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観客賞:室内部門 その1

 

 

 

今回の「あれやこれや:出張版」で
全精力を使い果たしたのか、
全国大会後から今日まで風邪をひくこと実に3回。
全国大会までの半年間は風邪で休んだこともなかったのに
このひと月で職場を3日も休んでしまいました…。

おまけにただいま年末で残業残業、休みナシの毎日。
連続10日間出勤の合間に
この原稿は書かれております…。



さて、大変長らくお待たせしました。
観客賞、室内部門の座談会です!


投票用紙とツイッターでの投票を併せた観客賞。

高松あなぶきホールでの室内部門の終演後、
高松の繁華街をうろつき、
やっと見つけたお店は生け簀がある高級そうな和食店。
エレベーターで上がり、広い座敷に通され、
「ここ、会計大丈夫なの?」などと不安になりながらも
北は北海道から南は沖縄まで
各地の合唱人が集まり宴会、座談会の開始です。



それでは観客賞:第5位からです。

 

 

 



第5位 マルベリー・クワイヤ

 

 

 

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課題曲(F1)が良かったですね!


そう、発声の基礎力が高いから
安心して聴けました。


安心、つまり安定感ですよね。
加えて柔らかさもありました。


このアルファあなぶきホールは
音程が合っていないと響かない、
基礎力が無い団体には厳しいホール。
それはごまかしが効かないということで…。


その点、基礎力が高いマルベリー・クワイヤさんの課題曲は
輝くように鳴っていて「へー!」と感心(笑)。


あと、男声アルト2人のうち、
リーゼントくんがカッコ良かった!


…それもう演奏の話じゃないよ!
(でも凄く盛り上がってました、リーゼント話 笑)


そのアルトに入った男声も
全く違和感無く溶け込んでいたのが凄い!(同意多数)


自由曲「Ave Regina caelorum」(Dante Andreo)
自分の所属している団体ではできない難易度だろうけど
カッコ良い曲だなあ~と。


うん、リズムの入れ子がカッコ良かった!


17人で14声部の曲って…
あなたたちはバカなの?(良い意味で!)


毎回どこから曲を探してくるんだろう?と感心しますね。

 

 

なにか、ほっこりさせて頂きました。


2曲目も凄く良い曲でした。(同意)



 


<文吾からひと言>

 

マルベリー・クワイヤさんの紹介記事です。
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2014/11/11/171405



マルベリー・クワイヤさんは室内部門、
最少の17人だったのですが
それを全く感じさせない発声技術の高さでしたね。
座談会でも触れられていたように
良くホールを鳴らしていました。

課題曲は明るく、輝くようなイメージ。
自由曲の1曲目「Ave Regina caelorum」は
難しい曲をサラリとこなす、これも技術の高さ。
2曲目「Mendian Gora(高い山で)」は
マルベリーさんには珍しく?
熱い想いがひしひしと伝わってくる演奏。
曲の力もあるのでしょうが、
その熱演にとても好感を持ちました。

演奏後、春子さんにお会いして
「Mendian Gora、熱い想いが伝わってとても良かったです!」
とお話ししたら

「いえ! サラソラ先生が指揮をされた時は
 もーっと気持ちが伝わる演奏だったんです!」と(笑)。

 

「Mendian Gora(高い山で)」はとても良い曲だったので

多くの合唱団に演奏して欲しい曲ですね。

こういう良曲を紹介していただけるのも

マルベリー・クワイヤさんという団体あってこそ!











第4位 Chorsal《コールサル

 

 

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課題曲G1は、
ぜんぱくさんが合唱団の中に入って
指揮をされていて一体感がありました!


スピード感があって軽やかさが出ていました。
それぞれの表情も良く出ていたし。


メリスマも良かった。
ただ歌っているんじゃなく意図が感じられて。


全体的な「キメ感」が凄く良かったです。


「キメ感?!」


ここでキメる、ここでキメる、という風に
決め所を押さえていた、という意味で(笑)。


なるほどね~。(同意)


若い団員が多い割には声がしっかりしていましたね。


自由曲は千原英喜先生「おらしょ」2番。

すばらしい!

 

 

ダイナミクスの使い方があの人数でも
ちゃんと練られていた。(同意多数)


少人数ではフォルテの上限はある程度決まってしまうので
ピアニッシモの表現をどうするかが問われますよね。
コールサルさんはその点が良く考えられていた印象です。


そのピアニッシモが良かった、絶妙!


そうそう!
最後のかくれキリシタン、見つかったら命が無い…
その緊張感がピアニッシモの表現に表れていた!


あそこまでのピアニッシモには勇気がいるよね!
乱れやすい所をキチッと決めていた。


表現が先にあってその為の技術がある…という感じ。


指揮に伝えたいことがたくさんあるのがわかって
見ていて面白かった。(良い意味で!笑)


熱い、熱い指揮でした!


 


<文吾からひと言>

 

コールサルさんの紹介記事(ぜんぱくさんへのインタビュー)。
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2014/11/08/202918



課題曲は単純な繰り返しでは無く
ひとつの曲の流れとしてメリハリ、ドラマがありましたね。
あと、男声のハモリの感覚が良かったと思うんですよ。
ひとつの旋律から離れ、またくっつく…というような
良い印象がありました。
(「ここで出会うよ、という感覚があった」と同意する声が)

 


自由曲のおらしょ2番はみなさんが語っていたように
最後のピアニッシモの緊張感!
さらにそれだけではなく、
全体的に技術が先走らず、
「表現のための技術」
「やりたいのはコレなんだな!」というのが
ひしひしと伝わる、実に気持ちの良い演奏でした。

次は6年ぶりなんかではなく、
すぐの全国大会で聴けそうな、伸び盛りの団体という印象です。

ぜんぱくさん、コールサルのみなさん、
また演奏を聴く機会を楽しみにしています!

 

 

 

観客賞:室内部門 その2 につづきます