観客賞座談会・室内合唱の部 その1

 

 

結城神社(津市)
提供:三重フォトギャラリー

 

今回から24人以下の室内合唱部門の座談会を。

まず第5位の団体から。

 

 

5

東北支部代表・福島県
花凜歌
(混声24名)

 

文吾(以下、
課題曲G2、伸びやかに歌いながらも
語頭、語尾のニュアンスは
こだわってやっていたなあという印象です。


C この団体は凄く声楽的だと思いました。
 リートを聴いているような感じのフレーズで。
 指揮者の上村誠一先生が
 全日本学生音楽コンクールで
 全国第1位を受賞するような声楽家、
 というのもあるかと。


B もともと重唱のために
 作曲された作品なんだけど
 スタッカートなど合唱では難しい、
 重唱寄りのアプローチが効果的でした。
 とてもこなれている演奏。


C そう、合唱ではやらないような
 表現を工夫していたね。


 なるほど、最初に言った
  「伸びやか」という印象は
  声楽的に歌いフレージングを
  考えていたからこそなんでしょうかね。


C だと思いますよ。
 ちなみに上村先生は
 テノールからカウンターテナーに
 転向された方なんですよね。


 へぇ~!
  自由曲の1曲目
  佐藤賢太郎「前へ」
  いくらでも感情を込められる作品だけど
  最初は抑えめで。


A でも、徐々に思いが湧き上がってくる。
 さらに長いフレーズの処理が
 本当に素晴らしくて。
 ベースの跳躍なんかも上手かった!


 彼らの歌という感じが
  とても伝わってきました。
  

B コンクール向きじゃ無い曲を
 コンクール曲として整えて。
 かつ、あったかい表現で
 感動的に歌っていました。


A そうですね!
 心に深く響いてくるものが。
 この曲は東日本大震災後の
 「歌おうNIPPON」プロジェクト
 1曲ですよね。
 この作品を、東北の合唱団が
 こんな風に聴かせられるように
 なったんだなぁと
 非常に感慨深いものがありました。


 2曲目の三善晃「地球へのピクニック」
  若い感性を活かした演奏で。


B どちらかというとワーッと
 勢いで演奏しがちなところを
 ちゃんと冷静に、だけど心は熱く。
 詩に対し深い共感を持って
 歌っていましたね。
 24人で「地球へのピクニック」を
 余裕綽々で演奏する
 団体が出てきたとは!


A 作品の解像度が高かったですよね。
 ラストはちょっと綻びもあったけど
 でもあそこまで歌えるのは凄い!


C 音程が正確だったのも良かったですね。


 個人的にこの曲の好きポイントが
  「涼しい風に吹かれよう 」の「し」!
  《 i 》母音で高音域という難所。
  それをちゃんと「涼しい」という
  言葉のニュアンスでやってくれたので
  思わずプログラムに◎!(笑)


B そうそう、あそこは「涼しい」声だった!
 でもその前は
 あったかい表現を出来ているのが
 ちょっと不思議というか
 若い団体なのになかなかやるね、
 みたいな感じもありました(笑)。
 

 全体に飾らず、足りないところも
  取りつくろわない印象なんです。
  そこに惹かれました。


B 上村先生が留学のため
 5年間の休止ということだけど・・・。


 そういう事情もあって
  この全国大会の場を
  帰ってくる「ここ」にしようとする
  強い思いが伝わった気も。
  もちろん上村先生には求心力を感じたけど
  指揮者に盲信的ではなく
  仲間たちが集っている良い雰囲気があって。
  5年後の復活を楽しみに待ちたいですね。


B 「お帰りなさい」を言いたいよね。
  上村先生、もっともっと
  大きく羽ばたいて欲しいな!

 


メール、ツイッターの感想です。


女声のクオリティが高かった


課題曲のノリ方が好きだった。
サウンドが若くて、でも粗がない、上質。雰囲気も大好き。そして泣いた泣いた泣いた…


自由曲の選曲もよかったですし、歌声が素晴らしかったです✨


シューマンのハッチャケた歌い口、心が揺さぶられた自由曲。大人の合唱団です。


颯爽の言葉そのものの課題曲。
細部まで緻密に作りながら情感も出せる技術と心のある歌声で自由曲2曲


めっちゃ良い!落ち着いて、無理なく、基礎技術がめちゃくちゃ高い人がめっちゃいるんだろうな。創団6年目で初の全国大会とのこと。もう来年演奏会行きたいこれは行きたい。
テノールの声の柔らかさに惚れた。からの神曲地ピク!
ブラーボ。最高に好きな演奏だった。少しだけテノールが弱かった?というか人数が少ないのかな?バスすごい鳴ってたから相対的にかな。いやでもよかった。ただただ心地よい好き。


花凜歌さん、色々感想はあるんだけど…… ベ ー ス 上 手 す ぎ


男声衣装が岩盤浴の館内着みたいで好き🤣
シューマン、歌もいいけどピアノが素晴らしい
自由曲はシューマンと180度違う曲で演奏会ではありえない進行が何だか面白い
指揮者の好みもあるだろうけどやっぱり日本語の作品を演奏する方がイキイキしてる、男声とても上手。好演!


花凜歌がんばえ!!!
全国大会で「前へ」の破壊力がすごすぎる
最高でした

 


同率3の2団体、出演順に。


熊本県・九州支部代表
合唱団みなまた
(混声22名)



文 課題曲「草原の別れ」、
  これは・・・
  「もう会えない友を思い出している」!


A Raw-Oreさんの「またあした!」と
 全然違ったね(笑)。


 もちろんRaw-Oreさんも良かったんだけど
  この「二度と会えない友」という感じが
  おっさんには胸を締め付けられましたね。


A まあズルいですよね!


BC文 (笑)


A あの年代の方たちに
 あんな歌を歌われたら、
 そりゃ涙腺を刺激されますって!


B 団員さんたちの人生が、
 まさしく歌に出ていたなと。
 ひとつひとつの単語じゃ無く、
 ちゃんと言葉として聞こえてくる。
 シンプルに歌っているんだけど、
 滲み出てくるものがある。


C そう、朴訥さと言うか。
 打ち上げ花火みたいな
 瞬発的な感情じゃ無く
 生きてきた長い心の在りようが
 自然に語られている気がしたんだな。
 だから、大学ユースの感想で
 「等身大」と出たけど
 別の意味でみなまたさんも凄く
 「等身大の表現」。


B 生きてきた日常が歌からあふれて。
 シンプルだけど味がありました。


C マッチョでゴリゴリじゃない。
 自分を大きくしない
 あの人たちの「等身大」。


 一生懸命生きてきた人の
  節くれ立ち、
  シワがある手を差し出されて。
  「……黙って手を握るしかないじゃん!」


C そうだね、手を握り、
 受け入れる・・・。
 もう未来を切り開く、ではなく
 人生を受け入れる感が。


 歌を聴いたと言うよりは
  みなまたさんの人生を感じたような。
  自由曲:信長貴富「春に」は?


