コンクール出場団体あれやこれや:出張版 その6


一般部門Bグループは22日の日曜日、
13時半から開始されます。


職場の部、一般Bの部前半に出場される方は
↓ のファイターズパレードの情報、
よくお読みになって下さいね。





最初の団体は・・・











中部支部代表・三重県
ヴォーカルアンサンブル《EST》
(混声39人・3年連続の出場)



ちょっとちょっと!いきなりESTの出番ですか!?


…う〜ん、何と言うか・・・。



昨年は小田原少年少女が最初の団体で
「お口直しのシャーベットを最初に食べる」
ようなもの、と書いたけど、
今回のESTは
フルコースで軽い前菜が最初に出ると思ったら









牛フィレステーキフォアグラ乗せトリュフソース(ロッシーニ風)



…がいきなり出てきたようなものじゃないですか!
みなさん、今回の一般Bも遅刻厳禁ですよ!!


今年のESTの選曲は課題曲G1のジェズアルド。
そして自由曲は・・・


「Eros d'etinaxe moi phrenas(エロースがわたしの心を襲い来て)」
(「詞華抄」より)(作曲:鈴木輝昭)
「合唱のためのコンポジション第10番 オンゴー・オーニからII」
(作曲:間宮芳生)


へえ〜、「詞華抄」は1994年。
さらに「オンゴー・オーニ」は1981年発表の曲。
私の勝手な印象では、
EST は海外の現代曲、
もしくは邦人の最新現代曲を演奏する、
というイメージがあったのですが
評価が以前から高い、これら2曲の邦人名曲を“今”、
EST がコンクールで演奏するのは何故でしょう?


EST 代表、H.NODAさんにお聞きしました。

 G1は、私達《EST》が
ルネサンス音楽を原点として創団した団であるので、
できるだけこのジャンルから選曲するようにしています。
特に今年はジェズアルドなので、
迷うことなくG1を選びました。
もちろん大人数のBグループでルネサンス曲をやることに
批判はあると思うし、本来一パート一人の音楽だとは思います。
しかし39人の人数でもジェズアルドのおもしろさが
表現できることを、示したいと思っています。


 自由曲の選曲は今年はほんとうに迷いました。
ご指摘のように例年は海外の素晴らしい現代曲を紹介したり、
最新の邦人現代曲の素晴らしさをアピールするため、
選曲する場合が多いのですが、
今年はそういった内容に該当する曲がなく、
選曲に苦労しました。
鈴木輝昭先生の「詞華抄」を選んだのは、
実は今年と来年の2年間で、
鈴木輝昭先生の「混声合唱作品集」のCDを
ESTの演奏で制作する計画が進んでおり、
その中に「詞華抄」が含まれていたからです。
CDには「詞華抄」「リリケ・アモローゼ」「原体剣舞連」
「斉太郎節考」が収録される予定です。


 「詞華抄」は作曲されて時間はたっていますが、
鈴木先生の代表作で海外に紹介されるべき
日本の名曲だと思っています。
今年5月フランスでの
「フロリレージュ国際合唱コンクール」の際にも演奏し、
聴衆から大きな拍手をいただきました。
実は、「詞華抄」IIはESTが初めて全国コンクールに出場した
2001年の郡山大会で、
一度自由曲として演奏しているのですが、
全く賞を取れませんでした。
そのリベンジの意味もあるかもしれません。


 「オンゴー・オーニ」は、
フランスのコンクールのグランプリ・ファイナルの際に、
ピアノ伴奏付きの曲を1曲入れなければならない規定があり、
苦し紛れに選曲したものです。
しかし、フランスのすべてのコンクールを通して、
聴衆に最もうけたのが実はこの曲でした。
「こんな前衛的な曲がフランス人にどう思われるのだろう」
と心配していた我々の思いがいい意味で裏切られたわけです。
確かに古い曲ではありますが、
コンクールではあまり取り上げられていない曲なので、
全国の皆さんにぜひ聞いていただきたいと思い、選曲しました。


