札幌のジンギスカン

 しばらく時間を潰し、ススキノの別の店へ。


 さっぽろジンギスカン本店  (南5西6松田釣り具店2F)
 http://www11.ocn.ne.jp/~sapsheep/sapporo-j.html



 釣具屋の2階にあるカウンター16席の小さな店。
 アイスランド産の生ラムを提供する唯一の店だとか。
 開店の17時から客が並んでいる。


 店内はヒゲの主人がひたすら肉の塊と格闘し、
アルバイトの女の子3人が目の前に七輪とジンギスカン鍋を置いていく。




 肉は皿1枚800円。
 よくあるビール園などの成型した薄切り肉でも、
タレに漬けたものではない、厚めに切った肉々。


 ジンギスカン鍋に脂を置き 「もう焼いていいですよ」

 よっしゃ!





 両面に軽く焼き目をつけて・・・あむっ。


 う、うま〜〜〜。
 厚めなのに柔らかく、全くクセのない肉から汁がほとぼり出る。


 前のスープカレーがまだ残っていて
少々キツかったのだが・・・やっぱりウマいものはウマいわ。
 2皿目も追加注文し、食べ終わるころに
ヒゲの主人がひょいひょい、っと肉(ヒレ?)を置いてくれる。

 そのサーヴィスは有り難いけど・・・さすがにもう食えね〜!


 いやしかし美味かった! 大満足です。
 と、腹をさすっていると女の子が


 「残ったタレにこのお茶を入れてください」


 そうポットを指す。
 ふーん・・・こういうの、あまり美味かったためしがないんだけどね。
 まあ試しますけどね。お茶をタレに入れて・・・

 ずずっ、と。


 こ、これは・・・珍味であり、奥深い味。
 お茶はどうやらジャスミンティーらしく、
その香りがタレとあいまって複雑玄妙な芳香として立ち昇る。

 
 ほ〜〜〜最後のシメも良かった!
 この店はオススメですよ!!


 (まだ続きます)