ランディ・パウシュ 最後の授業


さすがに仕事が始まると
連日の更新はできませんね・・・。
ちゅーかどこにも行かずにこの長い休み
毎日キーボードを叩いていたというのに
全国の感想は終わらず本も2冊ほど読めただけ、って
なんなの、それ。


今日はある本と、それに関連した映像を紹介します。


最後の授業 ぼくの命があるうちに

最後の授業 ぼくの命があるうちに

最後の授業 ぼくの命があるうちに


カーネギーメロン大学教授、ランディ・パウシュ
ヴァーチャル・リアリティの専門家である彼は
2006年、46歳の時に膵臓ガンを宣告され、
「最後の講義」をする2007年9月には余命数ヶ月と宣告される。


この講義はYoutubeでも流され、
日本語字幕付きのものが30万回以上も再生されています。


まあ、騙されたと思って1分間だけ再生してみてください。



ランディ・パウシュの「最後の授業」1



明るく、晴れやかに、
笑いをこれでもか!と折り込み、
腕立て伏せを華麗にキメるパウシュ氏が
余命数ヶ月とはとても思わないだろう。


本書ではパウシュ氏が子供の頃からの夢。
それはディズニーランドへの憧れだったり
NFLへの、スタートレックへの夢を語り
それをいかに実現させたかを記したものである。


正直に書くと、そのあまりに現実的な
「夢を実現する方法」に私はついていけないものを感じた。
「そりゃ頭が良くって才能がある人は違いますねー」…と。
だが、最後の最後でパウシュ氏の言葉
“頭のフェイント”が大きな意味を持ってくる。


最後まで読み、「頭のフェイント」を理解する時この本は
「夢をどのように実現させるか」、
だけの本では決して無いことに気づくだろう。
自己憐憫では無い、明るく、前向きなパウシュ氏の姿が
最後まで本書を読むといっそう輝いて見える。