史上かつてない2次会 IN 岡山

 私もほんのすこ〜し企画と運営に協力した
今回の「史上かつてない2次会 IN 岡山」
 なんとか実現できたのは
CANTUS ANIMAE団員Tさん、
そしてなんと言ってもMさんを始めとする
広島の「合唱団ある」のみなさんのおかげです!


(ほんと〜にMさん、岡山にも広島にも住んでいないのに
 何度も会場の山佐本陣へ赴き、予算・時間共に
 粘り強い交渉をして頂きました。改めて大感謝!)


(開催前の会場。立派なカンバン!)



 一般Bへ出場した団体を中心に集まった人数は216人!
 この会恒例?のゆるい仕切り、というかほとんど仕切り無しで
各所で勝手に異なる団で盛り上がる宴会。




(開催前のまだ人が集まっていないテープル)



 某ESTのダンス実演とか楽しかったですねえ。
 あ、ESTと言えば団員のスウェーデン出身男性の話も面白かった!




 「文吾さん、この輪に入れるのはアナタしかいないですよ!」
 との声に「?」付きで着いていったら
 雨森先生伊東さん(なにコラVine淀混)
MODOKI@指揮者さんぜんぱくさん(コールサル)
大阪のサルさん(ウィステリアイトウキネン)などが集まる
濃ゆ〜いテーブル!


 「ささ、中へ入ってネタにして下さい!」


 濃すぎて入れんわ!!





 合唱団の枠を越えての交流はとにかく楽しかったの一言に尽きます。
 運営の合唱団ある:M尾さんの言葉を引くと
 

 最近客席の雰囲気が変わってきたよね!
 昔はどこかにミスがないかみたいな感じだったけど、
 今はみんな顔晴れって感じの空気があるような気がする


 コンクールだから「競う」ことからは逃れられません。
 しかし、この「史上かつてない2次会」が
お互いに認め合い、そして演奏する、
「何十団体ものジョイントコンサート」
 …そんな雰囲気になる助けとなればいいな、と思います。


 宴会後半は「大地讃頌」や「鴎」の全体合唱。
 「鴎」で私は途中で座り、音の洪水に身を浸してひとり、
じん、と聴き入っていました。





●広がる2次会の輪 そして・・・


 なんと、この「史上かつてない2次会」の流れは
大学生の部にも波及し、
早稲田大学コール・フリューゲルのNさんが中心となって
130人強もの人数が集まったとか。


 Nさんにメールでこの企画について尋ねたところ

大学合唱界の衰退が言われて久しいですが、
この企画で他団体の方々と交流することで、
大学合唱を盛り上げていくひとつの契機に
なってくれたら嬉しいと思っています。
また同時に、この企画によって
大学合唱団のコンクール離れを少しでも防げたら、
という思いも少しあります。


 おおお〜、マジメだ! ・・・ん?

まぁとはいっても、単純に
「他合唱団との交流って楽しいじゃん」という気持ちが
当然のように一番なんですが(笑)


 そりゃそうだよね、楽しいが一番!


 さて、来年の札幌大会の話は
「もし全国大会に出ることになったなら」として
北海道大学混声合唱団の数人が応えてくれたそうで。
(これもあくまで個人の考えで団としては・・・だそうですが)


 北混のみなさん、よろしくね!



 一般の部に話を戻すと、
札幌から弥生奏幻舎“R”のみなさんが、なんと7人も視察に。
 代表のまぐろ。氏の


 「全国大会へ出ても出れなくても、
『史上かつてない2次会 IN 札幌』は
開催します!」


という力強い宣言に会場中の喝采を浴びていました。


 年々、この2次会も名が知られ、
規模が大きくなっていき、
今年は会場の都合で一般B団体にしか案内を送れなかったのが残念。
 …え〜、どこかの団体が全国大会1日目にも
 「一般A団体中心の史上かつてない2次会」を開催してもらえればなあ、
などと夢想してしま・・・ハイ大変ですね、ごめんなさい!


 17年前の岡山大会に出演した団体の演奏が
隅々にまで緊張感が存在するものが多かったのと比べ、
今年の岡山大会には、選曲、演出も含めて、
「観客を楽しませよう」という意志が伝わってくる団体が
増えてきたように思います。
 繰り返しますが、この「史上かつてない2次会」が
そんな流れの助けとなっていればいいですね。



 それではみなさん、来年は札幌でお会いしましょう!
 さらば岡山シンフォニー・ホール!





 ・・・ところで、出演してもいないのに、
なんでオレは課題曲集を2冊、
プログラムを3冊も持ってるんだ?





(「全国大会あれこれ」 おわり!)