なるほど、鈴木輝昭先生のCDのためもあるんですか。
確かに混声合唱曲として「詞華抄」は
鈴木先生の代表曲と言っても過言では無いですね。
それと「オンゴー・オーニ」がフランス人に受けるとは(笑)。
日本の伝承音楽と、北欧民謡がクロスしたとも言われるこの作品。
私も久しぶりに聴くので楽しみです。


さらに全国大会への意気込みは、という問いには。

 私どもはBグループではありますが、
Aグループがめざすような
室内楽的な緻密な演奏をめざしています。
A・Bの違いは本来人数ではなく、
めざす音楽で区別すべきと考えるからです。
目標は「皆さんにコンサートのように
心から楽しんでいただける演奏」です。


 実は北海道の全国コンクールへの出場は、
私と指揮者向井の学生時代以来なのです。
1978年の第31回函館大会の時、
三重大学合唱団の私が団長、
向井が指揮者として参加しており、
それから31年ぶりの北海道です。(年がばれますが。)
31年前は函館の市民体育館の仮設ステージで、
音響的にも最悪でしたが、
今年のKitaraの音響は素晴らしいそうですね。
楽しみにしております。


向井先生と大学時代からの付き合いなんですか!凄いですね〜。
それでは最後の締めの言葉をお願いします。

 今年は演奏順が一番です
ということは、
他の団体の演奏がたくさん聞けるということです。
本当に楽しみにしています。
全国コンクールには1977年の第30回大会以来毎年必ず
(途中3回だけ抜けていますが。)聞きに行っていますが、
2001年から全国大会に出場する側になって、
練習や本番等で聞ける団体が少なくなり、
寂しく思っていました。
今年は演奏と同時に一生懸命聞きたいと思っています。


H.NODAさん、ありがとうございました!


出番が最初だと他の団体がかなり聴けますからね。
それにしても30年以上
ほとんど聴き続けられているとはこれまた凄い。



ESTは昨年も書きましたが
失礼ながらどこかに洗練されない荒々しさ、
馴らされない心を残している合唱団だと感じます。
みなさんご存じのように、大変高度な技術を持つ団体なので
「詞華抄」も素晴らしい演奏を期待してしまうのですが、
その「馴らされない心」が課題曲のジェズアルドや
オンゴー・オーニの本質と通じるような気がしてなりません。


ESTが歌う意志の中に、
そうした馴らされない心が大事な原動力として含まれているような。



・・・そうすると、ESTはフルコースのメインはメインでも
柔らかい牛フィレ肉などではなく
野性味溢れる鴨や猪などのジビエかもしれませんね。



それでは
「コンサートのように心から楽しんでいただける演奏」、
期待しています!





九州支部代表・大分県
大分市民合唱団ウイステリア・コール
(混声34人・2年連続の出場)



今年から長年コンクールの指揮をされていた
飯倉貞子先生が降り、
猿渡健司先生が指揮をされるとか。


飯倉先生も演奏会は指揮をされるという話ですし、
猿渡先生も長年演奏会では指揮をされ、
イトウ・キネン・シンガーズ指揮者として
全国大会に何度も出場し、
その音楽性の確かさは証明されて来たので
不安は無いと言えば無いのですが・・・少し寂しさを感じますね。


課題曲はG1:ジェズアルド、
自由曲は「Mass from Two Worlds」から「Kyrie」「Gloria」。
アルゼンチンの新進作曲家Ariel Quintanaの作品。
映画音楽のような現代的な感覚があるピアノ伴奏付きの美しい曲です。
このコンクールとしては2年前に東京の混声合唱団鈴優会が演奏し
ウイステリアとは「kyrie」だけがかぶっていますね。



九州大会を聴いた知人の話では
「猿渡先生でもウイステリアのサウンドや音楽は変わっていなかった」
ということなので、
スマートで知的な引き算の音楽は健在かと思われます。
新しい指揮者の
新生:ウイステリアの演奏を楽しみにしています。



