名古屋旅行記

 MIWO演奏会へ行く前に
少しだけ時間があったので食事をすることに。


 行く前にちょっと調べてみたら、
名古屋ってけっこう東京の有名店が出店してるんですね。
 イタリアンだったらラ・ベットラ・ダ・オチアイとかアロマフレスカとか…。
 フレンチだったらロブションとかミクニとかポール・ボキューズとか・・・。



 んで。
 今日のランチは千種区のこちら。








「あんかけ家(あんかけスパゲティーのチェーン店)」



うわー、さすが東京から進出が多い名古屋のイタリアン…って
オイ!


 ・・・や、最近読んだ 村上春樹, 吉本由美, 都築響一
 「東京するめクラブ 地球のはぐれ方」、
「魔都、名古屋に挑む」の項が面白かったもんで。

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)


 この本、言わずと知れたマウンテンやら味噌煮込みやら
エビフライドッグやら名古屋特有の食を紹介しているのだけど
その中で「あんかけスパゲティー」にも言及しているのだ。
 名古屋に何年間もいたけど、
そういやあんかけスパゲティーは1回しか食べたこと無かったなあ、と。


 店内は狭く、20席もあるかな?



 
 メニュー。




 2番人気という「ミラカン」に目玉焼き(50円)トッピングして。





どーん。
(1人前、麺250グラム!)




 お!太めで歯ごたえある麺(茹でてから炒めている、と予想)が
ピリカラのソースと絡み、ナポリタンを連想させる具の
ウインナー、ピーマン、玉ねぎ…とB級だけどなかなかクセになる味です。
 名古屋市内に3店舗あるこの「あんかけ家」、
これなら近所にあったら月1、2回は通ってしまうかもなあ。
 店のおねーさんも愛想がいいし!


 名古屋は「これ、茹でてるの?!」と初食は必ず思う味噌煮込みうどん。
 きしめん、そして若鯱屋のゲル状カレーうどん(好きです)、
台湾ラーメン寿がきやのラーメン、
そしてこのあんかけスパゲティーと独特の麺文化があります。


 住んでいる時は、あまりそんなこと気にしていなかったけど、
旅行者の視点で見るとなかなか面白いですね。


 その後、名古屋市美術館で300円を払い、常設展“だけ”を観る。



 モディリアーニの「おさげ髪の少女」などが観れたのが嬉しい。
 (他、シャガールなど著名作品はガラス越しだったのが残念!)
 現代美術も面白く(アンゼルム・キーファーの「シベリアの王女」は必見)
駆け足の鑑賞だったけど楽しめました。





 ちょうど名古屋フィルメンバーによるロビー・コンサートが行われていて。
 フォーレのシシリエンヌなど生演奏も楽しめた、お得な美術館でした。


 さ、しらかわホールへ向かうか!!