A 何回も出てくる
 「きみに
  贈りたい風景がある
 このワンフレーズにね、
 もう、本当に泣かされてしまって……。


 そうですね・・・。


A みなまたさんがどれだけ
 こだわったかはわかりませんが。
 今日、20団体聴いた中で
 あのフレーズが最高の瞬間だったと。


 言葉がすべてわかりましたね。
  信長さんの作品って
  ここまで言葉がわかる作風だったかな?と
  思ったけど、みなまたさんが凄いんだな。


A いや、言葉がわかりやすいから、
 メロディがわかりやすいからじゃ無いんだ。
 この方々の伝える力が凄いんだ!


BC文 そうだ!


A 松下耕先生が
 ある合唱団にコメントした言葉で
 「素晴らしい!
  音程も正確。
  ハーモニーも合ってる。
  強弱もぜんぶ出来てる!
  ……でも音楽って
  それだけじゃ無いですよね?」


BC文 ……ふっふふふ(苦笑混じりに)


A みなまたさんの演奏は
 正直に言うとコンクール的には
 傷があるんです。
 でも松下先生が仰った音楽の
 「それだけじゃ無い」ものが確かにある。


 課題曲が「別れ」の過去で
  自由曲が「その先 はるかかなた」、
  つまり未来でしょ。
  過去と未来、その対比の選曲がね。
  だから「遙か」のような言葉にも
  豊潤なイメージを感じられたのかも。


B 言っておきたいのは
 「聴かせるために」みなまたさんが
 どうこうしているんじゃない。
 本当に自然にそれが出来ているということ。
 指揮者がやりなさい、じゃなく
 たとえ指揮者がいなくても
 そういう風に歌えてしまう自然さ。
 それぐらいの歌になっていましたね。


 観客賞でみなまたさんへの感想を読んで。
  自分は団員さんとのやり取りで
  選曲の意味などを知っていたけど。
  それを全く知らない人たちにも
  ここまで深く伝わるものなんだなぁって。
  歌って、合唱って、
  自分が思う以上に凄いのかも?

  最初の一音から泣いて
  最後まで泣きっぱなし。
  マスクが濡れて困ってしまったので
  マスク代を請求したい(笑)。


ABC ケチくさい!(笑)


 あと、38年ぶりの出場でしたが
  次回はもっと早くにお願いしたい!


B 次回も38年ぶりだったら
 この座談会メンバーみんないないよ(笑)。


 じゃあ来年ですね!(笑)
  いやぁ、良い体験をさせていただきました。
  出ていただいて本当に感謝です。

 

メール、ツイッターの感想です。


日本語の響きがとても美しい。
「草原の別れ」も年輪を感じる味わい深さ!


課題曲、自由曲ともに今この音色で歌うことで心を震わせる演奏。
 
 
あるべき社会人合唱団の音色、そして歌心。素晴らしい!


声のバランスが良く胸に沁みました。


九州大会の演奏、素晴らしく、感動しました
今日は、力みからか、緊張が伝わってきましたが、歌う喜びに溢れた演奏でした。
このような演奏が全国大会でどんどん増えてほしいと思います。


この年代でこその音色、演奏が自課ともにはまり涙


円熟の声でしか表現できない大中恩があった。からのこの自由曲!こんなん泣かずに聞けるわけないよ。


年輪を重ねたこの年代にしか出せない音でこのG3、そして「春に」
自由曲は色々と心にくるものがあってボロボロ泣きながら聴いてた…


課題曲のはじめの方の歌詞の「空」からずっと想像力を掻き立てる歌で、素敵な時間を過ごさせてもらったなあと感慨深かったです。
好きなタイプの合唱団だ〜〜ー
課題曲も自由曲も言葉を自分ごとにしてる感じがあって味わい深くて最高!いい曲!!!


この年代で、長く共に歌い続けてきた仲間とじゃないとできない演奏
かつて見てきたであろう景色を想起させるようで、目頭が熱くなった


合唱団みなまたさん、団体名でも「さん」って付けたくなる位、歌声だけで敬意を示したくなるアンサンブル。
日本語の歌い方、処理、色が小手先では辿り着けない歴史を感じさせてくれる
こういう団体が全国大会に出場してくれるのはどこか希望なのではと感じる。

 

 

(同率第3位の団体の感想に続きます)

 

まだ間に合う!配信3選

 


最近聴いて良かった配信の合唱演奏会&テレビ番組をご紹介します。


まず 
1)initium ; 6th concert「平和のほんとうの顔」

 

こちらは12月11日まで!
欧州で研鑽を積んだ合唱指揮者の谷郁さん、柳嶋耕太さんの両名の下2015年に設立された室内合唱団、いにちうむさんの第6回となる自主公演。
いやこれが良かった!
20数人の団員さんは声楽家の方が主で、技術水準が高いのは言うまでも無く。
最近は東京混声でもあまり演奏されない、海外の現代曲が中心なのも嬉しい。
柳嶋さんが指揮されたH. Holliger: Psalm(ホリガー:詩編)はいわゆる歌ではなく、さまざまな息や破裂音など。
不思議にストーリーを感じさせたのは、エネルギーの増大や集中の度合いからなのだろうか。
それに続く演奏会のタイトルともなったR. Escher: Le vrai visage de la paix(エッシャー:平和のほんとうの顔)も力演。
谷さん指揮の哀しみと抒情のA. Pärt: Da pacem Domine(ペルト:主よ平和を与えたまえ)、これだけの少人数で説得力まで感じさせたA. Schoenberg: Friede auf Erden(シェーンベルク:地上の平和)。
(余談だけど終わった後、間髪入れず拍手をする客に「拍手ハラスメント」という言葉が。その客に、何か言おうとしたら3回に1回は出鼻をくじかれる呪いをかける・・・)
「ウクライナへの祈り」で知ったV. Silvestrov: Ode an die Freude(シルヴェストロフ:歓喜の歌)で締めたのも良かった。

ゲストの澤田守秀さん (スネアドラムソロ)でひとつの楽器の可能性を知り。

そしてデンマークからの客演指揮で、全日本合唱コンクール全国大会の審査員でもあったモルテン・シュルト=イェンセン氏。
もちろん作品の難易度や練習回数などの変数があるので、一概に指揮者に理由を求めることは出来ないけど。
それでもこのステージから別団体のように印象が変わった。
歌い手さんは適度にリラックスしながらも集中しているのが分かり、声の安定度も増していた。
そして前2ステージでは優れた歌唱ながら、合唱団としてはどことなく散漫な響きがあったのが、心通わせた熟達の団体のように、まとまった響きになっていたこと。
音楽もE. Hovland、J. Brahm、K. Nysted、S.D. Sandström……と年代も国もヴァラエティに富む作品、作曲家・作品独自の音楽を聴かせてくれた。
最後の2曲、H. Wolf: Letzte Bitte(ヴォルフ:最後の願い)、F. Mendelssohn: Denn er hat seinen Engeln befohlen(メンデルスゾーン:主は天使たちに命じた)も耳に慣れているという理由だけでは無く、その美しさとあたたかさに聴き惚れました。

ひとつ難を言えば、マイクのためか、会場の江戸川区総合文化センター 小ホールのためか。
音響がやや直接的だったので、もう少しホールトーンを感じたかったかな。

それでもこれほどの高水準と、興味を引く海外の現代作品。
なによりどのステージも音楽へ向かう姿勢が、真摯で熱いのが良かったですね。
現代作品だと、作品の形を明らかにするためか、過度に冷静に、客観的に演奏する印象の団体が多かったもので。
また機会があれば、ぜひ聴かせていただきたいと思います。

 

2)沖澤のどか指揮 東京混声合唱団

こちらは12月12日まで!

