アルプスでこぼこ合唱団

長坂道子「アルプスでこぼこ合唱団」読了。 アルプスでこぼこ合唱団 作者:長坂 道子 KADOKAWA Amazon ピアノの経験はあるものの、合唱はほぼ初めての61年生まれの著者が、スイスで20人ほどのアマチュア混声合唱団へ入団する体験記。他民族・多文化のスイス、…

小説「金木犀とメテオラ」

安壇美緒「金木犀とメテオラ」を読みました。北海道の中高一貫女子校、成績優秀な少女2人。ひとりは東京の裕福な家庭で育ちピアノはコンクール上位入賞、もうひとりは地元出身の誰もが振り返る超美少女。2人の、友達にも明かせないそれぞれの絶望。反目し合…

東京混声合唱団特別演奏会~田中信昭と共に~感想

東京混声合唱団特別演奏会~田中信昭と共に~ 東混オールスターズ

幡野広志さんの北海道旅行

幡野広志さんと言えば血液がん患者の写真家。余命を告げられてからの言葉、著作に惹かれて、追いかけています。毎週月曜更新の人生相談「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」 今週のも深く心に響くものでした。 昨年9月に記された「北海道の旅。」。幡野…

ワセグリ38年ぶりの「炎える母」

2年前の2018年、早稲田大学グリークラブ(以下ワセグリと略)が初演された宗左近詩、荻久保和明先生作曲の「炎える母」がワセグリでは38年ぶりに再演されました。その動画が今年の3月に公開。 第66回定期演奏会(2018年)の第4ステージにて演奏しました男声合…

別役実さん亡くなられる

劇作家の別役実さんが亡くなられたそうです。 一人娘でイラストレーターのべつやくれいさんもこのようなツイートを。 pic.twitter.com/iQbRqF2bYr — べつやく れい (@betsuyaku) 2020年3月10日 べつやくれいさんがお父さんを語ったデイリーポータルZの回。「…

「声が世界を抱きしめます」感想

「声が世界を抱きしめます」 谷川俊太郎 詩・音楽・合唱を語る 谷川俊太郎 (著), 中地雅之 (編集) 声が世界を抱きしめます 谷川俊太郎 詩・音楽・合唱を語る 作者: 谷川俊太郎,中地雅之 出版社/メーカー: 東京学芸大学出版会 発売日: 2018/12/19 メディア: …

小説「そして、バトンは渡された」とひとつの朝

瀬尾まいこさん「そして、バトンは渡された」で合唱曲「ひとつの朝」などが扱われていると聞き、読んでみました。調べてみたらこの小説、山本周五郎賞の候補になり、ダヴィンチ5月号の「絶対はずさない!プラチナ本」に選ばれ、書評誌:本の雑誌の「上半期ベ…

お勧め本:佐藤多佳子「明るい夜に出かけて」

青春小説には縁遠くなった年齢ですが「蜜蜂と遠雷」以来、素晴らしい作品に出逢いました。佐藤多佳子「明るい夜に出かけて」 http://www.shinchosha.co.jp/book/419004/ 第30回 山本周五郎賞受賞作品

合唱3話題

関東旅行の記録も中断しているのですが合唱の話題を3つほど。●お江戸コラリアーずが中高生を招待昨年も「合唱する学生さんとつながりを持つこと」という記事を書いたのですが、今年も。http://bungo618.hatenablog.com/entry/2016/06/25/152309 今年もやり…

「この世界の片隅に」旅行:呉へ 最終回

翌朝、二日酔いもなくホテルをチェックアウト。朝食は呉の百年食堂である森田食堂へ。(1913年創業当時は旅館として、 現在は食堂として三代続いている)

「この世界の片隅に」旅行:呉へ その2

呉冷麺を食べた後は「大和ミュージアム」へ。

立花隆「武満徹・音楽創造への旅」

立花隆「武満徹・音楽創造への旅 」を読みました。 武満徹・音楽創造への旅 作者: 立花隆 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/02/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る とても内容が濃く深い上に781ページの厚さがあるのでこの夏少しずつ…

