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観客賞スポットライト 室内部門 その1

合唱

 

 





全国大会コンクールのチケットは
郵便局受付印から11月4日(金)分まで有効ということで
期日を過ぎてしまったのですが

 

 



「当日券」を十分な枚数ご用意いたしますので、
当日会場でお買い求めください。


そういうわけで当日思い立って鳥取へ向かっても大丈夫!




 

 

 

 

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(私は既に購入していますが・・・)







さて、室内合唱部門は大学ユース部門終了後、
13:55から始まります。


観客賞室内部門の
投票方法は2つあります。
(必ず全団体を聴いてくださいね!)

 

 


1)ツイッターによる投票

投票方法:ご自分のツイッターアカウントで
ハッシュタグ 


#室内合唱16

を付けて
19日室内合唱の部終演(予定16:28)から
審査発表の17:15までに
良かった2団体を書いてツイート。


その際、各団体の後に感想を書いていただけると
とても嬉しいです。
1団体だけの投票でも結構ですよ。
(3団体以上を書かれると無効です。すみません・・・)

※昨年、ハッシュタグを間違えた方が
何人かいらっしゃいました。
1文字でも間違うと捕捉できないので
正確にお願いします!






ツイート投票の例:

 

●●室内合唱団 熱い演奏に燃えました!
コーロ▲▲ 密なアンサンブルと笑顔が良かったです。#室内合唱16

 

 



ツイッターアカウントを持っていない方は

2)メールによる投票

投票方法:メールアドレス
bungo0618*yahoo.co.jp
(↑ *を@に替えて下さい)
良かった2団体を書いて送って下さい。

件名は「観客賞」で。
締め切りの時間は
ツイッターでの投票と同じです。





それでは室内部門
最初の団体は・・・。

 

 




1.東京都・東京支部代表

杉並学院・菊華女声合唱団

(女声24名・2年連続出場・
 杉並学院・菊華混声合唱団としては
 64回大会以来4回目の出場)
(菊華アンサンブルとしては59回以来6回目の出場)
(※リンクは菊華アンサンブルHPのもの)



課題曲はF4 木のように(「悲しみの意味」から) 
(星野富弘 詩/なかにしあかね 曲)

自由曲はRihards Dubra作曲
「Ave Regina Caelorum II」
「Laudate Dominum」


美しい旋律が響く「Ave Regina Caelorum II」と
明るく弾むようなチャーミングさもある
「Laudate Dominum」の取り合わせ。



昨年の観客賞座談会では


混声の時もそうだったけど、
ああいうリズムを活かすスタイルが
合ってました!


発声技術、テクニックは凄くありますね。


女声で倍音が聴こえるまでの水準は
素晴らしい。


オーケストラサウンドみたいな・・・。


などとリズムを良く意識された演奏と
声ではなく「音」と
OG合唱団ならではの均質性と
他の声を聴く耳の良さが印象的でした。
「Laudate Dominum」のリズムに期待が高まります。
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2016/01/07/203747



あと指揮者の渕上貴美子先生の服装が
秘かに注目するポイントです!(笑)    



 

 

 

 

高校のOG合唱団が続きます。

 

 

 




2.宮崎県・九州支部代表

宮崎ピゼッロドルチェ・宮崎学園短期大

(女声24名・3年ぶりの出場・前回は同声部門・
 第60回大会から4回目の出場)



宮崎ピゼッロドルチェは2007年に
有川サチ子先生のもとに集った
宮崎女子高等学校、宮崎学園高等学校、
宮崎学園短期大学出身のメンバーを中心に
OG合唱団として結成されたそうです。

ピゼッロドルチェ(Pisello Dolce)とは
イタリア語でスイートピーという意味で
この花の名前をつけたのは
宮崎県がスイートピーの産地だからそう。


課題曲はF3 じいちゃん(「まどさんの詩によるみっつのうた」から) 
(まど・みちお 詩/松下 耕 曲)

自由曲は松下耕先生作曲
女声(同声)合唱のためのコンポジション 日本の民謡2より
「日向木晩唄」「三原ヤッサ節」。
中学生や高校生の間で盛んに演奏されている人気のこの2曲。