 

オーケストラの指揮などで著名な若手指揮者:沖澤のどかさん。
合唱の指揮を見るのは初めて。
最初のモンテヴェルディから熱く、良い音楽の流れがあって楽しい。
沖澤さんはモンテヴェルディが大好きで、芸大のアンサンブルグループでご自身も指揮と歌い手として参加していたという話に驚く。
「西風が帰り」でチェンバロが入ったのも面白かった。

やっぱり指揮者がこの曲を選んだ理由が強く伝わる、作品の香りがする演奏が好きですね。
バスの音型に惹かれたストラヴィンスキーも「いいなぁ」と聞きました。

委嘱の土田英介作品も独特の音響空間の魅力を表出し、停滞しがちなこの手の作風に適度な緊張と推進力を加えます。
なかなかアマチュアでは演奏しにくい作品かも知れないけど、聴けて良かった。

聴く機会の少ない間宮芳生「合唱のためのコンポジション第17番」も民謡部分の説得力、合唱とのバランスと整備が良い。
会場のせいか、録音方法を変えたのか、今まで聞いたことが無い音響の解像度。
同じく間宮のアンコール「おぼこ祝い歌」は名曲を名曲として聴かせる好演。
沖澤さんのルーツ、東北・青森も感じさせる素敵な演奏。

沖澤さんには緻密な音楽という評価もあるようだけど、透徹したまなざしから、塵ひとつなく磨き上げられた音楽が自ら発光するような説得力。
東京混声の配信でこれほど高揚したのは原田慶太楼さんの指揮以来です。

沖澤のどかさん、ファンになりました。
中国四国に来ないだろうか。

あ、せっかく著名な指揮者の演奏会なのだから、カメラ視点で指揮者固定をオプションで販売するとか。
あとはマルチアングルが実現しないだろうか、なんて声もありましたよ。
東混事務局さん、お願いします!

 

3)芸能人合唱バトル 演歌VS歌うま芸人がヒットソングを圧巻の合唱

12月17日(土) 23:59まで!

GYAOのリンク

Tverでも観れるそうです。

https://tver.jp/episodes/epf9fndcx4

 

期待値が低かったせいか、意外と面白く興味深かったです。

演歌チームと芸人チームという合唱団へのキャラ付け
(対立の動機も出したかったのかも知れないけど、そこは曖昧)

○指導者がゴスペル系なので合唱もゴスペル風。
個人のキャラを活かすにはこの歌い方がベター?

○混声3部?だけど、けっこう難しい和声、ソリストの多用、リズムパート!
やはり興味が移ろいやすいテレビ番組では合唱でのリズムパート、タンバリンなどでリズムを補強するのも重要なのかな。

○「ムズポイント」という音楽上、重要なポイントを前もって説明し、それをクリアしたら審査員がボタンを押すという演出上のメリハリ。


テレビという、映像が主で、短い時間で視聴者を飽きさせない演出は?という視点から「合唱」を取り扱うとこういう風になるんだなーという気付きがありました。
それにしても「ムズポイント」を全然難しそうに歌わない、合唱人のみなさんは凄いですね(笑)。

最後にこの番組の合唱指導者:木島タロー氏の言葉。

 
4:00~から演歌組のヒカルさんによる発言「合唱に良い思い出なんか無い。小さい頃から声を抑えろしか言われたこと無い」と。
その音楽教師の指導って……と悲しくなりました。
いろいろなスタイルの合唱があっても良いという意見には強く同意するんですよね。
最初に紹介した2つの合唱団でも、オーソドックスなものと思いきや、枠を出て、個人による表現への意欲が無ければ、作品として成り立たない選曲もありましたし。

テレビ番組だからと馬鹿にするのでは無く、自分も偏見を捨て、どれだけ違う形式の音楽を受け入れられるかが重要なのだと。
ヒカルさんにとっての音楽教師のようにならないためにも。

次回があったら、また観たいと思います。

 

観客賞座談会・大学ユースの部 その3

 

そうぶんの竹あかり (津市)
提供:三重フォトギャラリー

 

2022年度大学ユース部門観客賞:第1位!


山梨県・関東支部代表
都留文科大学合唱団

https://twitter.com/tsurubun_chorus

 (混声42名)



一同 拍手!


B 今日聴いた「草原の別れ」の中で
 一番好きです。


A 自分も同じく!
 指揮者の清水先生の歌い手としての
 素晴らしさもあると思うんですが、
 「こうやって歌う」というのが
 キチンとできていて、
 それが決して嫌みに聞こえてこない。
 痺れましたね。


C 発語が自然だったなぁ。
 日本語の歌の発音が不自然じゃ無い、
 自然な発語をしているな、と。


 少し早めのテンポもあって
  最初はカレッジソングのように
  明るく素直な印象なんだけど、
  2番のかなしみ、くるしいという
  マイナスの感情は言葉を立ててね。
  そして最後はヴォリュームを
  やや抑えめにして。
  「考えてるねぇ~!」(笑)


B うん、シンプルな中にも、
 ちゃんと言葉のニュアンスがあって、
 それが音楽の流れの中で自然に、
 だけどしっかり伝えてくるという。
 最初から良いものを聴かせてもらいました。


 愛唱曲のように聞こえるけど、
  実はフレーズを長く取り
  頂点を考えて歌っている。
  そういう巧まざる技巧というのかな。


B あとは緩急。
 微妙にちょっと間があったり、
 急き込んでみたり。
 それも自然な流れに乗ってやっている。
 本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました。


文 自由曲1曲目、
  チョピ「Otche nash (Our Father)」、
  第一声から印象を変える熱い声でね!


A 毎年男声が少ないながらも、
 これだけ歌える人をよく集められると
 感心しながら聴いているんですけど
 聴くたびに
 「ウチの合唱団に来てくれないかなぁ~」って。


C メールしたら良いんじゃないですか?(笑)


B リクルートですよ!(笑)


A ……きっとブロックされます。


 (笑)。あと大学ユースの団体って、
  急激なクレッシエンドを
  しがちじゃないですか。
  それを都留文さんは音楽に合わせ、
  徐々にフォルテッシモまで持って行く!
  その構成感というか
  欲望のおもむくままに
  歌わないところが良いですよね。


B そうそう、
 急激に熱く頂点まで達しちゃうと
 その後の音楽が平坦になるし、
 集中力も続かなくなる。
 都留文さんはそういう面で
 最初から最後まで集中力を持続させ、
 説得力がありました。


文 自由曲2曲目、
  ハーゲンバーグ「Alleluia」は?


