全国大会あれこれ最終回・くさかさんからのメール


来年の全国大会は2013年11月23日・24日に
千葉県文化会館で開催されます。
来年度の課題曲も発表になりましたね。
http://www.jcanet.or.jp/Public/meikyoku/meikyoku-index.htm
合唱団の活動も次年度へ
動き出している団体も多いのではないでしょうか。



さて、この全国大会あれこれの最後を締めくくるに
11月24日土曜日の午前10時に送られてきた
大分市民合唱団ウイステリア・コール団員であり、
アンジェルス児童合唱団助手のくさかさんからのメールを
ご本人の許可を得て転載させて頂きます。


ここまでの賞賛のお言葉は大変照れくさく
いつもなら載せることはないのですが、
コンクール出場団体あれやこれや:出張版2012最終回で書いた
http://d.hatena.ne.jp/bungo618/20121121/1353501157
「歌う人は誰に向けて歌っているのか…?」という意の文章を
本当の意味で完結させ、
大きな円環にしていただけると思い、載せることにしました。


富山オーバードホールのロビーで人待ちの時、
iPhoneでくさかさんのこのメールを読み、
ひとり立ち、こみ上げる涙を堪えていました。
くさかさん、ありがとうございました。私も
私に、そして将来のこどもたちへ書き続けます。




* * * * * * * * * * * * * *


みんなでサンダーバードに乗りました。
7歳から79歳まで、みんな元気です。
これから起こること、
することがわかっているのかいないのか、
楽しそう、かわいい子どもたちです。


出演団体のご紹介、お疲れさまでした。
スタイル、選曲、歴史がそれぞれあって、
みんな合唱が大好きなんだな…


紹介のあとの、ぶんごさんのメッセージに感動しました。
涙が出ました。
目が覚めました…


そう、
誰のために歌うのか、
誰に歌うのか、
伝えたいのか


アンジェルスの子どもたちは、
ウイステリアの演奏会の時に、
必ず一列目で聞くようになっています。
ポリフォニーのステージも、現代の作品も、
おりこうさんに聞きます。
もちろん、ステージの上からは
「くさかせんせい」がにらんで!いますから。
ポピュラーステージでは、大笑いをし、喜びます。


演奏会が終わると、
「○○ちゃんの(アンジェルスOB)のソロがよかった」
「くさかせんせいと、飯倉先生がおもしろかった!」と、
ロビーにいつまでもいます。
ちいさいくみの時から憧れていたOBの姿を追っています。


そして今回の合同ステージ
どんな思いで歌っているんだろう
どれだけ幸せだと感じているんだろう
でも、きっと、飯倉先生の音楽のなかにいて、
きっと、心と身体に何かが残っていくのだと思います。


「またいつか ここに帰ってくるのかな」
「そうだといいね」
「いいね」


ウミガメの最後の部分です。


おおきくなって、また、「ここに」
どこかの「ここに」
帰ってきてくれると思います。


では、ステージからお会いします。


私に、将来のこどもたちに歌います。



アンジェルス児童合唱団 助手 くさかのりこ