東京都合唱連盟事務局長:三好草平さんの
携帯電話などへの呼びかけが凄い、との評判を目にし、
はたしてどういうものか・・・と思っていたら
ご本人が連続ツイートで披露してくださいました!
演奏会等で気になるノイズを少しでも防ぐために、
私が実践している前説のポイントやネタを
連続ツイートしたもののまとめです。
これは素晴らしい!
「笑いを混ぜる」、そして携帯電話以外の音への注意喚起、
そして「大事なのはコミュニケーション」!
いやあ、各支部大会、
そして来年の鳥取での全国大会には
ぜひ三好さんを招聘して
各部門の前にお話ししてもらいたいです。
どうか真面目にご検討ください>全日本合唱連盟さま
ところで話変わって
「携帯電話が鳴ることを前提にしている合唱曲」
というのが実在しているもので…。
南聡作曲「二つの合唱曲」の2曲目に
携帯の着信音を使う指定があるとTさんから情報が。
14年前の合唱団響さんの
ベルギー・南フランス演奏旅行レポートで
その旨が記されています。(TOKYO CHOIR KYOの項)
http://homepage3.nifty.com/choirkyo/omp/special/belgium2001/k-kara-con.htm
Mさんはその演奏に関して
携帯が突然鳴るのです。
聴衆は 誰が鳴らしたんだ!?
ちっ、って感じで周りを見るんですが、
鳴ってるのはなんとステージ上。
おもむろに携帯を取り出して応答します。
「もしもしー」(大受け)
すると他のパートからも携帯が鳴りだし…
おお、これは楽しそう(笑)。
他にも携帯音が鳴る合唱曲としては
2008年なにわコラリアーズ第14回演奏会の
「Ronde」という曲で
途中で団員が携帯を鳴らして
「あ、すんません続けてください」
と言いながら退場したり、
かなり面白かったです。
という記述がありました。
http://bata64.hatenablog.jp/entry/20080512/1210605732
これはFolke Rabe作曲の「Rondes」という曲と思われますが、
MIWO演奏会で私が聴いた時は携帯を鳴らしておらず、
ネット上の動画3つでも携帯を鳴らしてはいないので、
演出上の解釈の違いと思われます。
(※指揮者:伊東恵司さんの大胆解釈によるものだとか)
途中退場する人がいるのは共通しているよう。
10年前のMIWO演奏会での私の感想は
ラーベ作曲の『ロンデス』(Rondes)。
こ、この曲は説明が難しいな…。
図形楽譜も取り入れているというこの曲は、
演奏者の喧騒から始まり、
足を踏み鳴らす、ロングトーンで母音を変化。
吐き出す息がリズムを作ったり。
その他舌を出し入れ、唇をぶるぶる・・・。
人間が出せる音の見本市~!のような曲。
最後はMIWO団員さんそれぞれの電話番号と住所を絶叫!
(その住所で東京から参加の団員さんもいる、と後で話題に 笑)
あ、譜面台を奪い袖へ逃げちゃう男性なんて演出もあったり。
これも楽譜に指定されているのだとか。スゴイ曲ですねえー。
Folke Rabe作曲の「Rondes」、
「変わった合唱曲」の中でも
かなり上位に入ると個人的に思います。
この動画では携帯を鳴らしてはいませんが、
伊東さんに倣い、大胆解釈で鳴らしてみてはいかが?(笑)