C 和声、色彩の変化を
 綺麗にしていたと思ってね。


B そうですね、変化を流さず、
 団員さん全員が
 自覚的というのが良かった。


A アレルヤという言葉を
 ずっと繰り返しているんだけど、
 そのアレルヤにいろんな感情を込め、
 あれだけ声の引き出しがあり、
 ドラマを作っているという点で
 文句なしでした。


 ラストのフォルテッシモも
  少ないはずの男声が、
  混声体の響きに上手く乗せて、
  凄く存在感を示していましたよね。


B 「あれで男声10人?!
  声の出し方が上手いなあ~!!」って。
  とにかく声に
  柔軟性があるのが良かったです。


C 都留文さんの特長は、合唱団の枠組み、
 バランスをちゃんとわかっているわけ。
 オレがオレが、私が私が、じゃない。
 あれは素晴らしいと思いましたね。


 とても爽やかで良かったです。
  実は……涼やかな風のような雰囲気と
  美しさにスッと涙を誘われてしまって。


ABC お〜。


 涙腺が刺激されたのは
  湘南ユースさんと都留文さんの2団体。
  都留文さんは課題曲から自由曲の2曲まで、
  合唱音楽の良さと
  演奏の説得力を十分に感じました。


A いやぁ、まだ体が起きていない
 あの時間帯で
 あれだけの演奏を聴かせてくれたのは
 本当に嬉しかったですね。

 

メール、ツイッターの感想です。

1番目というハンデを見事に乗り越え、清澄なハーモニーに感動しました。
清水雅彦先生の繊細な指揮にも心打たれました。


都留文、上質な毛布に包まれるような心地よさだったんだけど誰か分かってくれ(˙﹃・)
朝イチであれとか、もう脱帽を超えて脱毛だった(˙﹃・)


寸分の狂いもないハーモニー、常に明瞭な世界……大学ユース部門の幕開けに相応しく、また、まさに昨年度の文科賞団体というべき演奏でした。


都留文 さすがだな、と思った。


「草原の別れ」の鮮やかな語り口に酔いしれました。


まず声が魅力的。
課題曲の表現が素晴らしくて、空の情景が浮かび風が吹くのを感じて涙が出ました。


マジ都留文うますぎ
丁寧さ余裕さ隙のなさ


爽やかな歌声で聞けて良かった。


都留文科大の草原の別れがまずよかった。大きな音を鳴らしたくなる広い会場でのコンクールというシチュエーションでありながら、曲の質感と流れにこだわって歌っていたのが好印象。
自由曲もさすがのスキルで朝から贅沢な時間を過ごせました。


課題曲エグすぎる、こんなに言葉のうねりが出せるのか


朝イチでも圧倒的。男声が10人でこのサウンドは凄い♪


全部Lv高い。声楽をしっかりやってる人たちが多いから基礎力圧倒的だし、そしてそれを先生がうまくコントロールして、「独唱の集まり」にならないようバランス取ってるんだろうなぁ。一騎当千の傭兵が団結力もって…、それもう反則でしょ!笑
都留文科大のAlleluiaはしっかり/ælɪˈluːjə/の発音で好感度高いなぁ。日本のほとんどの合唱団は/ælɪˈluːjə/が発話できず、日本語にひっぱられて/ælɪˈlʊjə/か/ælɪˈlojə/になる。音楽やる人は、しっかり言語やろうね。


朝から美しい歌声が響き、感激しました。


明るい・あったかい響きが好きなんだなぁ、と実感🥴
言語に関わらず語り口が丁寧で好きだったなぁ🤭


圧倒的。もっと聴きたい。


トップバッターであの完成度は凄い強者集団


都留文の課題曲はいつも繊細さが満ち溢れていて好き
自由曲は男声10人で二重合唱のハーモニーをしっかり支えているの本当すごい


「草原の別れ」の清冽な響き。富士の澄んだ空気そのもの。
一転、自由曲はうねりとエネルギーの横溢。


関東からさらにスケールアップした頭ひとつ飛び出たクオリティ
ここ以外への投票が思いつかないので、できれば部門の最後に聞きたかった


他の団体を大きく引き離していたと思います。
サウンド、音楽の作りとも共感しかなく、感服しました。
特に、「草原の別れ」は素晴らしかった。


いつかあの時の心情を爽やかに表現した課題曲で泣きました。
自由曲の表現も自然で上手いというだけでない深みを感じます。

 

 

都留文科大学合唱団団員さんからメッセージをいただいています。

 

都留文科大学合唱団です。
この度は、観客賞1位をいただけたこと大変嬉しく思います。本当にありがとうございます。

観客賞に投票してくださった方や、今この文章を読んでくださっている方はご存知の方が多いと思いますが、コンクールの結果としては銀賞を受賞いたしました。しかし、こうして観客賞で1位に選んでいただいたことは本当に光栄なことで、私たちの音楽が届いた人がいるのだということに胸がいっぱいになりました。そして、私たちの音楽に誇りを持っていることには変わりありません。

今年も日々変化する感染状況に悩まされ、中止になる本番や練習できるかも難しい日々が続いておりましたが、皆様の支えがあり全国大会に出場できたこと、そして多くの皆様の心に届いたことが何よりの幸せです。
合唱がなければ出会うことさえなかったかもしれない仲間が一つの場所に集まり、一つの音楽を創り上げる。そして、その音楽が誰かの心に届くという幸せこそが合唱の素晴らしさだと、改めて実感することができました。

観客賞を主催してくださった文吾様、そして都留文に投票してくださった皆様、本当にありがとうございました。
私たちはこれからも、私たちの創る音楽に誇りを持ち、皆様に合唱の素晴らしさをお伝えできるよう日々精進してまいりますので応援よろしくお願いします。

未だ終息の見えないコロナ禍ではありますが、皆様のご健康と幸福な日々をお祈りいたしまして御礼の言葉とさせていただきます。

 

団員さん、ありがとうございました。
こちらこそ観客賞を後押ししていただける言葉にお礼を申し上げます。
今後も自分たちの音楽に誇りを持った活動を続けてください!

さて、都留文科大学合唱団さんの第57回定期演奏会のお知らせです。

 

日時:12/11(日)
場所:都の杜うぐいすホール(大学近く)

開場13:30/開演14:00

入場無料・予約不要

 

コンクールステージの他に邦人曲やポピュラーソングのステージなど、聴きどころ満載の演奏会。
大変残念なことに私は行くことが出来ませんが、ご盛会を心より願っております!

 


(室内合唱部門 第5位受賞の団体感想に続きます)

 

観客賞座談会・大学ユースの部 その2

 

赤塚シャクナゲガーデン(津市)
提供:三重フォトギャラリー

 

 

観客賞の座談会、大学ユースの部の続きです。

 

 

3

 

北海道・北海道支部代表

北海道大学合唱団

https://twitter.com/Gassyo_hmc

(男声39名)

 

 いやー、
  なぜ金賞じゃなかったのかなぁ?!
  素晴らしかったよね!


