混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ第41回定期演奏会のお知らせ




昨年の全国大会では金賞2位と3年連続の金賞を受賞され、名古屋だけではなく、中部地方、いやいや全国にも名を轟かす実力団体となったグランツェさん。
第41回となる定期演奏会のお知らせです。
 
 
 
 
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ第41回定期演奏会
 
 
 
【日時】2019年3月3日(日) 開場16:00 開演17:00
 
 
【会場】愛知県芸術劇場コンサートホール
 
 
【チケット料金】全席自由 前売り1500円 当日2000円 
 
 
【連絡先】ticket.chorglanze@gmail.com まで氏名、ふりがな、お求め枚数、メールアドレスを記載の上ご連絡下さい。
 
 
【指揮者】
伊東恵司(指揮)
 
水戸見弥子(ピアノ)  小見山純一(ピアノ)  二口大学(演出)  広田ゆうみ(朗読)
 
 
【演奏曲目】
Ⅰ コンクール報告ステージ
課題曲 Ⅳ(G4)
自由曲 無伴奏混声合唱のための「廃墟から」より「絶え間なく流れてゆく」
指揮:伊東恵司(音楽監督) 伴奏:小見山純一
 
Ⅱ 混声合唱のための「八重山・宮古の三つの島唄」
指揮:谷敷優希
 
Ⅲ 混声合唱とピアノのための組曲「歌が生まれるとき」
指揮:谷敷優希 伴奏:小寺翔子
 
Ⅳ なかにしあかね委嘱初演作品「猫町物語」
指揮:伊東恵司 伴奏:水戸見弥子
 
 
 
 
この場を借りて、弊団の第41回定期演奏会の宣伝をさせていただきます。
 
今回の演奏会では目玉として、なかにしあかね先生とみなづきみのり先生の委嘱初演作品「猫町物語」をピアニストに水戸見弥子先生を迎え、演奏させていただきます。
演出家や朗読家の先生もお呼びして他のステージとはひと味もふた味も違った、ダンス有り、台詞有り、猫耳!?有りのステージをお送りする予定です。
私達がこの曲を通して描くのは、完全に除菌され管理された無機質な未来の社会ではなく、猫と人が共存する温かな社会、そして懸命に生きようとする小さな命です。
合唱の可能性に最大限に踏み込んだステージ、是非ご期待ください!
また、それ以外にも北海道にて演奏させていただいた曲を披露するコンクール報告ステージや、手拍子有り足踏み有りの学指揮ステージなど魅力盛りだくさんの演奏会です。
 
限りがある、というのは学生団の最大の魅力だと思っています。
限りがあるからこそ、仲間と共に歌えることが何より尊いものだと気付くことが出来ます。
まだまだ経験が浅く、拙い所もある私たちですがこの瞬間、このメンバーでしか歌うことの出来ない歌を求めて練習しています。
この一年間、目先の楽しいことや安易な道には目もくれず、良い音楽を求めてひたすらに活動してきました。
当日は121人の歌うたいが皆様に心より音楽をお届けします。
是非皆様、3月3日は名古屋にご来場下さい!
 

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私も観客賞に投票した自由曲の「絶え間なく流れてゆく」を含むコンクール報告ステージ。
凝縮した緊張感が続き、表現の幅広さと深さに感服した演奏でした。
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2018/12/06/205955

学生指揮者ステージでの「狩俣ぬくいちゃ」は3年前の手拍子足拍子を駆使した「湯かむり唄」が名演だったことから、きっとお得意なんじゃないかな。
そして最終ステージの「猫町物語」!
合唱曲に物語性と演出を付けたシアターピース作品は栗友会さんから広まりましたが、毎年のように作曲家へ委嘱されているグランツェさんの一連の作品もまた、演出を加えた合唱の新しい流れとして存在感を増しているようです。
テキストは第3ステージの「歌が生まれるとき」と同じ、みなづきみのり先生なのも注目ポイント!(笑)
「ひと味もふた味も違った、ダンス有り、台詞有り、猫耳!?有り」「合唱の可能性に最大限に踏み込んだステージ」ということから期待大ですね。

グランツェさんは昨年の全国大会、中部国際空港で搭乗予定の便が欠航となり、満足に眠ることも、しっかり練習をすることもできないまま、本番直前にホールへ到着されました。
詳しくは「全国大会あれこれ・前編」最後の「グランツェさんの全国大会」をどうぞ。

それでも不運を嘆かず、前向きに現実を変えていこうとする団員さんたちの姿に、心を動かされた方も多いのでは。
団長の安藤さんからの言葉。

「この瞬間、このメンバーでしか歌うことの出来ない歌を求めて練習しています」

まさにそんな歌が愛知県芸術劇場コンサートホールに鳴り響くことでしょう。
お近くの方も、そうではない方も、ぜひ!