四日市ふれあい牧場(四日市市)
提供:三重フォトギャラリー
今回から混声合唱部門の座談会を。
それでは第6位!
福岡県・九州支部代表
https://twitter.com/utautai_choir
(混声45名)
文 うたうたいさんが
課題曲G1演奏するのが凄く意外で!
A でも極端に良くなかったですか、このG1?!
BC文 うん、良かった良かった、など同意の声
A あと全員がマスクしていたんですけど。
よく聞く
「マスクをしていないようだ」じゃなく
「マスクがあることをサウンド作りに
活かしている」と
勝手に思ったんですよ!
直線的に出そうなのを丸める、
結果的にG1には理想の音色になっていたと。
C 安心して聴けましたよね。
文 曲にふさわしい雰囲気を醸し、
まとまっていたと思います。
自由曲:三善晃
「戦いの日日」「かどで」は?
A やっぱり大人の説得力ですよね。
今の時代に高嶋先生がこの曲を
選ばれるのもよくわかりましたし。
B 選曲としてもうたうたいさんに
ハマっていましたね。
「戦いの日日」のソロは
みなさん味があって。
文 ソロも重要な作品ですよね。
B そこに様々な感情を聴け、
音楽が凄く深まった!
テノールのNさんのこのソロは
前にも聴いたことがあるけど、
より表現が深まっていて上手でした。
文 うんうん「俺の手は」、
世界が広がってぐっと
引き寄せられた気がしたものね。
C 一般合唱団らしい団体だなと
前から思っていて。
高嶋先生を慕い、
福岡だけでは無く少し遠方からも集まって。
以前は女声がやや散漫な印象もあったけど
最近はとてもまとまって上手くなってきた。
文 年々、基礎力が上がっている気が。
C そうそう。
今回も曲の構造をわかって歌っている
気がしました。
文 自由曲2曲の歌い分けもしっかり。
「かどで」はゆったりしたテンポから
あたたかさも伝わってきました。
メール、ツイッターの感想です。
歌はことば、【歌う】ということがすごく伝わる演奏。
多く続く平和への歌の始まり。
指揮者の言葉に思いを乗せ届ける合唱の真骨頂。
三善の持つ内面の咀嚼表現に泣きました。
やっぱり日本語の歌が聴きたい。
サウンドが充実していて、6声の自由曲も破綻なく言葉のニュアンスを大事にしながら演奏していた
定番作品で全体の見通しがもちやすかったのもありそう
コロナ禍以前から爆発的に上達していたのと、課題曲自由曲とも自信持って言葉をはっきり歌われていたので
G1は美しく清潔感のあるハーモニー
正統派と言った印象
戦いの日日「やめて」かどで「さようなら」この2つの言葉の中にある、場面ごとの様々な想いを見事に歌い分ける。
メンズウィードとは違う視点での平和への詩を見事に表現
ブラボー
高嶋先生のポリフォニー!丁寧な歌い方。浮かび上がる音が心地よい。リズムがもう少しほしい所も。
自由曲、あたくしごときが何か言える曲でもなし、ただただ楽しませてもらいました。壮年期以降の声と人生経験のなせる演奏。
続けて第5位!
北海道・北海道支部代表
(混声55名)
A 良かったです!
がんばりましたね。
銀賞行けるかもと思ったんだけどな。
文 そうそう、銀かな?って思ったよね。
課題曲「草原の別れ」は
爽やかで明るく、
作為的では無い自然な印象なんだけど
実は細やかに作られている、と言うのが
非常に面白くてね。
C メモに「牧歌的」と書いていて。
良い意味で訥々・・・割とシンプルに
歌っていると思ったんですね。
A 北海道支部大会を聴いた人の感想では
だいぶテンポを揺らしていたそうなんですね。
それで審査員の相澤直人先生が、
これはガウジュさんに
言ったのかは分からないんですけど
「シンプルな曲は最終的には
シンプルに演奏しなければならない」
BC文 あ~~。
A 「シンプルな曲は指揮者や合唱団が
いじくり回したくなる。
取り組む段階ではそれでも良いけど、
最後にもう一回シンプルに戻す必要がある。
ペペロンチーノのコンテストに
海老や別の食材を入れたくなるのは分かるけど
最後はシンプルに戻さなければなりません」
B 曲中の細かいニュアンスが
いくつも感じられたんですよ。
ちょっとの違いなんだけど
とても納得する箇所がありました。
文 自由曲:三善晃
「私が歌う理由」「沈黙の名」は?
