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大分旅行記 その4


ウイステリア打ち上げが終わった後、
Sさん、Mさんと合流し、飲みに。


「る●ぶ」を出して「別府の温泉ならどこがいいんだろう?」と
別府地元民のMさんに尋ねる。


「…う〜ん、この青い色の温泉は食事をしないと入れませんよ?」


そっかー、この泥湯と露天風呂も気になるんだけど。


「混浴の露天風呂だから・・・ちょっと・・・」


あー、なんかネットでも「ヘンな人が集まる」とか書いてあった!


すかさずSさん「ヘンなひとー♪」と私を指さす。ほっといて。
まあ浮力が強いという泥湯も気になるが
「ヘンな人」が集まりやすい日曜の露天風呂は避けよう。
混浴露天風呂に未練なんてない。ないったらない。



次の日の朝、大分駅に向かうとトイレもこんな感じだ。



さすが温泉県(笑)!




JRに乗り、
輝く海を見ながら別府へ。
行くまでは別府の温泉のことを何も知らずに
「駅周りに温泉が密集してるぐらいなんだろうな〜」
などと甘く思ってたらトンデモナイ。


入浴できる温泉湧出量としては世界一。
市内には100箇所を超える共同湯があり。
質は世界中にある11種類のうち、
放射能泉を除く10種類の泉質の温泉が湧いているってんだから驚きだ。


とても一日じゃ回り切れないので数を絞って行かなければ。


そんなわけで訪れた最初の温泉は竹瓦温泉。



明治12年(1879)創設、
現在の建物は昭和13年(1938)に建設という歴史ある温泉。
砂湯に入ることを告げて1000円を払う。
服を脱ぎ、浴衣に着替えて扉を開けると、
天井の高い建物の中に一面の砂!
最大8人が横になれるそうだ。
今日は私の貸切。


砂かけおばさんが「はい、そこ寝てくださいね」。
仰向けになると、おばさんがどんどん体に砂をかけていく。
砂が浴衣を通しじんわりと熱を伝えていく。
この砂の重みに指圧効果があるそうだが、さて。
…と思ってるうちに首から足まで全身に砂をかけられた。
砂の重みはけっこうあり、かなり力を入れないと脱出できないほど。


(この砂湯でミステリーってできないかな・・・。
 砂かけおばさんに扮した犯人が
 砂をかけて体の自由を奪ってから
 「ふふふ…、思い知れっ!」とか言って
 顔に砂をかけて窒息させてしまうとかなんとか)


心と体を癒すための温泉で全然癒されない妄想をする私。
こんなことを考えていると本当に「思い知れっ!」と
顔に砂をかけられる気がしてきたので
天井近くの窓を見る。
青い空に刷毛で描いたような白い雲が流れていく。
砂に全身埋まって雲を眺めている自分が面白い。


(ああ・・・自分は今、別府の温泉にいるんだなあ・・・)



15分ほどで砂湯は終了。
砂を洗い流し、温泉の方へ。
(コチラだけ入るなら100円。安いなあ)
おじいさんがひとり先客で。
湯はかなり熱いものの、
昼前の光が降り注ぐ浴場で湯に浸かるのは至福の一言。


なんでも別府では高齢者の温泉割引があるそうで。
(リタイアしたら別府に住むのもいいかもなあ・・・)
などと思ったり。





湯から出た後は休憩所でまったりと涼む。
置いてある別府の情報誌「beppu」を読みながら
別府の温泉や飲食店を頭に入れる。
過剰な情報量ではないセンスあるページづくり。




(つづきます)