A 今日聴いて鳥肌が立ったのは
 この団体だけですよ!
 課題曲M2
 シューマン「Frühlingsglocken」
 出だしから直線的じゃなく
 ちゃんと春が訪れ去って行く……
 歌詞の意味が伝わる演奏だったと思います。


C 凄く端正で良い演奏でしたよね。
 ドイツ語がキッチリしていて。
 シューマンという作曲家は
 子音を曲の雰囲気に取り入れ、
 ドイツ語の語感を活かして
 作曲していると思うんですよ。
 そういう面でちゃんとしたドイツ語が
 演奏の質を上げていた印象です。


B 第一声から引き込まれました。
 課題曲集の訳詩を見て
 納得したというか。
 「ああ、こういう詩を
  歌っているんだなぁ」と。
 発語がエレガントでしたね。


 発声も優れていて
  豊かな響きでホールを満たしていました。
  あとソリストを含めた音楽の軽快さ。
  ソリストから始まり
  合唱へ繋がるなめらかさも。


B 北大さんはいつも
 課題曲の演奏が優れてますね。
 尾崎あかり先生の指揮も
 メチャクチャ歌いやすそう。
 明確でカッコイイ!


文 自由曲:鈴木輝昭
  「谷地の魔神が自らを歌った謡 
   NITATORUNPE YAIEYUKAR“HARIT KUNNA”」は?


B 山台を一段上がり
 立ち位置を変えて。
 響きが柔らかい反面、
 奥に引っ込んじゃったかなぁ。


C そう、鳴らしにくくなり
 言葉が聞こえなくなってきた。
 音も整理しきれない部分があった。
 

 えー?でも鈴木輝昭特有の音響を
 しっかり出していたし、
 ピアノと一体となった
 盛り上がりも良かったけどなあ。


B アイヌを題材にした曲なので
 北海道の彼らだからこそ歌える、
 そんな説得力はありましたね。


 そうそう、最後に少し
  抒情も感じさせてね。
  ニクイんだ~! 
  銀賞は納得いかないな!


B ……文吾さんが北大さんを良かったという時は
 いつもコンクールでの評価が低いんじゃない?
 5年前、東京大会で鈴木輝昭作品を
 演奏したときも絶賛してたでしょ。

 

C 文吾さんに北大さんを聴かせちゃダメだな(笑)。


 そんなこと言わないで!(笑)
  いや3年ぶりの出場で、
  やはり北大合唱団さんは欠くべからず存在と
  再認識しましたね。
  また是非とも出場してください!

 

メール、ツイッターの感想です。

 

課題曲すごく良かったです✨
自由曲も迫力があって聞き応えありました。


北大合唱団の骨太なサウンド好きだなあ


北大(に投票した理由)はベースの安定的な音の上で歌われてる課題曲がとても良かったし、自由曲も北大らしさを感じたから。


Bass中心に声の太さ、鳴りの良さ


北大の男声合唱団はクラシックで懐かしさを感じるけど、まとまりがあってこれはこれで嫌いじゃないぞ。


颯爽とした課題曲、自由曲は作曲者のテイストは随所に見えるけど新しい世界観。
聞き手の眼前まで思いを届けるような気合の入った自由曲。


北海道大はシューマンのアプローチが好みだった。
発音から自然とリズムが生まれていた。


音楽が知的。


全体的に重量感がエグい
全員バケモン


あとやっぱり北大推しです(はーと) (←文吾註:男性の方です……)


柔らかい北大サウンドが健在で、自由曲のカムイユカラは北海道の団体がこの作品を演奏することの必然性を感じさせた


世の中最近明るい、軽い声が主流のように感じますが、北大は重厚な鳴りがとても心地良かったです。
課題曲、場面が移り変わっていくのが伝わってきました。
自由曲、迫力すごい。歌詞を見ながら聞きたかったです。アイヌ語勉強したくなりました。


久しぶりに良質な男声合唱を浴びさせてもらった。
シューマンもほんの少し骨太な所もあれど明るく軽やかな演奏、自由曲は鈴木輝昭さんのサウンドが懐かしい。
日本のスタイルとすら言える気がする、あっぱれ

 

 

 

 

 

2

兵庫県・関西支部代表

関西学院グリークラブ

https://twitter.com/Glee_Kwansei

(男声38名)

 

文 課題曲M2、
  いつもの凄いオーラで鳴らす!
  じゃなく今回は柔らかく
  奏でるような雰囲気で。


C とある関西のピアニストさんが
 「いや~ドイツ語が関西弁に聞こえて
 しゃあなかったわ~」と言っててね(笑)。


 さすがにそれは無いでしょう!
  きっと愛あるイジリ!(笑)


B いや関学さんはそんなこと無かったけど(笑)。
 関西弁は無声音に母音を加えがちなんですね。
 関西の第九は関西弁に聞こえるという話が。


A 最初のソリスト2人が素晴らしかったですね。


 とても良かったですね!
  全体に格調高く、
  ノーブルな空気を醸し出していました。
  自由曲:千原英喜「Agnus Dei=空海・真言・絶唱」。
  これも最初のソリストが上手かった!


C 自分はストレートにこの曲が好きで。
 今回も最後に鐘が鳴るところなんてちょっと
 「ジワッ」と来てしまう。


A ああいうところは千原先生うまい!


B 真言からヨーロッパへ、
 時空を超えるという。
 作品と演奏の力で
 観客も移動させられたような。


A 作曲家のテーマとして
 ボーダレスを掲げている方なので
 世界を確立されているなぁと。


 清水敬一先生がこの男声版を
  「もともと男声のために
   書かれたと思わせる」と
  記されていましたけど、
  迫力、ケレン味といい、
  男声版がオリジナルと錯覚させるほど
  関学さんの演奏はハマっていましたね。


C 多くの男声合唱団に広まりそうな
 そんな力を持った演奏でした。


B 長い伝統で培ったいわゆる「関学トーン」で
 課題曲のドイツものと自由曲の邦人作品、
 どちらも自分たちのスタイルをあまり変えなくて。


 そうですね、変えていない。


B でも違和感なく素晴らしい演奏になるという
 稀有な団体なんだなぁと
 今回の演奏を聴いて改めて感じました。


 関学さんは4年ぶりの文部科学大臣賞ですね。


B 発表の時に横で見ていたら
 団員さんたち、男泣きに泣いていたそうでね。
 それを聞いてジーンとしてしまった。


メール、ツイッターの感想です。

自然の表現力が素晴らしかった


難曲の自由曲みごとに関学色に
  

とにかくおしゃれにシューマンを歌い、立体的に真言を演奏、力任せでない音楽への向かい方に好感を持ちました。


曲の世界観にぐっと引き込んで離さない、集中力と練度の高い演奏
聴く度に期待を越えてくるのすごすぎ!


安定のうまさ。少し発声前側に調整した?
去年はだいぶうまかった、今年だいぶ後ろでこもってしまった感あったけどこれ個人的に好み。
各パート毎に一音ずつ出していくやつ、勝手にステアと表現してる。
このステア、大体出るべきパートが音量足りず、出るべきでないパートが音量出しすぎて崩壊するやつだけど、普通に全部成功。きっちり練習してきた感が強い。


小さな大宇宙を感じた…
雄叫びが凄い…
トリッキーな演出もこれは芸術だ…と感じた…


課題曲は関西コンのときとは別団体?笑 シューマンのかろやかな色彩が素晴らしい。
千原は多声部になるとちょっとキズが見えるけど、揃ったときの関学トーンは健在!ブラボー!


