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観客賞座談会:室内合唱の部 その2

合唱

 



観客賞室内合唱部門、同率第2位の2団体をご紹介します。

 

 

 



それでは第2位、最初の団体は。

 

 


アンサンブルVine

(※上の団名リンクは伊東さんのHP
「~目をひらく 耳をすます つぶやく~」内のものです)
(混声24名)

 

 

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自由曲1曲目の
ラウタヴァーラの「マラゲーニャ」
組曲の最後の曲なんですが
それを自由曲1曲目に演奏したのが面白かった(笑)。



いきなり最終回!って感じがしましたね(笑)。



私は2曲目の
クリストファー・アートリー「O magnum mysterium」
好きでした!



私も好きです!



Vineの世界観が1ミリもブレてないと感じて。
特にこの2曲目でそれが伝わってきましたね。



3曲目のユッカ・リンコラ「The Joiku」
編曲委嘱だそうですけど
「私たちってこういう団体なの、
 みなさん知ってますよね?」アピールかな?と(笑)。



観客の「Vineってこうあって欲しい」期待に
ちゃんと応えているよね。



その期待に演出も含めて裏切らない!



芸達者でしたよね~。



3曲通してVineならではのキラキラ感があるんですよね。



観客に、楽しさとかそういう感情を届けるのに
本当に優れている団体だと思います。



この3曲は自分の団体では絶対できないです!



え、なんで?



あんな体力無いから!



一同(笑)。



課題曲も含めてプログラムが
すべて考え抜かれて構成されているのは凄い。



他の多くの団体は課題曲は課題曲、
自由曲は自由曲と分けて考えている印象がありますね。



正直、混声合唱部門で
10番目ぐらいに演奏して欲しいですよね。
白熱した演奏が続いた時のお口直しとして(笑)。



それだとよどこんと争っちゃう!(笑)




《文吾の感想》

ラウタヴァーラはリズムの軽快さが光ります。
ソプラノが良かったアートリーは
ロングトーンの美しさが記憶に残りました。
そして歌いながら移動して
並び直したリンコラのヨイクはひとこと
「鮮やか!」とメモに(笑)。

それぞれタイプが違った曲を
個性を活かし歌い分ける技術、
演出が入っても寒くならない自然さなど
改めてVineの長所を認識するステージだったと思います。



投票用紙では


自由曲の世界観の一貫性。
やっぱりかっこいい!!

 

 

メールの感想では

 

 大好きです。

4曲とも全く違う雰囲気、
全て楽しませて頂きました!
聴いてる間ずっとワクワクしてました。

 


…という感想がありました。






 



そして同率の第2位

 

 



女声合唱団ソレイユ

 

http:// https://www.facebook.com/soleilsaga/


(女声24名)

 

 

 

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課題曲F2:ゾルターン・コダーイ「山の夜」

 



「こういう曲なんだ!」と納得ができた演奏でした。



ハーモニーでバランスを取って
音楽の移り変わりをちゃんと聴かせてくれましたね。



その音楽の移り変わりを歌い手さんも
ちゃんと理解しているのが良かった。



いつもより繊細な印象が…。



そう! 今までは「赤!青!黄!」と
キッパリ原色モードだったのが
今回は中間色っぽい音があって良かったです。



この曲は簡単そうに見えてすっごい難しい・・・。



一同 うん、難しいよね~などと同意。



実は、カシコイ人にしか歌いこなせないみたいな曲(笑)。



出たな「賢いソプラノ」(笑)。
でも同感です。
安易に手を出してはいけない曲だよね。



ソレイユは指揮者の樋口先生は当然、
歌い手さんも音楽と表現をちゃんと考えていたかな。






自由曲:ペトル・エベン「永遠の美容法」


ソレイユのために書かれた曲?と思うほど。
それぐらい難しい曲ですよね。
この曲、他の団体では歌えないんじゃ?



過去に高校生が何団体かやっていたな。



女子高生が美容法?!



おまえら化粧いらんだろ!(笑)



やっぱりこの曲は
大人の女性が歌うのが良いかと!
…いや、詩の内容だけじゃなく
若い頃の体と声を維持しつつ
大人になった人たちの・・・。



努力してキープしている…(ぼそっ)



それ以上いけない!(笑)



…すみません(笑)。
エレガントな女性の世界を見せてくれましたね。
今年のソレイユは大人の女性。
声だけじゃなく、心もね。



もうちょっと表現を濃く作ってもいいかなー。



いや、あれ以上濃く作ったら
聴く人によっては受け付けない人もいるんじゃない?



厚化粧はいけないってことですね!



一同(笑)。



そうよ!
化粧は濃すぎず。
それが美容法のポイント!



・・・おあとがよろしいようで(笑)。





《文吾の感想》

この座談会、
ソレイユ団員さんが読むのヤバくないですか?(笑)


課題曲は座談会でも触れられていたように
曲全体の構成、音色、そして歌い方が
指揮者の樋口先生、団員さんの双方で
よく考えられていた演奏だったと思います。

フォルテのゆたかな響きは今まで通りですが
今回はそれに加えて
ピアニッシモからの繊細なクレッシェンドが
表現の幅を広げていました。

自由曲はやはり難曲!
しかし1曲目はそそり立つ音の柱、エネルギーを感じさせ。
同時に細やかな音の軽・重の歌い分けがありました。
2曲目はリズムとフレーズの力感。
最終曲はピアニッシモとフォルテの歌い分け。
特にささやきかけるような歌い方が印象的でした。
そしてこれらをアタッカで一気に演奏してしまう!

今年の金賞1位という結果にも
「そりゃそうでしょ~」と思わせる
ソレイユさんの演奏でした!





投票用紙では

 

今回もきっちりした
そつのない演奏だったと思います。

 




あ、これは座談会メンバーが書いた感想か。
なになに?

 

自由曲、ソレイユさんの美しさの秘訣を
曲にしただけでは?!
というくらい説得力があったし、
大人の女性の自信と強さみたいなものを感じました。

 



…などという感想がありまし・・・ん?
2番目の感想に続きが。

 

 

 

※強さを「つよさ」と読みませんでした?
 ダメですよ、失礼です。
 「したたかさ」です。

 



…うるせぇ!(笑)





(室内合唱部門 その3に続きます)