20世紀の名曲を歌う会


お久しぶりです。
佐賀でのCWSに出たらチラシをたくさんいただきました!
今回はこの演奏会のお知らせです。




「20世紀の名曲を歌う会」


2012年5月20日(日)
開場13:00 開演14:00


会場 岐阜・ふれあい福寿会館 サラマンカホール
開場 13:30 開演 14:00
全自由席 1000円 (完売の場合、当日券の販売はありません)


音楽監督・指揮:雨森文也   ピアノ:平林知子


混声合唱組曲「ひたすらな道」  詩:高野喜久雄 曲:高田三郎
混声合唱組曲「筑後川」 詩:丸山豊 曲:團伊玖磨
混声合唱組曲「島よ」 詩:伊藤海彦 曲:大中恩
混声合唱組曲「海の詩」 詩:岩間芳樹  曲:廣瀬量平


お問合せ:太田 0584−22−0296
事務局アドレス:meikyoku-utau-20@hotmail.co.jp


雨森先生による「邦人合唱曲の名曲」演奏会!
これは公式HPの雨森先生「ごあいさつ」から抜粋するのが良いでしょう。
公式HP http://www.kk-musica.com/meikyoku-utau-20/index.html

21世紀に入り、10年余りが経ちました。
最近は、特にアマチュア合唱団が、作曲家に積極的に委嘱をし、
新しい合唱曲が、次々と本当にたくさん生まれるようになりました。
それは、とても素晴らしいことなのですが、その一方で、
かつて20世紀に生まれた名曲が
忘れられつつあるのも事実ではないでしょうか。
かのヨハン・セバスチャン・バッハも、
亡くなってから数十年は忘れ去られた作曲家でした。
しかし、1829年、メンデルスゾーンが、
当時埋もれていた『マタイ受難曲』を自ら指揮して再演し、
バッハの素晴らしさを世に伝えたのです。
いくら名曲であっても、
演奏されなければ多くの人には伝わりません。
日本の合唱曲も、
本当に名曲かどうかは後世の人々に委ねるとしても、
実際に演奏して歌い継いでいかなれば、
その評価すら受けられないということなのです。
新しいものが生み出されていくこの時期に、
同時に古いものにも目を向けながら、
未来に向かって歌い継いでいき、
それらが本当にどうなのかということを、ずっと問い続けていく。
そんなきっかけとなる活動にしたいと考え、
このように企画させていただきました。


4つの組曲、かつてどれも耳にしたり歌ったことがある名曲ばかりですが
「いま」この時代に演奏し、聴くという行為の重要性を感じますね。


残念ながら行くことは叶いませんが
この上なく「熱い!」演奏会になる予感がひしひしとします。
作品の魂を次代へ繋ぐ演奏会になることを願っております。