A 第一声、出た瞬間に平田先生の音
「平田サウンド」だな、と。
安心して聴ける。
C サウンド・・・「平田サウンド」であり
ちゃんと三善晃の音になっていましたね。
文 それは絶対そう!
C 三善先生が人の声で想像していた音を
実現しているな、と思った。
文 1曲目は軽やかなリズムが
心地良かったですね。
男声も優れていた。
A ガウジュさんの女声は
以前は高校を卒業したばかりの子が多く
ベテランの男声と
乖離するイメージがあったけど
今回はソプラノも大人っぽくなり
ひとつの合唱団として聞こえましたね。
文 課題曲と自由曲の2曲、
細やかな工夫を凝らしているのだけど、
自然に心地良く聞こえる。
これは素晴らしいガウジュさんの個性。
また近いうちに聴いてみたいですね。
B 以前より大人っぽくなっても、
爽やかさは失っていなくて
とても好感が持てました。
もっと聴きたいと思わせる
声と演奏でした。
メール、ツイッターの感想です。
爽やかさと若々しさ
G3 の入りから、世界観が広がってきて、一番良い G3 でした。
エネルギッシュなサウンド、多彩な表現力がドストライクでした。
G3は昨日の、みなまたとは違った等身大の思いを爽やかに歌い上げる。
数多く歌われた名曲を流れるように歌いながらも丁寧に言葉を紡ぐ好演
爽やかなG3めちゃよかった
自分が今までに聞いたG3の演奏の中で1番好き
GOUGEさんの三善晃、良かったです。全曲聴きたい
音場の広がりが良い
歌い手の作品への共感と自発性が感じられる
自由曲1曲目は11年前の札幌北の演奏が好きなのでニコニコしながら聴いてた
若く爽やかなハーモニー
各声部同士のバランスが抜群。
特にfから< >する幅が非常に広いのに叫ばず本当に美しい音色
G3 爽やかな歌声でいい意味の切なさもしっかり歌い上げる。
地球へのバラードはこれ以上ないほど真正面から正攻法で丁寧に仕上げてるなと感動しきり。
何だか歌う前から「大家族」感があって、課題曲は歌い始めても暖かくて、曲が大事にされてるなぁと幸せな気持ちに
自由曲は往年の名曲。何と清潔な演奏か!よく見ると若い人ばかりだった。本来好きな演奏なのに味ある合唱を聴きすぎてやや淡白に感じてしまう。でも好みです!
あ、この、THE GOUGEの音楽のタイプ好きだわ。
ものすごく洗練されているかと言われるとそうでないかもしれない。でももはやそんなことどうでも良いグッとくる演奏だなぁ。
温かくて最高。好き。
THE GOUGE、ブラーボ!
「草原の別れ」、驚いたのは楽譜に書いている通りにやって、音楽にあまり思いを込めず演奏する。
だから平田先生の思っていらっしゃる「別れ」というのは変にベタベタしたものでは無く、変にアッサリするものでは無く、「……じゃ」っていうさりげないのが平田先生の別れなのかな、と。
執着があまりないのが逆に愛を感じてしまって。
「また会えるよね」も入っているし「おまえのことを大事に思っている」も入っている。
あの演奏には実に感銘を受けました。
練習ではあれこれやっていた上で、本番の演奏ではさりげない、そこに価値があるんだと思います。