さて、9年前の札幌大会にも
大分ウイステリア・コールは出場していました。
課題曲はG1:Kyrie(Guillaume Dufay)
自由曲は混声合唱のための「おらしょ」
〜カクレキリシタン3つの歌〜からII <第2楽章> でした。







さて、男声合唱がなんと3団体も続きますよ。



四国支部代表・香川県
グリークラブ香川
(男声46人・14年ぶりの出場)


1988年創立の合唱団。
コンクールには毎年出場していたのでは無い様です。


課題曲はM2の「Hymn」(Sibelius)
自由曲は男声合唱のための「どちりなきりしたん」から
「IV 」「 V エピローグ:アヴェ・ヴェルム・コルプス」
(作曲:千原英喜)


2001年の混声版がオリジナルのこの曲は
「おらしょ –カクレキリシタン3つの歌」の
姉妹編として作曲されたものです。


四国大会を聴かれた方の話では


「男声の良さを生かした安定感があり
しっかりした印象のなつかしい響きの演奏だった」


ということです。
HPを見ると作曲者の千原英喜先生も指導に訪れているようで。
久しぶりの全国出場、私も聴くのは初めてなので楽しみです。





東京支部代表
創価学会しなの合唱団
(男声78人・3年連続の出場)



課題曲はグリークラブ香川と同じM2のシベリウス
自由曲は・・・これも同じ千原英喜先生作曲!
ただ、曲の雰囲気がずいぶん違いますね。


男声合唱のための「リグ・ヴェーダ《宇宙創造の賛歌》」から
「宇宙開闢の賛歌」。



作曲者の言葉によると
ラヴェルの『ボレロ』、あれの合唱版みたいなもの。
 どんどんクレッシェンドしていくド迫力音楽です(笑)」
(ハーモニー誌 2002年秋号より)



東京都大会を聴かれた方の感想は

どういう世界を描きたいのか伝わってきたし
あれだけ会場を鳴らせた団は無かった


とのことです。
昨年の「日本が見えない!」のように押しまくる
「ド迫力音楽」なのでしょうか?
27歳という一般の部では一番若い指揮者:笠置英史先生の
なんだかアヤしい雰囲気(失礼)も含め、
ブログでの一言メッセージが・・・スゲーなあ)



・・・いろいろと楽しみにしています。





男声合唱連続3団体、トリをつとめるのは



東京支部代表
合唱団お江戸コラリアーず
(男声57人・初出場)



初出場おめでとうございます!
なんと11回目の挑戦にして掴んだ全国大会。
喜びもひとしおだったことでしょう。


指揮者は山脇卓也先生。
Web交換日記相手によると
東京支部代表の東京純心女子大学音楽部の指揮者もされていて
しかもこちらは結成して1年も経っていない団体。
さらに団員数が9人!
合唱をマンガやドラマにしたいクリエイターは
いますぐ純心女子大か山脇先生へ取材に行くべし!(笑)



課題曲は・・・これまたM2のシベリウス
男声3団体すべてシベリウス
団の個性がわかりやすいと言うか審査しやすいだろうなあと言うか
1団体ぐらい「オーボエの雲」聴きたかったなあ、と言うか。


自由曲はこの団体の信長貴富先生への委嘱曲である
「ラグビイ」。


こちらのリンクで詩を書かれた竹中郁氏の生涯と
詩:「ラグビイ」の冒頭を紹介しています。

オネゲールの管弦楽曲「ラグビー」に想を得た
実験的シネ・ポエムは、現代詩の歴史の中の一頂点といわれる

音楽は「お江戸」の演奏会広告から引用すると

これぞKing of 信長作品
お江戸にしかできない3パート×4群=12パートによる、
音の三次元的合唱。
会場を右から左へ音が流れていきます。そして倍音の嵐。
必聴です。お江戸でしか聴けません!