 

母体の一つである宮崎学園高等学校合唱団の演奏を
(自由曲は新実徳英先生の最近の作品)
先日の高松での全国大会で聴かせていただいたのですが
練られた発声と熱い表現、
そして何より有川サチ子先生の元気なお姿は健在でした。


ちなみに自由曲は2011年の出場時と同じ選曲。
また味わいを深めた演奏を聴かせていただけると思います。



 

 



今回のスポットライト!
コンクールなのにコンクールじゃない?!
毎回楽しいステージを繰り広げるこの団体です。

 

 

 

 

 

 




3.京都府・関西支部代表

アンサンブルVine

(混声24名・5年連続出場・57回大会以来12回目の出場)
(※上の団名リンクは伊東さんのHP
「~目をひらく 耳をすます つぶやく~」内のものです)



昨年の観客賞座談会では


自由曲の8分半を
一番上手く使っていたのはVineですよ。


(一同、うんうん)


プログラムが完璧でしたね。


課題曲G1も良くて、
特にアイコンタクトを使っていたのがね。


そうそう! 
アンサンブルをちゃんとやっていました!

 

 

どの曲も必死さが無く、
音、響きに「…カッケー!」
と声を漏らしてしまうほどの演奏という感想でした。
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2016/01/07/203747

 

 

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<Vine団員のふじもりさんへ話をお聞きしました>



まず課題曲がG1の「Che se tu se'il cor mio」なんだけど。
Vineの演奏するG1って毎回ユニークというか
「こう来るかぁ~!」と。
それでいて説得力がある不思議な音楽だよね。



「でも指揮者の伊東さんの指示はほとんど無いんですよ。
 ほぼ歌い手の自発的な歌から音楽は作られています。

 モンテヴェルディは最初はなかなか上手くいかなくて…。
 和音を決めるところと
 オペラティックに演じるところが歌い分けられなかった。
 直前の追い込みが凄かったですね」



全国大会でも更なる追い込みがあるんだろうね。
次は自由曲に。

最初はラウタヴァーラの「マラゲーニャ」
これ、女声は中学生も演奏したりするけど
混声はちょっと珍しいかな。
7月に亡くなられたラウタヴァーラ追悼の意も?



「それは偶然です(苦笑)。
 ガルシーア・ロルカの暗い詩に
 ラウタヴァーラの重厚な音楽。
 大事なのは、聴く者へ迫ってきて、スッといなくなる…
 そんな雰囲気にしたいなあ」



短い曲だけど強い印象を残す演奏にしたいと。
2曲目はChristopher Artley「O magnum mysterium」
これ、良い曲だよね~。
YouTubeで聴いたら頭の中でリピートして消えないんだよ!



「キャッチーな曲ですよね(笑)。
 本当にキリストの生誕を喜んでいるような
 綺麗で優しい音がします。
 ラウタヴァーラの暗い印象から
 この作品で救われる…優しく慰めてくれるような」



若くて純粋な音のVineに合っているよね。
そして最後のJukka Linkola「The Joiku」
2年前に女声合唱団ソレイユさんも演奏した曲だけど
混声版もあったんだね。



「委嘱したんですよ」



え?!



「編曲委嘱で関西コンクールが世界初演です。
 女声から混声への編曲ということで
 男声の厚みを積極的に取り入れたいというコンセプト。
 だから5度の重厚なハーモニーがあったり。
 あとLinkola氏はジャズピアニストなんで
 オシャレな和音の入れ方が上手くて
 そういうところも好きですね」



2曲目と3曲目の音楽の違いも劇的だよね。



「O magnum mysteriumの神秘的な空気から
 ラップランドの魔術師が登場するわけです(笑)。
 Vine得意の変声(へんごえ)にも注目してください!」



ヨイクだからこれまたVineお得意の演出にも期待したいね(笑)。
…しかし、3曲ともそれぞれ個性あるなあ。



「1曲目は短く印象的に。
 2曲目はしっとり。
 3曲目は楽しく。
 いつものVineの枠組みですが
 良いステージになるようがんばります!」



「Vineの世界」だよね~。
楽しみにしています。
ふじもりさんありがとう!

