観客賞座談会・混声合唱部門 その4

 

 



観客賞座談会・混声合唱部門、
8位以内に入らなかったものの
話題になった団体を出演順にご紹介します。

 

 

 

 

大分市民合唱団ウイステリア・コール

(44名)

 

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好きでした!


うん、凄い良かった。


新生ウイステリア…までいかないけど
後藤秀樹先生の指揮で新しさを感じました。


課題曲G1は明るく、そして切なさもあって
落ち着きもある音楽でした。


ソプラノが良かったんですよ。
メリスマが流麗で輝いていた!


自由曲が始まる前の後藤先生が…キュート(笑)。


一同(笑)。


自由曲のDaniel Elder「Ave Maria」
サウンドがクリアで静謐さもありましたね。


そうそう、サウンドが美しかった!
あと「Sancta Maria」という
頂点へ持って行く音楽の輝き!


2曲目のIvo Antognini「Canticum Novum」、
後藤先生のダンスが素敵でした(笑)。


九州大会はもっと凄かったんだよ(笑)。


あれ以上?!(笑)
リズムもノってたしドライブ感もあったね。
良かった。


全体にスタイリッシュな演奏という感じで。


なにか新しいことが始まる予感が感じられましたね。









合唱団ことのは
http://kotonoha.wiki.fc2.com/
(69名)


課題曲G4「まぶしい朝」はやはり言葉の扱いが良かったね。


さすが高嶋先生!
ひとつひとつ語感にこだわっていました。


そして自由曲の松本望先生「夜ノ祈リ」、
これ、まぶしい「朝」から「夜」という選曲…。


一同 そういえば!






Baum

(65名)


全体にクリアな音響で。


癒しの時間でしたね。










合唱団ユートライ

(27名)

 

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自由曲のIvo Antognini「Verbum caro factum est」、
雰囲気に温かさがあって良い感じでした。


同じ作曲家の「O Gloriosa Domina」
後半にダンスするような音楽が伝わってきて。


力任せじゃない、オシャレな演奏。


初出場だけど、この団体ならではの個性を
アピールできていたんじゃないかな。




 

 

 

 




岡崎混声合唱団


(70名)

 

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全体に安定感がさすがでしたね。


課題曲「子どもは……」は安定に加え
力強さも感じられました。


自由曲Krzysztof Penderecki作曲
「Иже херувимы(ケルビムの歌)」
男声の語りがとても説得力あって。


フォルテッシモのクラスター、
音の壁がドーンと出てきた!


クラスターからピアニッシモで
テノールが出る箇所があったでしょう。
あの繊細さが素晴らしかったな。


フォルテッシモで高い音域でも崩れない。
そういうところに技術の高さを感じました。


バスの「アリルイヤ」、
低音で重ねていくところ、ゾクソクと!


凄く短く感じた演奏でした。






 



混声合唱団うたうたい

(47名)

 


課題曲の「子どもは……」、
やはり高嶋先生だけあって
助詞にも気を配ってたね。


フレーズと語感の結び付きが良かった!


「ことのは」さんでは「まぶしい朝」で
高嶋先生の手によるG3、G4両方聴けて良かったです。


自由曲の信長先生「人さし指秘抄」
フレーズの始まりが良かった。


力感がフレーズにありましたね。


気怠い感じが出ていたね。
2曲目の「ヒスイ」も良い流れを作っていて。


繰り返しの曲だけど、工夫していましたね。
テノールの声の浮かせ方が良かったな。

 

 

 


ツイッター投票では


「ことのは」「うたうたい」
どちらも、あたたかい音楽でした。

 


…という感想がありました。

 

 

(観客賞・混声合唱部門最終回に続きます)