関学グリーがあの曲をやったらまぁそうなるわなぁ…水や風の表現が過去に聴いた演奏と比べても特にキレッキレ
そしてステージ全体を通してやっぱり強い


やはりドイツ語は歌い慣れているな…という印象 
重唱パートで全く破綻が無くて安心して聴ける
自由曲は畳み掛けるような推進力で惹きつけられた


40人程度だけどパートバランスが良くハーモニーが常に安定してて心地よい。
課題曲、軽やかでスタイルに沿った明るい声。めちゃ好きでした。
自由曲は混声で馴染みがある曲、男声の音域の方が合ってるのではとすら思うほど良い。某なにわな合唱団で歌ってみたかった、ブラボー!

 


(第1位の感想に続きます)

 

観客賞座談会・大学ユースの部 その1

 

鬼ヶ城(熊野市)
提供:三重フォトギャラリー

 

お待たせいたしました。
観客賞の座談会、大学ユースの部をお届けします。


観客賞とは…?

10年前から当ブログで始めた観客賞。
各部門の、全団体を聴かれた方の投票で決定する賞です。

この観客賞の意義を説明しますと。
音楽のプロフェッショナルたる審査員による順位、賞の決定は、それぞれ真剣に誠実に演奏へ向かわれ出された結果であり、尊重すべきだと思います。

しかし、
「傷はあったが凄く良かった!」
「コンクールに向いてない選曲はわかるけど涙があふれた!」
…などという声を多く聞いていた自分は、
「観客による投票を行ったら 演奏への新しい価値観が生まれるのではないか?」と考えました。

さらに「この団体が銅賞だったから私は投票する!」…のような判官贔屓を無くすため、投票は審査結果前に締め切っています。


生演奏、そして今回も配信で聴かれた方からツイッター、メールで投票を募りました。
ご投票していただいたみなさま、感想を送っていただいたみなさまに深く感謝いたします。


終演後、有志4人は三重駅から近い、三重グルメを推す居酒屋へ。
私、文吾が司会となって座談会の開始です。

 

 

 

観客賞:大学ユース部門

5

神奈川県・関東支部代表
湘南ユースクワイア

https://twitter.com/syc_official_ 

(混声41名)

 

文吾(以下、
湘南ユースさんは初出場ですね。


A 課題曲G2、指揮の岩本達明先生が
 良くコントロールしていました。


 男声はけっこう
 自分の意志を出していたかと。
 フレーズや力感も良かったな。


B 第一声聴いて
 「THE ユース団体!」みたいな。
 若々しい印象のね。
 ドイツ語を高校生が演奏すると
 どうしても浅くなってしまうところを
 やっぱり深めに発語できて、
 さらにフレッシュさもあるのが
 ユース団体なんだなぁって。


C ユース団体でG2に
 取り組むのが偉いな。
 ドイツ語は敬遠しがちだから。


 志が高いですよね。
 若い社会人でもなかなか
 手を出せないから、ドイツ語。


A そう言っているうちに
 どんどんトシを取って
 ラテン語しかやらない……


文BC そうそう!(苦笑)


 ドイツ語作品を始めるなら
 若いうちに!ということですかね(笑)。
 自由曲:三宅悠太「立ちつくす」。
 これは素晴らしかった!
 一票入れたのはこの演奏があったから!
 まず男声が良かったですねー。


C そう! 良かったね!


B テノールが存在感あるのに邪魔していない。


文AC まさに!


A 混声合唱で一番気になり
 難しいと思うのはテノールだから。
 ベースみたいに
 人数いればなんとかなるわけではない。


 (笑)。湘南ユースさんの
 ベースも良かったですよ~。


A 歌い手のセンスが一番現れるパート。
 そういう意味で今回のテノールは
 凄く優秀で熱心で良かったですね。


 ひとり、熱くまわりを
 引っ張っている方がいましたね!


B 全体に気持ちの入り方が深いなと。
 歌詞を良く読み込んでいると思いました。

 
 さらに自分たちの表現なんです。
 詩の世界に自分を置き
 「希望は?」と実際問いかけるような。


A 三宅先生の作品はサウンド、音響を
 重視しているから
 演奏もそれに注力しているものが多くて。
 でも、今回の湘南ユースさんは
 それだけじゃない、
 サウンドを越えているところに
 ぐっと来ましたね。


C よく高校生が演奏するけど
 音響表現を演奏するのに精一杯で……。
 ちょっと年を重ねた
 湘南ユースさんが演奏することで
 音響だけじゃない深みが出た。


 わかる!
 強い祈りの表出に涙が誘われました。
 三宅先生の作品を聴いてここまで
 心を動かされたのは初めてかも。
 フォルテッシモの迫力、
 ピアニッシモの繊細さ。
 さらにピアノと世界を作っていました。


C うん、感情表現として
 素晴らしいものを持っている
 団体だと思いました。


 初出場で金賞。
  今後に期待が持てる団体ですね。
 

 

ツイッター、メールでの感想です。

コロナ禍の中
良くぞオーソドックスな
合唱美を守ってくれたと
感謝したい


声の美しさ、作品に対する愛情に感動しました


一人一人の音楽の発信力が光り、でもイメージはしっかり共有されている演奏でした。


岩本先生の指揮にパワーをたくさんいただきました。


シューマン、岩本ワールド全開でお洒落にキメてきた。
三宅作品も高校のコンクールとは一味違う演奏で「作品を」しっかり聴かせてくれた。


自由曲、壮大な演奏で詩を届けられる


高校母体のユース団体なのでサウンドが非常にすっきりとしていて音色が鮮明
自由曲は高校生の定番曲とはいえあそこまで深淵な表現をされるともう脱帽するしかない


湘南ユースの立ちつくすも九大の遠きものへもよく知ってる三宅作品だけど、(高校生がよく取り上げる曲だからこそ)大学ユースならではの曲への工夫が随所に感じられた。
大人の三宅作品ってこんな音鳴るんだ、と勉強になった。 
両曲とも最後は超ロングトーンで終わるわけですが、2団体とも力押しに振り切らなかったの点とても好感を持てました


課題曲、よく整い真面目な演奏。団員から溢れる音楽が良い!
自由曲、はみ出るくらいの好戦的な演奏で課題曲と対照的。
「ハーモニーの第何音が、、」みたいなみみっちい世界から逸脱した叩きつけた叫び。記憶に残る演奏。

 

 

4
宮城県・東北支部代表
ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore”

https://twitter.com/raworechorus

 (混声42名)

 

文 課題曲「草原の別れ」、
 第一声からクセの無い
 かつ明るく練り上げられた声でね。


B 若々しい発声が魅力でした。


C 合唱的というよりは
 声楽的な発声だなと。


 小学校の合唱部が元団体だから
  発声も長く培われたものを感じました。


A 合唱団のサウンドというものが
 確立されていましたね。
 つい最近ツイッターで
 集まったような団体には
 出せないサウンド。
 ユース団体なんだけど
 そこに歴史を感じてしまう。


 うんうん。
  課題曲、
  これは決して批判じゃないんだけど
  「またあしたね!」
  みたいな明るさがあって。


A 駅で別れて、
 また次の日学校で会う、くらいの。


 それくらいの感じ。
  「駆けぬけて」なんて言葉にも
  意志と未来を感じさせて
  彼らの等身大の表現として
  好感を持ちました。
  自由曲:千原英喜
  「Ⅱ.新しい風のように、爽やかな星雲のように」は?