・・・なんだか凄そうな曲です。


東京支部大会での演奏を聴いた方の感想によると

お江戸さんは、なにコラ風の柔らかいトーンと
グリー風の張った声を上手く使い分け、
課題曲・自由曲を演奏していました。
特に「ラグビイ」は並びも課題曲と大きく変え
4群の合唱で曲のおもしろさを出していました。
パーカッションも入り、完成度も高く聞き入ってしまいました。


へえ、パーカッションまで入るのか。ますます凄そう。


お江戸コラリアーずは過去に東京支部大会で演奏を聴きましたが
知的で洗練されたその音楽が強く印象に残っています。
「私たちの宝物」とまで呼ぶ委嘱曲の「ラグビイ」を引っさげ
11年に及ぶ全国大会への想いをぶつけて下さい!



さて、おえコラ団員いとー。くんから
「ラグビイ」に関して貴重な資料を送っていただいたので
こちらに転載します。面白いですよ〜。


まずはラグビイが収録された
CDに信長先生が寄稿してくれたライナーノーツです。

                            1. +

ライナーノーツ(信長貴富
 日本では混声や女声に比べて男声合唱団の数が極端に少ないため、必然的に男声合唱曲を作曲する機会も限られてくる。一方私の場合に限って言えば、約10年前に《うたうべき詩》と《新しい歌》という2つの男声合唱組曲を発表して以来、縁が縁を呼ぶような格好で多くの男声合唱作品を書かせていただいてきた。私の中にあったステレオタイプな男声合唱のイメージを払拭してくれるような優秀な男声合唱団や合唱指揮者が、この10年間で沢山登場し、活躍を始めたということとも関係している。


 合唱団お江戸コラリアーずはここ数年連続して拙作を取り上げてくださっており、2007年には拙作だけを集めたコンサートを催してくださるなど、嬉しい協働が続いている。その一端がこのディスクに収められている。鈍重さと無縁な彼らの音色は常に澄明であり、これまでに見たことのない男声合唱の風景を見せてくれる。
 《ラグビイ》は上記で触れた2007年のコンサート「信長貴富作品展〜いろとりどりのうた〜」のために作曲したものである。作詩の竹中郁(1904〜1982)はパリ留学の経験から、モダニズムに傾倒した詩風を持つ一方で、後半生を児童文学育成の仕事に捧げ、子どもたちに向けた詩も相当数残している。《ラグビイ》は前者にカテゴライズされる詩。副題には「アルチュウル・オネガ作曲」と書かれている。竹中がパリ留学中に聴いた《交響的断章第2番》(オネゲル作曲)の印象をもとに書いた詩であるという。


 言葉によって与えられる映像的連想は、あたかもCGにおけるモーフィングのようにメタモルフォーゼを繰り返す。それらは多声部による綾となり、また時に奇怪なモチーフの反復または変容となって音像化されている。音像の蓄積の結果として、聴き手の意識に高揚感、既視感あるいは郷愁をもたらすことを作曲上のねらいとしている。途中、ハイハット・シンバルが時を刻むように奏され、やがて声の洪水を撹拌するかのように脈動し、絶頂を迎える。

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そしてお江戸コラリアーず「ラグビイ」初演の
パンフレットに掲載した座談会の原稿プログラム!


座談会「信長貴富先生 『ラグビイ』について語る」
今回の信長貴富先生の作品展に際して、合唱団お江戸コラリアーずでは新作の委嘱しました。先生から頂いた曲は『ラグビイ』。完成を記念して、先生にこの作品についてインタビューを行ってきました。


■編成にビックリ!!


――― 初めて楽譜を見た時に編成に驚きました。テノール・バリトン・ベースの4群編成は見たことがありませんでした。男声合唱というと、トップ・セカンド・バリトン・ベースの編成がスタンダードだと思うのですが、そこを敢えてこの編成にしたのは何故でしょうか?


