観客賞:室内部門 その1

 
 
さて、投票用紙とツイッターでの投票を併せて
約30票が集まった観客賞。
千葉県文化会館での室内部門の終演後、
千葉駅から近い居酒屋へ場所を移し、
北海道から東北、関東、中国、四国、九州、
沖縄まで各地の合唱人が集まり、
宴会の開始です!
 
 
 

この観客賞座談会、あれやこれや:出張版の続きとして
MODOKI指揮者:山本啓之さんと
私、文吾が全面に出ている編集となっていますが、
もちろん他の方たちも会話に参加していました。
発言者が書かれていないのは私の発言なのですが
今回はそれに別の方の発言も混じっています。
居酒屋の喧騒のため、発言者の特定が難しいのと、
発言者の名前を記してしまうと、
その発言者みんなに内容を確認してもらわなければならず、
非常に面倒くさ・・・


さぁはじめましょう! 
室内合唱部門観客賞。
同率6位のこの団体からです!!

 

《ウィステリア アンサンブル》
 
 

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山本 この団体の声、良いよね。


いいですよね~、やっぱり。


山本 その声の良さが観客賞につながっているんじゃないかな。


同意する意見の後、
「どんどん声が大人になってきている」
「昨年より、また成熟した感じがあった」などの声が。


山本 昔と比べると発声を直線的ではなく、
   回すような発声にしているのも大人の印象になるのかな。


ウィステリアは16人と室内部門で最少人数ですね。


山本 それにしては声や響きに厚みがあったね。


一人一人の発声が優れているのでは?
キレイな和音が鳴っていた印象があります。


ここで北海道の方から
「昔の大谷短大輪声会の流れを受け継ぐ発声、
 という印象で懐かしかったです」とも。
 
他には歌に歌詞をきっちりハメていくのが上手い。
日本語の扱いがどんどん慣れてきている!など。

あと、信長貴富先生の自由曲が面白く、流行しそう。
さすが信長ブランド!(笑)との声もありました。


指揮の藤岡直美先生に演奏終了後、
お会いすることができたのでお話を伺うと
「北海道支部大会でかなり厳しい意見をいただいて
 一から作り直し」をされたそうです。
そういう真面目な努力も演奏に力を与えているのかも。
あ、藤岡先生、このブログを見られているそうです。
連絡先を教えていただきたいので、
よろしかったら一度、私までメールを送って下さい!
bungo0618*yahoo.co.jp ←*を@に替えてお願いします。




次も同率6位の団体です。
 
 
 
 

《女声合唱団「歌姫」》
 
 

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尻上がりに良くなって行きましたね!


山本 そう! 自由曲良かったね~。


「自由曲2曲目の『薔薇』が良い曲」という言葉が
あちこちから飛び出します。
「語り口が良くて、泣きながら聴いてました!」なんて声も。


山本 銀賞というのも納得できるほどの良い演奏やったね。


やっぱり自分たちが愛する曲というのが大きかったのでは。


山本 この曲を歌いたいんや!
   というのが全面に出ていた。
   それはやっぱりかけがえのない、大事な事やね。



みなさんが仰るように特に自由曲の「薔薇」が表現意欲満点で
眼前にまでどんどん迫ってくるような意志を感じました。
 
そしてユース部門に出場した
金城学院グリーさんと「薔薇」が重なっていたため、
「金城グリーの団員さんがもっと大人になって
 いろいろ人生経験を積んだら
 歌姫さんのような演奏になるのでは…」
「大人な演奏、だけど可愛げもある歌姫さんは『大人カワイイ』!」
…なんて声もありましたよ(笑)。

歌姫さんは初の銀賞!
おめでとうございます。
 
 
 
 
 
(室内部門:同率4位へ続きます)