「コンクール出場団体あれやこれや:出張版」 その3

なんだかブログ同士で交換日記をしているような感覚になってますが
ぜんぱくさんの


>「あれやこれや」を書くのは大変じゃない、んですって。



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エエゼンゼンタイヘンナンカジャナイデスヨ?



・・・と宙を見る。
取材も、せっかく聞いたお話を活かせるのもあったり
まったく活かせないのもあったりでたいへーん。
その話はお酒飲んだ時にしましょうね!と言いたくなる話とか(笑)。
でも、実際行動されている方々のお話は
やっぱり重みがあって力がありますね。感謝!


さあ、一般Aの部、最後の3団体です。
女声合唱団が続きますよ。



九州支部代表 佐賀県
女声合唱団ソレイユ (女声25人)


指揮者の樋口久子先生は
全国大会にも出場した佐賀女子高合唱部でも指揮をされていました。
佐賀女子、モロッコの作曲家モーリス・オアナの
アフリカ的な曲を演出付きで演奏して面白かったんですよ。
ソレイユは、その佐賀女子OGと
かつて樋口先生が教鞭をとっていた
鍋島中合唱部のOGが中心となって結成されたのかな?
創団が今年で3年目となる比較的若い合唱団。
それでも一昨年は全国金賞、昨年も銀賞と堂々の成績を残されています。


声は明るく素直な発声で、見た目と同じ若々しい印象。
課題曲は佐賀女子と同じF2のシューマン
高校生はピアノを使っていましたが今回は無伴奏。
基本は同じでも、どんな違いを聞かせてくれるのか。
佐賀女子ではアフリカ的な曲を選んだ樋口先生ですが
今回のコスティアイネンの3曲、それぞれの違いも楽しみです。




北海道支部代表
ローズクオーツ アンサンブル (女声23人)


初出場おめでとうございます!
ローズクオーツ アンサンブルは札幌の名門合唱部、
真栄中学校のOGか、そちらを母体にした合唱団のようです。
(「札幌真栄中」で検索し動画を開いてその上手さにビビった 笑)
指揮者の三沢真由美先生は全国に知られていますね。


自由曲は全日本の課題曲にもなった高嶋みどり先生の「贈物」、
松下耕先生の「日向木挽歌」の2曲。
「贈物」は過去に真栄中も演奏したので
現役時代に歌った人がいるかも?


北海道大会を聴いた知人の感想は
とても今年結成したばかりとは思えない隙のない演奏で
発声やテクニックは一般Aの中でもずば抜けていたように思ったそうです。


若い団員さんも多いようなのに凄いですね〜。
北海道支部のコンクール大賞とも言える全日本理事長賞も受賞。
私の興味としては超中学校級の演奏が
一般団体に混じるとどんな印象になるのか。
そしてあまり中学生は演奏しないであろう
F1のモラレスをどんな風に演奏してくれるのか。


団名のローズクォーツについて調べたら
薔薇石英、紅水晶という名前でも知られ
宝石言葉は恋愛・優しさ・情緒・繊細・愛情・美・調和、なんですか。


団名に(おそらく)込められた思いが、
演奏に充分表れればいいな!と願っています。




関東支部代表 静岡県
浜松ラヴィアンクール (女声10人)



出ました、ラヴィアンクール!
またもや10人ですよじゅうにん!!
これは今年の全日本のコンクール全国大会へ出場する
中学・高校・大学・職場・一般、全ての部門の中で
最少人数での出演なんです。


この人数だけでも凄いのに、
なかなかのアンサンブルを聴かせるのがこれまたニクイ。
課題曲F2のシューマン、そして自由曲が
早めのテンポでリズミカルな「春は来ぬ」と
子を想う母の情をしっとりと歌い上げる「歌」。
同じ木下牧子先生の曲でも対照的な2つの作品を
どう歌い分けてくれるか楽しみです。


…いや〜、毎回この団体について書くと、
人数について書いちゃうけど、
やっぱり10人で全国大会って凄いと思うんだよなあ・・・。





さて、これで一般Aの部の紹介は終わり!
明日から一般Bの部の紹介です。
やっぱり平日になるとペースが落ちちゃうけど
・・・はたして終わるのかな・・・。