8月23日に行われた全日本合唱コンクール静岡県大会。
棒振りさんこと田中豊輝先生が指揮する
静岡大学混声合唱団さんが演奏中にこんな出来事が…。
合唱コンクール静岡県大会、静大の演奏中、一番静かになる部分で会場前方座席から電話の大きな呼び出し音が…。採点に影響するかどうかはどうでもいい。出演者は必死で練習して、たった一度のステージに懸けている。お願いですから、音楽を聴く場では、携帯の電源を切ってください。
— 棒振り (@bouhuri) August 23, 2015
演奏中、客席で電話が鳴って、鳴り続けたまま、曲間に。抗議の意味で、電話が止まるまで次の曲に入らず待とうかと一瞬思いましたが、ふと「…あ、時間制限…」とコンクールだったことを思い出し、電話の鳴る中、仕方なく次の曲に入りました(~_~;)
— 棒振り (@bouhuri) August 23, 2015
・・・うわあ、お気の毒です!
しかしこの「演奏中の着信音」、
みなさんも何度か経験があると思いますが
なにか防止する良い方法はないものですかね?
と、ツイッター上で尋ねたところ
こんな方法が。
@bouhuri 若い世代の人には考えられない事ですが、本当に「電源の切り方を知らない」って人もいるんですよね(´・ω・`)前説で電源の切り方を実演した後、前後左右の観客同士で電源切ったか確認させあうってのが私が知る最強のやり方です(´・ω・`)
— 歌うコンシェルジュ (@utauconcierge) August 23, 2015
なるほど、年配の方には
そもそも電源を切る方法を知らない方が多いかも。
そして実際に電源が切られたかどうか周囲で確認するという。
良さそうな方法です。
さらにはこんなツイートも。
@kamabun 千葉の全国大会でスタッフがプレートを持って注意して回ってたのが好事例かもしれませんね。
— singet@次は春こん。…かな? (@cantate_singet) August 23, 2015
そうそう! これも良い例でしたね。
会場中、何人ものスタッフさんが
それぞれプレートを持って通路を歩き回り、
注意喚起しておられました。
文字だけではなく、
携帯にバツを書いたプレートなど、目立ちますよね。
参考までに
携帯電話禁止のポスター・テンプレート素材画像集~電源をお切り下さい~
http://matome.naver.jp/odai/2130326664785432101
(※無料ダウンロードができます)
このツイートに反応して下さった
合唱団イクトゥス指揮者:高橋先生から
@cantate_singet @kamabun 私は、その時会場係を務めました。パネルだけでなく、休憩中必ず言葉で(皆さんでppを楽しみましょう。マナーモードではなく電源を切って下さい。)と呼び掛けました。それでも切らない人もいたので、個々に声を掛けました。残念ながら。
— 高橋英男 (@hideomajin) August 23, 2015
2年前、千葉の全国大会での会場係を務められた
高橋先生のお言葉でした。
○複数人による携帯禁止パネルの掲示
○言葉による呼び掛け
○それでも電源を切らない個々人へのお願い
…そこまでやらないと難しいのか!というのが正直なところ。
でも、こういう方たちのお骨折りがあって、
演奏を楽しめるのですよね。
改めて感謝です。
携帯電話などの通信機能抑止装置が
設置されたホールを使用すれば
(アラーム音を除けば)
かなり問題は解決されるのですが、
その装置を新しく設置するためには
数百万円の費用がかかるという話があり
(※伝聞情報なので費用は正確ではありません)
無線局免許の取得と無線従事者が必要というのも
難しいところ。
演奏中の着信音、
アラーム音を全くゼロにするのは難しいですが
ゼロに近づけるため、
自身のマナーを大切にして
演奏を楽しみたいものですね。
ところで演奏中に着信音が鳴ってしまった
静岡大学混声合唱団さん。
それにもかかわらず、
見事に金賞を受賞し、関東大会へ進出されたとか。
おめでとうございます。
関東大会では携帯が鳴らないよう、
私も心から願いますね!
松下耕 携帯切らなきゃお仕置きよ! 2007 男声三重唱 - YouTube