2年連続全日本合唱コンクール全国大会第1位に輝く
CANTUS ANIMAEさんが
プロフェッショナルな古楽器アンサンブルグループ、
メディオ・レジストロさんと
17世紀スペインの音楽を演奏する
大変興味深い演奏会を開催するそうです。
聖母マリアのカンティクム
~Medio Registro × CANTUS ANIMAE~
日時:2014/12/21(日)
開演:14:00 (開場:13:30)
会場:大和田さくらホール(渋谷)
入場料:一般4,000円(前売り 3,500円)
演奏曲
S.A.de エレディア:第1旋法による6声のカンティクム
S.A.de エレディア:第4旋法による8声のカンティクム
S.A.de エレディア:第1旋法による8声のマニフィカート
S.A.de エレディア:エンサラーダ
J.B.J カバーリョス:パッサカーリョス
他
指揮:雨森文也
器楽 メディオ・レジストロ
Rec:古橋潤一、細岡ゆき
Vn:川久保洋子、小野萬里
Va:天野寿彦
Vc:西澤央子
Lu:高本一郎
Org:能登伊津子
Perc:岩村茜
合唱:CANTUS ANIMAE
http://www.cantus-animae.net/event/medio_registro/ticket/
http://www.cantus-animae.net/event/medio_registro/medioregistro_contact/
さて、
「17世紀スペインの音楽、作曲家:エレディア」
…と言われても
私を含めて「?」が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
CAさんのHPで団員さんが書かれた演奏会紹介から
抜粋させていただきましょう。
(この他にも興味深い情報がいろいろと載っています)
今回、メディオ・レジストロさんの強い情熱によって、
エレディアの作品が、400年の時を超えて、日本で演奏されます。
同じようにグレゴリオ聖歌をベースとしていても、
日本で熟成された「オラショ」とはまた違う、
スペインで成熟した「マニフィカト」を、当時の音色と同じ古楽器の響きに乗せて!
まさに、400年前に止まってしまった時間を、
再び動かそうとしているかのようです。
私も合唱の一員として、
日本とスペインの音楽の懐かしい「出会い」をお聞かせ出来るよう、
演奏会まで、さらにさらに音楽を深めていきたいと思います。そして、皆様にとっても
「出会い」となるような演奏できれば幸せです。
今回は、メディオ・レジストロさんという
古楽器アンサンブルグループとの共演で、
スペインの作曲家「S.A.de Heredia」の作品を演奏します。
エレディア・・・おそらくほとんどの方が見たことも聞いたこともない名前と思います。
日本がちょうど江戸時代になったころ、
スペインで活躍していたオルガニスト/作曲家だったそうです。
今回演奏する曲は、2群合唱(合唱を2つに分けて演奏)のものが多く、
宗教曲なわりに世俗性あふれる、
華やかさの中に神秘があるような曲になっています。
今日も器楽合わせの練習だったのですが、
リコーダーの古橋さんからあふれるエレディアへの愛が、
私たちに新たな世界を見せてくれたようでした。
古楽器の素朴な音というのは、聴けば聴くほど味わいが出てくるように感じますが、
それと私たちの声のコラボレーションが、
今まで聴いたことのないものに結実しそうであると、そう感じました。
楽しい演奏会になりそうです。
合唱団としては
様々な編成のダブルコーラス&ミーントーンへの挑戦。
古くて新しい、古楽の世界へようこそ。
知らないのに懐かしい…そんな音楽、いにしえのスペイン。
みなさまどうぞお越しください。
メディオ・レジストロさんの音楽がiTunesで試聴できます。
演奏される音楽の雰囲気が、少しお分かりになるのでは…?
https://itunes.apple.com/jp/artist/medio-rejisutoro/id329927922
上記の演奏よりさらに人数が増えた
メディオ・レジストロさんが
CANTUS ANIMAEさんの合唱と
どんな音楽を繰り広げてくださるか、
大変楽しみな演奏会になりそうです。