アクアパッツアを作ってみた


 月曜の夜に写真を載せましたが、
アクアパッツァ」というイタリア料理。
 訳すと「クレージーな水」というもの。
 一度作ってみたかったのです。


 そういうわけで作り方をご紹介。

 

 魚は白身であれば何でも良いようです。
 今回は調理済みのメバルを。
 あらかじめ塩コショウして余分な水分を出しておきます。



 アサリは塩水に浸し砂出しをしておきます。



 旨みの元になるアンチョビーソースと
これがあるからイタリア風になるケイパーとオリーブ。

 他にプチトマトを。本当はドライトマトが良いんだけど。



 オリーブオイルでニンニクを弱火で炒め
香り付けをしてから取り出します。(焦げるので)



 メバルを焼きます。



 強火にしてアサリと白ワインを投入。



 白ワインのアルコールが飛んだら
さらに水とケイパー、オリーブ、アンチョビーソースを。
 先ほど取り出したニンニクを戻し、ローリエも。



 半分に切ったプチトマトを入れ。
 (見切り品のタイムも入れてみました)



 煮汁を魚にかけながら煮汁の味の調整をします。




 できあがりー!


 さて、食べるか。
 ・・・メバルは正直、身が少なくてガッカリ。
 あと「クレージーな水」ということで常に強火でしたが
白ワインの後、入れた水が沸騰すれば後は中火で
やさしく煮汁を魚にかけ続けたほうが良かったかな。


 まあ、アサリのコハク酸、
アンチョビーとトマトのアミノ酸、と
旨みのかたまりで煮汁を作っているのだから、
そうマズくは出来ないはずです。
 簡単に言っちゃえば「イタリア風煮魚」ですしね。


 ケイパーも半分残したので、
今度は鯵でやってみようかな。


 ワインはトリノ・オリンピックの時に
「あの近くのワインで良いものは?」との注文に
ワインショップが出してくれたRoero Arneisというもの。
 チーズもおすすめのイタリア産。非常にクリーミー。


 ネットで調べたところワイン名の「Arneis」って
現地の言葉で「気むずかし屋でちょっと気が狂った人」の意味だそうだ。
 なんてこった、期せずして「き●がい」繋がり!



 緑がかった黄色で、柑橘系の香りがして
優しい口あたり、すっきりした味わいの後、かすかな苦味が味を引き締め
とても美味しい。
 少なくとも味の方は全然気難しくありません。


 完全な自己満足だけど月に1度程度はこんなことをして
ストレス解消をしているのでした!