B 「譜めくりさん、
  あなたが朗読するの?!」


文AB (笑)。


C 最初は譜めくりの席に座っていたけど、
 男声と同じ服装をしていて。
 そして課題曲が終わったら前に出て!


 そして朗読が終わったらマスクして、
  譜めくり役に戻るというね(笑)。
  バリトンで朗々と響かせた方が
  合唱との差異は際立ったと思うけど……。


A もちろん言葉が
 聞こえづらい箇所はあったけど、
 彼なりに朗読の構成を
 しっかり考えていましたよ。
 「この言葉はしっかり聞かせる」
 という意志があり
 それは本当に素晴らしいなと。


C 若い方なのにそこまでちゃんと考え、
 挑んでいるというのが伝わりました。


 そうですね、このテキストは
  若い教師である宮沢賢治の言葉。
  学園ドラマだったら
  「爽やか宮沢先生登場!」みたいな。
  だからキャラクターとしては
  テノールの彼みたいな声で
  合ってるんでしょうね。


B 宮沢賢治も30代で亡くなっていて
 この作品にはあまり重々しい朗読は
 合わないだろうから良かったかと。
 さらに言うなら
 集中力が切れない団体だなと思って。
 どこかで気が抜けてしまいそうだけど、
 この団体はずーっと集中が切れなかった。


A 曲の構成としてはシンプルで、
 男声ユニゾン、女声ユニゾン、
 後半はほぼホモフォニックで細かい言葉。
 メロディも繰り返しが多くて普通なら
 「もういいよ!」と思うところを
 Bさんが言われるように集中力で
 最後まで持っていったところが凄い!
 


ツイッター、メールの感想です。

 

自由曲の選曲も良く、歌声も素晴らしかったです(*´꒳`*)


特に自由曲、素晴らしい詩に素晴らしい曲。
それを真摯に歌う様に感動しました。


歌い切る思いに繋がる演奏が衝撃的


明るい・あったかい響きが好きなんだなぁ、と実感🥴
言語に関わらず語り口が丁寧で好きだったなぁ🤭


女声の響きの高さ。


とにかくよくまとまっていて無理がない。
賢治の言葉が自然に入ってきます。


歌いっぷりのよさや作品への共感が自由曲で特に伝わってきた。


朗読とヴォカリーズからの合唱。
真っ直ぐな思い、美しいハーモニー


自由曲 曲の意図とは違うかもしれませんが💦
コロナ禍で一番影響を受けたのは多分いまの大学生世代で、でも、そういうものに私たちは負けない、進んでゆくというメッセージが込められているように感じて、ボロボロ泣いてしまいました。
今日この演奏を聴けて本当に良かったです。


上手いを超えて、ジンワリと涙が出そうになった。


課題曲の繊細さと自由曲後半の言葉の畳み掛けという表現の振り幅が良かった
課題曲と自由曲で前向きな別れという一貫したテーマ性が伝わってきたように思う


さわやか。サウンドが曲に合ってる。課題曲は若干子音の立て方が大袈裟で曲調からやや逸脱してる気もする。
自由曲、とても温かな気持ちになる好演。語りが素晴らしいが歌の音量バランスがたまに難しい。合唱団の音に合った作品。


課題曲G3は高校部門などで若い世代による演奏もたくさん聴いてきましたが、多くは楽譜の音符や指示を追うことに気が取られて機械的になっていたり、表現が恣意的になっていたりと不自然な音楽に陥りがちだったように思います。
しかしRaw-Oreは彼ら自身で詩を咀嚼しきちんと表現に結び付けていたように思いますし、優しい語感のディクションも素敵でした。
自由曲は、(課題曲にも共通するのですが)詩(言葉)と音楽が良いバランスで奏でられていたのがとても好印象でした。
この曲はメッセージ性が非常に強く、詩が強い語気で矢継ぎ早に語られていくもので、これを「音楽」として聴かせるのは一般団体でも至難の業だと思います。実際、Raw-Oreの演奏を東北支部大会で聴いた時も「音楽」より「言葉」に偏っていた印象を受けましたし、そもそもこの曲はコンクール向きではないのでは…と感じざるを得ませんでした。
それが、全国大会では「音楽」の部分にも磨きがかかり、“音楽を奏でること”と“詩をを伝えること”の両者がバランスよく同居した演奏、確かな「合唱音楽」として聴かせてくれる演奏だったと感じました。
技術的な要素一つ一つに注目しても魅力がたくさん詰まった演奏でしたが、それ以上に一つの音楽の総体としてとても素晴らしいものだったと思います。

 

 

(第3位の団体に続きます)

 

 

三重全国大会あれこれ・下

 

三重での全国大会で起こったことをご紹介する「全国大会あれこれ」の続きです。

 

【樋本英一先生のご講評】

1日目、審査員:宮本益光先生の「ちょっと静かにして、周りの音を聴いてみましょう」のご講評も良かったのですが、2日目の樋本英一先生のご講評です。

文中の「WAKAGE NO ITARI」は「若気の至り」と書くところを、同名の団体があることからの洒落っ気なのかな?と(笑)。

「たとえ、楽譜に叫ぶように、と書かれていても、美しい声でなければならない」

これは賛否両論あるかもしれませんね。
かつて著名なボイストレーナーの
「舞台に本物のホームレスを上げても、それは舞台として成立しない。
役者の『ホームレスのように見える』演技があることで舞台が成立する」
という言葉を思い出しました。

樋口先生は「生の感情」をそのまま出すのでは無く、表現として意識的になるべき、とおっしゃりたかったのでは……と想像します。

 


【美し国、三重】

開会式のご挨拶で「美し国(うましくに)」と言われるだけあって、美味しいものがいっぱいの三重県。
1日目の居酒屋が三重グルメ推しの店だったので、いろいろ堪能することに。
大人のこぶしほどの揚げぎょうざ、「津ぎょうざ」は食べ応えバツグン!

 

津の思わぬ名物は「うなぎ」だそう。
以前、津市ではうなぎの養殖が盛んで平成18年の市町村合併まで、津市はうなぎの消費量、店舗数とも全国一の町だったとか。
TLに流れてくるうなぎの写真が旨そうで美味そうで!(私は食べていません)

 

三重県総合文化センターの敷地内でも「さんま寿司」などが売っており。


朝、コンビニで買ってきた割引おにぎりを取り出し、知人たちがおいしい!さんま寿司おいしいねと言っているのを横目に紅葉を愛でます。(私は食べていません)

 

 

岡山に戻る日、ランチなら手が届くだろう・・・と入店した松阪牛の焼き肉屋。

このマーブル模様の美しいサシ!
マシュマロ並みの柔らかさと甘み。(これは肉を超えた肉、つまり豆腐の加工品か何かでは?)と脳がバグりました。

食べた!オレは三重グルメを食べたぞ!!
(財布の中身が乏しくなり、帰りは新幹線を使えず6時間以上かけて岡山に戻りました)

 


