観客賞座談会・大学ユースの部 その4

2016年佐賀バルーンフェスタ

 

前回は混声合唱部門第1位、観客大賞を受賞されたCANTUS ANIMAEさんについてお話ししていました。

 

観客賞・大学ユース部門は早稲田大学女声合唱団さんが第1位を獲得しました。

今回から大学ユース部門で印象に残った団体の感想を出演順に。

 

 

九大混声合唱団(混声78名)

文 課題曲G4「不思議」

 勢いと明るさがありました。

 

 

A パワフル!(笑)

 

 

C 47名のわせじょさんから人数が増して。

 さらに人数以上の迫力を感じましたね。

 

 

B 3年前の九州大会のホールでもあるから

 ホールの響きも把握して

 無理せず鳴らしていたんじゃないかな。

 

 

 41小節からの「だれにも」から

 力強い訴えが心に響きました。

 自由曲の田畠祐一「恋の色彩」から

 「Ⅲ.-もっと直接的な方法で-」は?

 

 

B とても共感を込めて

 力感豊かに歌っていて。

 課題曲もそうだったけど、

 よく言われる「等身大」という言葉が

 やはり九大さんにはふさわしい。

 

 

 まさにその通り。

 しかし、なんというか……

 「元気がいい」!

 

 

ABC (笑)

 

 

B 九州ですから!

 

 

 それで済んじゃうんだ(笑)

 元気だけじゃなく、

 子音の出し方を工夫すると

 他の感情やニュアンスまで伝わるから、

 多層的な表現になるんじゃないかな。

 

 

B いや、それは

 “角を矯めて牛を殺す”だよ。

 元気と勢いが看板の団体に、

 子音とか言い出すと

 別の団体になりそうで怖い(笑)

 

 

 なるほど、共感できる曲を

 力強く訴えかける!

 その意志がビンビン来たのは

 良かったですね。

 ホールに世界が

 広がっていく感がありました。

 

 

B 自分は「良く歌ってるなぁ~」と

 感心しましたよ。

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

優しく明るい発声でしみじみと聴ける

生の音圧すごいことになってるんだろうなぁ…

 

課題曲、丁寧で爽やかに仕上がってて好感がもてます。

男声が紳士だね。

自由曲、最後列狭そうだな??

「恋の色彩」やっぱりかっこいい

 

九大も大人数を生かした特に自由曲の壮大な曲展開が好きだった

 

言葉がよく語られていた。

 

ダイナミクス 強弱が伝わってきました。

訴えるものを感じました。

 

 

愛媛大学合唱団(混声26名)

 

C 学指揮さんに拍手!

 

 

AB文 (口々にエライ!凄い!など)

 

 

B 大学ユース部門で

 唯一の学生指揮者だったよね。

 コロナ明けから

 なかなか人数が増えなかったけど

 今日の演奏は澄んだ響きがまっすぐ通って。

 課題曲G4「不思議」の醸し出す世界は

 これくらいのスケール感が

 いちばんしっくり来るなと。

 

 

A 小さいアンサンブルが

 いくつもある感じ。

 

 

B そうそう。

 あれくらいの人数で歌うのが

 ふさわしい作品だと納得。

 

 

C 並びがバラバラだったのも

 そういう良いアンサンブルへの

 意識があったのだと思います。

 

 

A 都留文さん、わせじょさん、九大さんと

 人数も多く、大人っぽい団体が続いて。

 そして愛媛大さん……「若いな?」(笑)

 

 

C 1、2年生が多いんですよね。

 

 

A なるほどねえ。

 素朴な感じが微笑ましくて。

 

 

B 高校生っぽい感じがしたけど。

 でも声の響きは好き。

 四国の人って

 他の地域と声と響きが違うよね。

 

 

 九州とは

 また違った明るさがありますよね。

 すっと心に入っていく音楽。

 詩から強弱のニュアンスを汲んで

 演奏にちゃんと反映してたね。

 自由曲は松下耕「狩俣ぬくいちゃ」、

 遠くから近づいてくる、

 音の遠近法が感じられて良かったな。

 

 

B ところどころヒヤヒヤしたんだけど(笑)

 途中のゆったりしたところから

 綺麗にハーモニーが決まり始め、

 テンポアップしてどんどん良くなって。

 クレッシェンドから

 勢いを持ったラストは本当に素晴しくて!

 ……涙腺に来ました。

 

 

 そうそう、Bさん泣いてましたよね!

 「狩俣ぬくいちゃで泣く?!」って。

 OBで今も関わりのある

 Zさんが泣くのはまだ分かるんだけど。

 Bさん、Zさん、2人のおっさんが

 並んで泣いているのは

 不思議な光景でした(笑)

 

 

B あの曲難しいんですよ!

 手拍子のリズムやタイミングとかね。

 そういう難曲を学生指揮者といっしょに

 まとめて造り上げた一体感!

 まさか、この曲で泣ける日が来るなんて……。

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

お手本の音源というくらい揃っている

明るい声が純朴な感じでよい

 

声が若い!狩俣ぬくいちゃ楽しかった!

 

好きだなぁー、この感じ!好きだ!

人数少ないけどよく鳴ってる。

「狩俣ぬくいちゃ」、ソプラノよく伸びててきれい。

手拍子足拍子すごい、生で観たかったなぁ。

 

 

福島大学混声合唱団(混声28名)

 

文 課題曲G1、

 山台は最上段まで使って。

 落ち着いた透明な響き。

 特にテノールが良かったな。

 

 

A まとまっていましたね。

 大学ユース部門で

 唯一のルネサンスポリフォニーは

 価値が高い!

 

 

文 本当ですね。

 言わば「合唱の教科書」みたいなもの。

 福島大さんが課題曲に

 G1を選ぶことが多いのはとても良いな。

 伊藤勲先生のお考えなんでしょうね。

 

 

A 自由曲:三善晃「嫁ぐ娘に」から

 「4.時間はきらきらと」

 「5.かどで」

 「光って」という言葉のニュアンスが

 まさに「光る!」という輝きがあって。

 

 

 ハミングで

 ハーモニーを丁寧に

 美しく作っていたのも良かった。

 

 

B 年齢的に娘の立場で

 「私が結婚したら

  お母さん寂しいんじゃないかな……」

 想像しながら歌ってる気が。

 

 

 母親目線じゃないのね(笑)

 

 

B だから長調の曲だけど、

 音色などが悲しさ、寂しさへ

 フォーカスしている気がした。

 

 

 全体にまとまっていて

 過不足の無い表現でしたね。

 

 

B 決して派手さはないけど堅実というか

 「心得ている」印象があって。

 この作品にはとても合っていたなと。

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

やさしいかどで。メゾのパートソロがよかった。

 

私が東北勢にもつクラシカルなイメージそのままの演奏(日本の北と南って合唱のカラー違うと思いませんか)。

丁寧に歌ってて素敵。

やっぱりパレストリーナは原点だなぁ。

 

私は北の低声が好きなのかも…

と思ったら自由曲で心を掴んでくる高声、ずるい

心きゅーってなった

 

(課題曲)

・テノール、きれい。

(自由曲1)

・中間部のキレ、〇。アルト、いい響き。

 

素晴らしい表現。

少人数ながら素晴らしい響きで耳に心地よかった。

 

柔らかさに今年は輝きも加わった声。

Sop.も雑な音が少ないしAltは上手いし、男声がブラボー!

近年の演奏の中で一番良い!

 

 

(大学ユース部門、印象に残った団体感想、続きます)