本もいっぱい読んだんですが
マンガもけっこうまとめて読んだ夏休みでした。
雑誌連載中に読んでいたんですが
単行本でまとめて読んだら改めて良さを感じた作品はこちら。
 (モーニングKC) COPPERS [カッパーズ](1) (モーニングKC)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Rt8D7fS0L._SL160_.jpg)
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: コミック
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 (モーニングKC) COPPERS [カッパーズ](2) (モーニングKC)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gn2KZh2eL._SL160_.jpg)
- 作者: オノ・ナツメ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: コミック
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NY市警を舞台にした群像マンガ。
ジンクスを持つ副署長カッツェル、有能な警部補ヴォス、
新米女性巡査モーリーン、内気な内勤巡査ハウスマン。
などなど、個性豊かな登場人物にそれぞれスポットを当て
1話完結でドラマを作る。
その物語がまた巧い。
1巻の「立派な警官」では
ESU(緊急出動部隊)を目指す若い巡査アーロンとペアの
ベテラン巡査タイラーの関係を描く。
アーロンに「反面教師」とまで思われるだらしないタイラーへの視線が
徐々に変わっていく様子。
そして余韻あるラスト、とまったく巧い!
こういう
「特定のキャラクターが主人公じゃなく、
各キャラにスポットを当てる形式」
って海外ドラマではよくあるけれど
マンガではほとんど見ないような。
やはりストーリーの分かりやすさ、
その世界へのとっつきやすさに繋がらないからだろうか。
(「LAロー 7人の弁護士」を見たくなりました。DVD出ないかな…)
これぞまさしく「大人の鑑賞に耐えうる」マンガだと思います。
「ER」などアメリカのそういうタイプのドラマが好きな方は、是非。