 

 

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Vine指揮者:伊東恵司さんのモットー
「コンクールにユーモアとリラックスを」

今年も実現して下さると確信しております。


 

 

 



次は初出場の団体です。

 

 

 

 




5.北海道・北海道支部代表

consono

(女声24名・初出場)

 

 

初出場おめでとうございます!
consonoさんはブログでの記述によると

 


北海道帯広三条高等学校合唱部の
OG/OBを主体として平成24年2月に発足した合唱団です。

団名のconsonoはラテン語で
共に響く、共に音を出すという意味があります。

 

だそうです。

 

帯広三条高と言えば北海道支部代表として
コンクールで優秀な成績を収めている団体。
たしか北海道代表、全国大会の高校の部で
初の金賞受賞はこの帯広三条高じゃなかったかな?

 

先日の高松の全国大会でも
鈴木輝昭先生の「女に 第2集」から
「ともに-……」を演奏されて
北の国らしい透明で凛としたソプラノと
音楽の自然な流れが印象に残っています。



課題曲はF3 じいちゃん(「まどさんの詩によるみっつのうた」から)
(まど・みちお 詩/松下 耕 曲)

自由曲は林望:詩、上田真樹:作曲
「夢の意味」より
「夢の意味」「夢の名残」。


自由曲に上田真樹先生の作品は珍しいですね!
課題曲を含め、
柔らかく優しい音楽の中、
生きることの真実を考えるテキストが光ります。

「夢の意味」、現役生の帯広三条高も
今年NHKコンクールで「夢の名残」を選曲されていて
NコンWebでブロックコンクールの演奏が聴けます。

http://www2.nhk.or.jp/ncon/on_the_web/2016/result.cgi?kind=3


高校生とはまた違った印象になるのでは。
初出場、団名の通り、
客席と「共に響く」ような演奏を期待しております。




 

 



室内部門、前半最後の団体です。







6.神奈川県・関東支部代表

マルベリー・チェンバークワイア

(混声17名・2年ぶりの出場・51回大会から12回目の出場)



基礎力の高さが素晴らしいマルベリー・チェンバークワイアさん。
2年前の全国大会では
バスクの作曲家Xabier Sarasola氏に委嘱された
「母なる大地Ama Zera Lur」を聴かせていただきました。

毎回、なかなか聴く機会の少ない曲を
選曲して下さることでも印象に残っている団体です。


今年の課題曲はG1 Che se tu se'il cor mio 
(Giovanni Battista Guarini 詩/Claudio Monteverdi 曲)

自由曲はオーストラリアの作曲家Stephen Leek
「Coonawrin」
フィリピンの作曲家Nilo B. Alcala II
「Kaisa Isa Niyan(たったひとつ)」


「Coonawrin」はアレグロのテンポでタイトルが何度も歌われ
グリッサンドを多用し、最後は静かに終わる印象的な曲。

「Kaisa Isa Niyan」は2010年に
マルベリー・チェンバークワイアさんが出場された時の演奏曲。


音楽監督:桑原春子先生の解説によると


詩はフィリピン南部の子供の数え唄。

作曲のAlcala氏はフィリピン・マドリガル・シンガーズの
元メンバーで、現在はアメリカで作曲の勉強をし、
多くの賞を受賞しています。
「たった一つ、たった二つ、たった三つ、
四は交互に働き、五は重すぎて邪魔、
六は音が大きすぎ、七は竜、八はひどく打ちつけ、
九は箱、十は引き出し」という数え唄は
フィリピン・マドリガル・シンガーズが
2007年にヨーロピアン・グランプリを受賞したときの演奏曲目

…とのこと。

ケチャを思わせる男声のリズムベースに
女声の旋律が響いた・・・と思ったら
多彩なボディパーカッションに叫びまで入る
非常にユーモラスな曲です。これは必聴必見!


どちらも演奏するとなると非常に難しい曲なのでしょうが
マルベリー・チェンバークワイアさんは
こういう曲をサラリとなんでもなく演奏してしまうのが凄い。

早めに休憩を・・・なんて思っちゃダメですよ!

 

 



(1日休んで明後日の室内部門後半に続きます)