれど、
坂元勇仁さんのインタビュー記事はいつも興味深いし、
松下耕先生とゴスペラーズの
「ゴスペラーズから見た“合唱”」も良い鼎談でした。


 でもやっぱり全国の講評になっちゃうよね。





 中学・高校の部はしばらく聴いていないけど、
選曲や団体の写真を見ていると
久しぶりに聴きたくなってくるなあ。
 今年の全国大会は近い高松か・・・。


 聴いて、そしてその意見に私が共感するのは
大学、一般Aの審査員、
新実徳英先生と本山秀毅先生でしょうね。


 私のぼんやり思っているようなことを
 「なるほど!」と明確に、深く鋭く伝えてくださる講評。


 団体だけではなく、全体のレパートリーについても
言及しているのも有り難いですね。


 イトウ・キネン・シンガーズHPの掲示板
イトウさんも書いておられましたが


 「一般Aの未来のために」と求められて応えた
新実徳英先生の言葉が良いんですよ。

  限られた演奏時間の中で、なるべくスケールの大きなものに
 向かってほしい。それは難曲であるということではなくて、
 もっと奥深くに入ってくる音楽ですね。


  どうしてもコンクールでは演奏効果が重視されますが、
 効果を超えた本当の音楽の深みへみんなが到達する、
 あるいはそれを目標として一里塚を刻んでいく、
 そういうものになったら本当にすごいですね。


  われわれ審査員は演奏効果だけに左右されない自信があります。
 本当に奥深いものをやってくれたら、とても地味なものでも
 ちゃんと受けとめて、そこを金賞にしたいと思いますから。


 極論を言うと、ぼくの中で最高の合唱音楽を仮に2つ挙げるなら、
 モーツァルトの『Ave verum corpus』と
 フォーレの『ラシーヌの賛歌(ジャン・ラシーヌ頌)』。
 この2曲を本当に素晴らしく演奏してくれたら、
 間違いなく金賞。本当に良きものを良きものとして
 伝えてくれる演奏があったら、審査員は
 それにちゃんと反応するはずです。
 これは全部門に対して言いたい。もちろん、中高も含めて!


 これは凄い言葉ですね。確かに。
 これらの曲をコンクールで
 “本当に素晴らしい演奏で”聴けたら
 なんて凄いことなんだろう、と思いますね。


 イトウさんは新実先生の発言を抜粋されているので
私は本山先生の言葉を。

 全国大会まで来ると、声は手段であって目的ではないんですよ。
 その手段をいかに駆使して自分たちの訴求性を高めるか、
 目的を伝達するか、っていうレベルまで来てますね。
 それがなかったら『声だけじゃないの』って
 斬って捨てられる世界ですから、
 そこをしっかり洗練させてほしいな、と思いますね。


 あと、コンクールでぐるぐる回ってるんじゃなくて、
 日常が回っている中にコンクールがあるようにしてほしいですね。
 コンクールが終着点で、終わったら全部リセットするような
 1年じゃないように。とくに学生はね。


 ・・・なるほど・・・。


 お?東京支部のページで
 「史上かつてない(じつは2度目だけど)
  合同2次会@東京」
の記事があるぞ。

 やー、大久保混声のみなさま、本当にありがとうございました!

 んん? 記事の最後???

 来年もぜひやっていただきたいけど、無理強いはしません。
 ほんとに大変です…でも!

 イタタタ、胃痛が戻ってきたような・・・違うページ違うページ。


 

 山口支部のページ

 ところで、11月に東京文化会館で開かれた全国大会の際、
 大久保混声合唱団と東京都連の主催による
 「史上かつてない二次会」という名の交流会(飲み会!)が
 ありました。(中略)

 来年は岡山で全国大会が開かれますが、その際には、
 より“史上かつてない”2次会が実現できればと思っています。


山口県連事務局員


中嶋啓文様


宜しくお願いします!









 ・・・逃げた・・・