「青森で、まってらはんでの〜!」へのコメント


先日の記事「青森で、まってらはんでの〜!」へ
青森の「地元民」さんからコメントがありました。
抜粋して転載します。

青森市は元々青函連絡船の発着地と県庁で栄えた新しい町で、
街中にいかにも観光地な名所旧跡の類がなく
(郊外には八甲田山がありますが)
昔から市中心街の宿泊需要は少ないです。
夏のねぶた祭の時期だけ300万人の観光客が押し寄せますが、
たった1週間のためにホテルを建てるところもなく、
県内のあらゆる観光地のホテルに分散して泊まってもらっている状態です。


練習会場についても、
ピアノがあり青森市文化会館から無理なく
交通機関で行ける公民館はほとんどない上に、
学校への練習場所確保依頼もほとんどできなかったらしく
(やはり1日先生が張り付いてもらうのが結構きついみたいです)、
あらゆる合唱団があらゆるつてを使って
いろんな場所を確保していたみたいです。
一応青森県合唱連盟から
指定業者に差配してもらう練習場所はあるらしいのですが、
たった3カ所しか確保出来なかったそうです…。


下手すると全国大会より大規模になる東北支部大会を
6年に1度開催してますので、
大会運営はうまくやってくれると思いますが、
宿泊と練習会場は盲点でした。
中高生だとバスで近隣の温泉の大部屋に泊まってしまいますしね。
青森は温泉は豊富ですので
(面積あたり・人口あたりの温泉数は日本一です)、
発想を転換して温泉旅館に宿泊してみるのも…。


地元民さん、ありがとうございました。
・・・なるほど。絶対的な宿泊施設そのものの不足。
そしてピアノがある公民館の少なさ、
学校施設を使用するにも、協力してくださる教員の方の不足。
(これは学校、合唱人口の少なさも関係する?)
そういう要因があるようです。


知人の話ですと、ホテルは少しだけ空きが出た所もあるらしく
(キャンセル分でしょうか?)
その隙間になんとか入ることができればいいなあ、と思います。
それでも、練習場所は合唱団にとって重要問題ですねえ・・・。
練習場所の絶対数が少ないので、
なんとか譲り合って全ての合唱団が練習できればいいのですが。