【シェーンベルクと高嶋先生の言葉】

混声合唱部門に出場のクール シェンヌさん。
自由曲にシェーンベルク「地上の平和」を演奏されたのですが、団員の山氏さんからご提供いただいた資料に、作曲から20年以上経ち「世界に平和の歌は欠けているのか」というテーマで書かれたシェーンベルクのエッセイがありました。

https://schoenberg.at/index.php/de/joomla-license/friede-auf-erden-op-13-1907


「教会音楽を書くなら宗教的でなければならない、愛の歌を書きたいなら恋をしていなければならないというのはおそらく事実だとしても[中略]傷ついた人間を描くのに傷を負う必要はなく、死にゆく人間を描くのに死ぬ必要は確かにない。そして、永遠の平和を信じなくても、平和の賛美歌を作曲することは確かに可能であろう。」
作曲した当時のシェーンベルクは地上の平和を「まだ人々の和解が可能であると信じていた頃の作品」と語っているそうです。


同声合唱部門へ出場のメンズ・ウィードさん。
プロフィールには指揮者:高嶋昌二先生が書かれた文。

今からほぼ80年前の戦時中、厳しい言論統制の下、文学者は沈黙するか戦意高揚のための作品しか発表できませんでした。そんな中、金子光晴は表面上「美しい日本」、本意は「この愚かな日本は必ず負ける」という『落下傘』を、命がけで世に問いました。当時その意を読み取ることができなかった体制側も含め、どれだけの人がその慟哭に気づいたことでしょう。それはまるで今の……
私たちの演奏を、現代社会は歯牙にもかけません。それでも私たちは歌います。平和を。

 

何を信じるか信じないか。
信じなくても信じても、何かを投げかけることに意味はあるか。
無力に思う自分の力でも、それでも・・・。
そんな様々なことを考えてしまったシェーンベルクと高嶋先生の言葉でした。

 

【あい混さんと中学生の物語】

混声合唱部門に出場のあい混声合唱団さん。
本番当日に中学生とこんなお話があったそうです。

 

動画を見ると、招待した名古屋市立豊国中学校合唱部の皆さんへのサプライズ。
良い話だなぁ、としみじみしてしまいました。
「花がほほえむ」も気持ちが伝わる演奏。
ただ、中学生にあい混さんだけじゃなく、今年の混声合唱部門全団体を聴かせたのなら、ちょっと将来が心配……というのは冗談です(笑)。
でもマジメな話、一般合唱団と中学生、高校生との交流は非常に大事だと思うんですけど、なかなか現実的な解決策は難しく。
あい混さんのように、全国大会当日でもこうした交流をされるのは本当に素晴らしいことですね。
一般合唱団と学生さんたちとの橋渡し・・・自分にも何か出来ることがあるでしょうか。

 

【来年は新潟】

まだまだコロナ禍が続く大変な状況の中、優れたホスピタリティで私たちをもてなしてくださった三重県合唱連盟のみなさま、本当にありがとうございました!

 

そして来年の全国大会は新潟!
2005年の全国大会、17年ぶりにりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で2023年11月、25・26日に開催されるそうです。

 

©新潟観光コンベンション協会

自分も訪れるのは全国大会以来の新潟。
米と魚と日本酒・・・じゃなく、また素晴らしい演奏に出会えることを期待しています。
新潟県合唱連盟のみなさま、来年どうかよろしくお願いします!

 


(三重全国大会あれこれ おわり)

 

三重全国大会あれこれ・上

 

全国大会で起こったことをご紹介する「全国大会あれこれ」。

 

 

 

【withコロナのコンクール】

 

昨年はチケットの半券は自分で切って箱に入れ。

合唱団の退場から次の団体の入場にも、1分ほど間を置き、終演後の退場も分散。

さらに座った座席の番号を書いて提出・・・と徹底していたのですが、今大会では全て無くなり。

演奏団体のマスク着用も各団体に任せ、ほとんどの団体がマスクを外しての演奏でした。

 

昨年の全国大会あれこれ【コロナ禍のコンクール】

 

 

ただ入場前の検温、手指の消毒は継続。

三重県合唱連盟のスタッフさんが2人1組になって、開場前に並んでいる人たちへ体温測定、消毒アルコール噴霧。

……え?! スタッフの一人は久しぶりに会うUくん!三重に来てたの?

 

「文吾さん、お久しぶりです!体温測らせてもらいますね~。

 あ、体温400度。ダメです、入場できません!!」

 

・・・Uくん、変わってなくて嬉しかったよ。



 

 

 

【合唱団みなまたさんのコンクール】

 

38年ぶりの全国大会出場となった室内合唱部門の合唱団みなまたさん。

 

ピアニスト兼団員である一期崎先生のブログ記事「全国大会の余韻抜けきれず」。

観客賞にも触れられていて。

一期崎先生はじめ、みなまたの皆さんはツイッターをやっておらず、わざわざ登録し、みなまたさんへの感想を読んで驚いたそうです。

 

おそらく出場団体の中で一番平均年齢が高いのでは?

(同じ熊本県から同声部門出場のLe Grazieさんが同じくらい?)

という私たちは、SNSに大変疎く、

Twitterでこんな嬉しい感想が繰り広げられているなんて

みんな知らないのです。

次の練習(早速明日、演奏会練習を始めます)には

これを取りまとめて、配る予定です。

 

読んでいてこちらもなんだか嬉しくなりました。

別の方からは「SNSの究極に正しい活用ですね。こんな素敵なことができるんだなあと感心しました」とも。

この件は観客賞に限らず、SNSは悪意を増幅させる面もあれば、こういった好意を広く伝える面があることを示していると思います。

合唱団みなまたさんへの感想はじめ、好意的な感想を書いていただいたみなさんに感謝します。

 

 

 

 

【音楽の中で、聴いている人たちが】

 

しばらく前から三善晃先生の「音楽の中で、聴いている人たちが、生きられなければならない」の意味をずっと考えていたのですけど。

室内合唱部門を終えたホールである方と話しているときに、その答えに結びつくかもしれないと思ったことがありました。

 

その方(仮に「Kさん」としておきましょう)が

「聴き手の息づかいを感じながら歌っているか?というのは、とても重要なことだと思います。本番が、ただの練習発表会にならないために」と言われたんですね。

同意するとともに、でも、それを実現するのは凄く難しいことなんじゃないですか?と返すとKさんは

「もちろん自分も出来ているとは思わない。しかし、演奏者に卓越した余裕が無くても、思いやり、相手の話を聴こうとする力があれば一歩進めるんじゃないかな。それをステージから客席に向かって実行すれば良いと思うんですよ」

 

そして今日聴いた中で一番それを感じた団体は、とプログラムのChorsal《コールサル》さんに指を置かれました。

 

そういえば学生時代に先輩から

「いいか文吾!ステージに上がったら、まず客席で好みの女の子を探すんだ!」

はァ?先輩、見つかったらどうすんですか?

「その子にだけ、その子のためにだけ歌え!」

当時は笑い話と思ったけど、意外と真実なのかもしれません。

 

 

「音楽の中で、聴いている人たちが、生きられなければならない」

それはどんな演奏なんだろう。

みなさん、これから一緒に考えてくれると嬉しいです。

 

 

(三重全国大会あれこれ下に続きます)