ナターシャ・グジーさんによる「いつも何度でも」


ウクライナ人歌手、ナターシャ・グジーさんによる
千と千尋の神隠し」主題歌、「いつも何度でも」。
歌は5:25からですけど是非とも最初から。


この状況でチェルノブイリ被害者の方のお話は
不安を煽ることかもしれませんが。
それ以上に絶望的な状況へ光を当てる言葉と音楽、
そして素晴らしい演奏だと思い紹介します。






果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける



<追記>
この曲は「千と千尋の神隠し」のパンフレットによると
「千と千尋」の前に企画として上げられていた
「煙突描きのリン」という作品に作詞の覚和歌子さんが
触発され、「いつも何度でも」が作られたということ。
以下、パンフレットから抜粋します。

 次作「煙突描きのリン」は、簡単に言ってしまえば群発地震が起こって瓦礫の山のようになった東京に、何とか倒れずに残ったお風呂屋さんが舞台の物語ということでした。一人の画学生の女の子が、大阪から自転車に乗ってそのお風呂屋さんにやってきて、煙突に絵を描くことを条件にそのお風呂屋さんに住むことを許されるんです。聞いたとき、一枚の絵が浮かんできました。煙突に女の子が登っていて、その眼下に瓦礫の街と海が広がっている絵でした。その絵から言葉を頂いて、木村さんの曲が送り出してくれる思いを受け取るようにして詞が生まれました。