塩は適量として油、多すぎない?
などと思うもののかなり手際がヨロシイ。
ししとうに穴を開けるのは初めて知ったし(かつぶし振りてえ!)
ラップでのチューブ作成方法は勉強になった。
うー、ビールが飲みたくなるね!
対抗して、先週末に作った豚ロース肉の塩釜制作を。
土曜日、小雨の倉敷。
近くの天満屋でオムライスを食べて
外に出たら・・・大雨!
濡れながら近くのスーパーで豚ロース、ローズマリー、塩を買う。
そして傘も。
傘を差しながらいつものワイン屋へ。
「今日はどうしますか?」
うーん、泡か赤か迷ってるんですけど・・・。
豚肉の塩包み焼きだったらどっちがいいですかね?
「キャンティ! 赤!!」
即答です、店主。
「これ、仕入れた当時はゴツゴツして飲みにくかったんですけどね、
ようやくこの頃こなれて飲みやすくなりました」
と、2001年のイタリアワインを差し出す。
へえ、この素材にはコレ、というのがあるんですか?
「ありますねー。
このワインは重すぎないし、豚肉の旨さを消さないと思います、是非!」
よし買った! そしてチーズも購入。
家に帰って、塩800gほどに卵白2個分を混ぜ込み。
アルミホイルの上へ広げ(全量の1/3程度)、
ローリエとローズマリーを乗せる。
よく胡椒をした豚肩ロース350gを乗せ
さらに上へ残りのハーブを乗せ
残りの塩を乗せドームを作る。(厚さ1cmほど)
200度のオーブンへ入れ、45分。
焼き上がり。塩はカチカチに固くなり色がうっすらと狐色に変わっています。
このまま30分ほど置いて余熱で火を通します。
塩釜を割ります。
おー! ローズマリーの香りが!!
・・・スライスして、と。
バターと少量の水で蒸し煮したシメジとキャベツ、赤ピーマンへ
市販のカルボナーラパスタソースを加え、
残った卵黄を加えたものを付け合わせに。
できあがり!
豚肉が柔らかい!!
火が通り過ぎかなあ、と思いましたがそんなことはなく、
塩釜という調理法のせいか全体へ柔らかく加熱され、
とても美味しい。
厚さ1、5cmほどに切ったのですが抵抗なく噛み切れます。
そして塩の旨みとローズマリー&ローリエの香りのためか
ソースなど全くいらない美味しさ!
やあ、初めての調理法だったけどこれはいいわ。
自然塩も最近は安くて美味しいのはあるし。
(今回買ったのは「なるとの自然塩」1kg100円)
レシピではセロリの葉やタイムなども推奨されていましたが
好みで何でも良いと思います。ハーブソルトをまぶしてもいいし。
あと店主おすすめのワインが凄い良かったのね。
軽やかな味だけど味わいがあって。
豚肉の脂を流しつつ、旨みは倍増させる。
飲み口の中盤で良い葡萄の風味があり間違いなく値段以上の価値がありました。
調べてみたらイタリアの新聞記者から脱サラした人が
おなじく新聞記者の日本人女性と結婚して作ったワイナリーだとか。
http://item.rakuten.co.jp/toscana/c/0000000498/
豚肉に限らず、多くの料理にあわせてみたい良ワインだと思いました!
チーズも美味しい・・・幸せな週末だ。
(おわり)