小説「ヒトリコ」

「合唱」を主軸にした小説を読みました。小学5年生のとき金魚を殺したという濡れ衣を着せられ、それ以来孤立し、みんなに属さない「ヒトリコ」となった日都子(ひとこ)。時が進み「みんなで」を押し付けられる中学校でのクラス合唱のサブ伴奏者に選ばれる…

コンクールと吹奏楽作品2題

あまりにも周囲の評判が良いので、観てしまいました、最後まで。「響け! ユーフォニアム」 TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト 燦き、高らかに鳴り響く管楽器たち。期待を胸に、主人公・久美子は北宇治高校の門をくぐる。しかし、登校初日の入学式…

ハーモニー夏号:穂村氏&清水氏の対談が面白い!

ハーモニー誌夏号が届きました。 会報ハーモニーのページ 穂村弘氏と清水敬一氏の対談がムチャクチャ面白い!ネットで文章を書き始めた頃、現代短歌にハマり、桝野浩一氏と穂村弘氏の本を読みこんだ自分としてはとても嬉しく、興味深い対談でありました。清…

山本文緒「なぎさ」

山本文緒さんの「なぎさ」という小説を読みました。 なぎさ (単行本) 作者: 山本文緒 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2013/10/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る

昨年読んで良かったノンフィクションなどベスト10 最終回

今回は第3位から第1位まで。

昨年読んで良かったノンフィクションなどベスト10 その2

今回は第7位から4位まで。

昨年読んで良かったノンフィクションなどベスト10 その1

今回は第10位から8位まで。

昨年読んで良かったエッセイ

今回は昨年読んで良かったエッセイ集2冊を。

昨年読んで良かった小説

昨年に読んだ本の中で良かったものを記していこうかと。 今回は小説。 ・・・でも、小説をほとんど読めない年でした。 海外作品もエンターテイメントを何冊か読んだけど ピンと来るものには出会えず。そんなわけで印象に残った邦人作家の3作品です。

夏休みです

一足早く夏休みに入りました。 職場の関係で主な国民の祝日を年末や夏に回すので 比較的長い夏休みなのですが・・・。 まだ読んでいない、いただいた料理本、 図書館で借りたり購入した小説やら ノンフィクションやらコラムやらマンガやら写真集がこんなに・…

いとうせいこう「想像ラジオ」。

いとうせいこうさんの「想像ラジオ」という本を読みました。 想像ラジオ作者: いとうせいこう出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/03/02メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (45件) を見る

今ふたたび「青木まりこ現象」

本の雑誌という月刊の書評誌?本にまつわるエンタメ雑誌?を 20年以上愛読しているのですが本の雑誌362号作者: 本の雑誌編集部出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2013/07/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る

大分旅行記 その2

ホテルにチェックインし、ホテル内の天然温泉を楽しんだ後、 大分市内の観光がてら目的地へ。 実は「磯崎新の『都庁』」という本を読んで以来、磯崎新の「都庁」―戦後日本最大のコンペ作者: 平松剛出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/06/10メディア: 単…

「必ず役立つ合唱の本」

清水敬一先生監修の「必ず役立つ合唱の本」。 必ず役立つ合唱の本作者: 清水敬一出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア発売日: 2013/01/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る この本、発声の基礎や演奏会のタイムテーブル、 合唱名曲…

2012年に読んだノンフィクションベスト10(3位〜)

第3位 沢木耕太郎「凍」 凍 (新潮文庫)作者: 沢木耕太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/28メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 48回この商品を含むブログ (62件) を見る 中国・ネパール国境の山:ギャチュンカン。 標高7,952mの難峰に 山野井泰史・…

2012年に読んだノンフィクションベスト10(7位〜)

ノンフィクション(エッセイ・インタビューなど含む)の 「2012年に読んだベスト10」。 今回は7位から4位まで。

2012年に読んだノンフィクションベスト10(〜8位)

ノンフィクション(エッセイやインタビュー含む)の 「2012年に読んだベスト10」を紹介。