観客賞座談会・室内合唱の部 最終回

 

 

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水島コンビナート ©岡山県観光連盟






観客賞・室内合唱部門で第4位内に入らなかったものの、印象的な演奏をされた団体の感想を出演順に記しています。



4からの感想はこちらへ。

 

 

 



女声アンサンブルTONICA

https://mobile.twitter.com/TONICA_ishikawa
(女声12名)

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C 指揮の稲垣先生の衣装が
 素敵でございました!


AB文(笑)


B 稲垣先生、白河先生、
 どちらもシュッとした
 イケメンでね!



 視覚情報も伝えてくれる
  座談会参加者のみなさんが
  大好きです(笑)。
  課題曲F1 
  O sacrum convivium、
  曲のイメージが豊かでしたね。
  輝かしく感じられて。


B 12人だったんですけど
 人数以上の声の大きさ!


C あの人数で4声を
 あんなにバランス良く。
 なかなか出来ないですよ。


 パートソリで
  とても良い歌があって。


C 金沢市立西南部中学のOGさん、
 中学時代は三善先生の童声作品、
 「のら犬ドジ」などを
 レパートリーにしていたから
 この課題曲はある意味挑戦。
 勉強になったんじゃないかな。


A 大人になって
 こういう作品を演奏する……
 とても良いことですよね。


文 自由曲1曲目:三善晃
  「あげます」は?


A 表現意欲が
 とても感じられました。


C 「あげます」は
 団員さんの今の気持ちが
 等身大で出せる、
 良い選曲でした。
 中学校の時は中学生的に
 キラキラした声だったんだけど
 今回は声を練って前に出す、
 ちょっと大人になった印象で
 嬉しかったな。


 「あげます」は
  ファーストキスが題材でしょう。
  お姉さん方はわりあい
  明るめに演奏するんだけど、
  TONICAさんは意図しているのか
  「はじめて」という言葉に
  緊張感があって(笑)。


B 初々しい!(笑)


C 自由曲2曲目の三善晃
 「月の光 その二」
 三善先生の童声作品に
 取り組んだ子たちが
 次に演奏するのには
 ベストな曲だと思ったな。


 最後の
  「森の中では死んだ子が」から
  団員さんの気持ちが入った歌が
  とても好ましかったです。



メール、ツイッターの感想です。


OG合唱団らしい統一された若々しい響き。
すっきりしたサウンド。


歌声から優しさがにじみ出てて心掴まれた…
今まで知らない団だったけど、一気に好きになった…
演奏会とか聴いてみたい…


TONICAさんは、共感度の高い音楽だと感じました。
自分たちのメッセージとして曲を歌われているのが印象的でした。






La Mer

https://twitter.com/lamerchorus
(女声15名)

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A 課題曲F3 夜来香、
 前の団体がTONICAさんと
 いうこともあるけど 
 「大人の声」という印象。


 大人なんだけど
  クセが無く、素直な。
  でもにじみ出る大人の魅力。


B 声に明るさがありましたよね。
 その明るさが映える箇所が
 いくつもあって。


文 自由曲:三善晃
  「淡いものに」は?


A 物憂げな感じが
 良く出ていました。


 そういう
  メランコリーな雰囲気が
  曲の本質と合っていて。


C 「淡いものに」は
 母体の浦和第一女子高校が
 田尻先生時代と
 La Merさんの指揮者、
 大竹先生時代の両方で
 自由曲に取り上げていて。


 田尻明規先生の
  浦和第一女子!
  なつかしい!(笑)


C 当時歌った方も
 いらっしゃるのかな?と
 思いながら聴いてました。


 団員さんによると
  「この曲は大竹先生、
   桑子先生が、
   1996年に浦和一女時代
   初めてタッグを組んだ曲です」
  ……とのことで、
  当時の生徒さんも
  今回のステージに
  いらっしゃったそうですよ。

 

B まじめに、誠実に、
 音楽へ向かっているのが
 好印象でしたね。



メール、ツイッターの感想です。



艶やかな大人の音色。
自由曲は情感たっぷり。


La Merさんは高い音・低い音にもたっぷりとした輝きがあって、個人の高い技術を感じる演奏でした。






ウィスティリア アンサンブル

https://twitter.com/wisteria_japan
(女声10名)


C 10名で課題曲F1、
 O sacrum convivium!
 この人数でポリフォニーは
 フレーズを長く
 取らなきゃいけないから
 とても苦労したと思いますよ。


文 自由曲:Petr Eben
  「Medicamina sempiterna
  (永遠の美容法)」より
  「1」「2」「4」
  ガラリと声を変えて
  別団体みたいでしたね!


B アルトが良かったです。
 ところどころ男声っぽい
 音色も出して、
 演奏の幅を広げていました。


C 文吾さんの
 ブログ記事にあったけど
 「全国大会に出るんだ!」という
 強い想いが演奏にも感じられてね。



B 支部大会は藤岡先生が
 修学旅行の引率が重なって
 指揮なしだったそうですね。

 


C その経験があったからか
 自発的に歌おうとしているのが
 感じ取れました。


 人数は今大会で最少ながら
  表現として
  色々やろうとしているのが
  伝わってくる演奏でした。



メール、ツイッターの感想です。


F1の出だしは硬すぎたが途中かららしい響きになっていった。
自由曲の発音が良い。


ウィステリアアンサンブルさんは、室内合唱ならではの良さが光る演奏だと思いました。
音のぶつかりに緊張感があって素敵でした。



(同声合唱部門で印象的だった団体の感想に続きます)