読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今年最後の日に





みなさんお元気でしょうか?
私は・・・(と、気を持たせておいて)
観客賞の続きもUPしたいのですが、
今日は年末、今年最後の日にふさわしい、
他の人によるブログのご紹介です。

これは本当に楽しくて、凄い文章です。

(17)ベートーヴェン『第九』【連載】
田中泰延のエンタメ新党  企画 
街角のクリエイティブ 


始まりの悪ふざけと
散りばめられるギャグの連続に
不快を感じる人がいるかもしれませんが、
自分が第九のCDを100枚以上持ち、
1万人の第九に10年参加していたとしたら、
ここまで客観的に自身と音楽を見て、
そして精魂込めて
「伝える」ことができるだろうか? 
さらに後半、怒涛の大阪弁訳の凄み!
ぜひお読みください!

あと


合唱団員は寝るんですよ、
2楽章か3楽章で、ほんとに。
目は開いてたとしても意識はとぎれとぎれで。
首が、がくっとならないように、
4楽章でいきなり温めていない喉が
全力で走れるように、
たいていみんな飴を仕込んでいます。両頬に。
4楽章の始まる前に舐め終わるように。


…などというtardyさんの情報もあったり(笑)。
(寝ちゃうのは知ってたけど、
   両頬に飴玉は知らなかった!)



田中さんの文は第九という作品の凄さ、
それを生み出したベートーヴェンの凄さ、
さらには音楽に関わる人ぜんぶの、
その凄さを語ります。


音楽の世界に飛び込んで感動したことは、会う方会う方、ほんとうにすばらしいことです。純粋なものに近づこうとする姿、訓練だけが輝かせる人間の美しさ、音という消えて行くものに生涯を捧げる敬虔さ。音楽家は神と向き合っている、と僕は思います。
(「田中泰延のエンタメ新党」より)



今年1年、
自分は何も生み出さなかったとしても、
音楽する人たちへ、それにふさわしい、
敬意を持って接することができたか?
当然、音楽と演奏そのものに対しても。

…などと、ベッドに仰向けになり、
iPhoneをポチポチ押して文を綴っていると、
妙に内省的になってしまうのです。

え? ちゃんと座ってキーボードに向かえ?


・・・すいません、
そうしたいのは山々なんですが・・・。




f:id:bungo618:20151231075101j:image


先週の土曜日の夜、
札幌の帰省時に転倒してしまい、
右足首骨折という事態になりました。
火曜日にスクリューとプレートを
入れる手術をして、
木曜日のいまに至るまで、
65時間ずっとベッドの上です。

手術が成功したのは幸いですが、
1月末まで入院しなければならないそうで…。

耳が聞こえなくなっても傑作:第九を生み出した
ベートーヴェンと自分を比べるのは
おこがましいですが、
こんな状態でも、せめて年内にもう一回、
ブログを更新したいと思った次第。

長期入院の経験者である知人からは
こんな言葉をいただきました。


「全てを為すがままにするしかないのですよ。
   そしてそれを楽しむ事ですな!
   出来ない事を悔やむよりも
   出来る事を喜ぶ事…
   私が長期入院で学んだ事の1つです」





田中さんの文章にはこんな箇所もありました。



わたしたち合唱団は、この1年間の喜びを、いま生きている奇跡を、
あなたと向かい合っている意味を、この言葉に詰めて、矢のように、
手紙のように、紙飛行機のように、花束のように、届けたい。心からそう願っています。




iPhoneというデバイスを使ってですが、
みなさんの、そして私の
「いま生きている奇跡」を
共有することができるか?

それがいまの私の「出来る事を喜ぶこと」です。
今夜も200年前に生み出された第九が
テレビで放送されます。

今年1年の喜びと、
このブログを通して繋がった
みなさまへの感謝とともに、
ベッドの上の私と一緒に
観ていただければ嬉しいです。



Wem der große Wurf gelungen,
Eines Freundes Freund zu sein,
Wer ein holdes Weib errungen,
Mische seinen Jubel ein!

自分は幸せや、言えるやつおるやろ
こいつはマブダチや、いえるやつと出会えたやつ
この人と一緒に暮らしたい、いう人と巡り会えたやつ
その嬉しさをいっしょに祝おうや!




それではみなさん、良いお年を!