信長先生:これはかなり悩んだんだけど、4群の4パートだと音が厚くなりすぎるからね。3群の4パートというのも良いかと思ったけど、どうすれば一番効果が出るか、演奏がやりやすいかを考え抜いた末に、この編成に行き着きました。


――― これだけパートがあるわりには、音が思ったよりも少ないですね。


信長先生:自分の他の作品、例えば「Voice」なんかだと、瞬間瞬間の響きを複雑に変化させていたけれど、「ラグビイ」では音はそんなに複雑にはせずに、全体で響きを聴くとすっきりとした感じに聞こえるように仕上げています。パートとパートで音が重なりあう部分もあるね。


――― 冒頭からして音が群を越えて伝わっていったりしていますが、これはどのような配置で演奏されるのが良いと思われますか?


信長先生:楽譜に書いてある通り、4群を順番に並べて、その中でテノール・バリトン・ベースに分かれるのがいいんじゃないでしょうか?あちらこちらから違った音色が聞こえて来たり、同じ和音があっちからこっちに遷移していって、パノラマ的な効果が得られると面白いね。ただ、こればっかりはやってみないと分からない訳だけど。


――― いやー、ちゃんとした効果が出せるかが不安ですね。頑張らないと。


信長先生:お江戸コラリアーずも最近人が増えているみたいだから、この編成でも大丈夫だと思った。また、お江戸の団員は一人一人が「自分はこう!」というポリシーというか、キャラクターを持っていると思ったから、そんな個性を全て生かせるんじゃないかということもあるね。後、一人一人の責任が重くなると、練習にちゃんと来るかな、なんて思ったりして(笑)。


――― (一同笑)うーん。そこまで考えてくれていましたか…。やられましたね。




■曲の中身に踏み込んで…


――― さて、今回のテーマをお聞かせ願います。


信長先生:他のステージで旋律を聞かせる曲を演奏するから、それ以外のことをやるというのがまず念頭にあったね。斬新さというものを出したかった。パルスが刻まれていって、その中で様々なことが起こって行く。そして、それが徐々に変化していくという器楽で取られる技法を合唱の中で試してみようと思った。


――― 場面が次々に変化していくという意味では、使われているテキストも同じですね。


信長先生:そうだね。この詩は時間を切り取って、その中で風景を説明していくという技法が取られているけど、自分がやろうとしていることと、詩の内容が見事に一致したのですよ。この詩だったら表現出来ると思いました。また、この詩自体が書かれた当時としては非常に新しくて、前衛精神に富んでいる。新しい扉を開こうという精神にね。この点も斬新さを出すという意味では、自分の意図に合っていたのだと思う。但し、使わなかった部分も思いの他多かったね。詩の後半は多くの部分を省略している。


――― その代わり、詩には書かれていない言葉もありますね。「ドロップキック」とか…。


信長先生:ああそれはね。リズムを創り出すが為に入れているのですよ。


――― この曲で伝えたいものはあるのでしょうか?


信長先生:今回は喜怒哀楽を伝えたい訳ではありません。言葉を使っているけど、感情とは無関係。但し、言葉を完全に分解してはいない。タイトルもとても具体的だね。現代作曲家で、言葉から完全に離れてしまう人がいる。古典の言葉を、日本語から離れるという技法を使う人もいる。これって、色々な音を引き出す為にやっているのだけれど、自分としては言葉のまとまりを崩さずに、現代的な音の感覚と、言葉とを結びつけようとしたかった。
確かに喜怒哀楽とは関係ないんだけど、聞いている人がワクワクしてくれれば良いと思っている。


――― 確かに、スポーツを観戦しているような、高揚感や爽快感を感じます。タイトルの『ラグビイ』そのものが、頭の中にイメージとして浮かんでくるような音楽ですね。



以上がインタビューになりますが、淡々とお話される中にも、作品に対する情熱がひしひしと伝わってくるようでした。先生のお気持ちを受けて、我々も良い演奏をしなければと改めて感じました。信長先生、お忙しい所、本当にありがとうございました。



場所:東京うどん天神@湯島





(続きます)