ラーメンを食べた後は渡し船の発着所へ。
向島へ渡り、自転車を借りて回ろうと。
この渡し船というのは島との間が近い瀬戸内ならでは?
車だけではなく、島に住んでいる人たちが徒歩、
あるいはバイクや自転車で本州と行き来する「日常の足」だ。
100円を払い、船を待つ。15分に1便。
風が気持ちいいなあ。
あっという間に向島へ着いてしまう。
さて、レンタルサイクルはどこだ・・・見当たらない。
しばらくうろうろ探し回るがどうにも見つからないので
渡し船の係員に聞くと
「あー、レンタルサイクルは尾道側の駅のずっと向こうにしかないよ」
なんだってー!!!
数年前は向島にもあったような気がしたんだけどなあ。
しかたが無いのでまた船を待ち、尾道へ戻る。
あれ? 戻る時には料金は請求されなかったぞ??
20分ほど歩き、レンタルサイクルの場所へ。
自転車を返すと戻してくれる保証金1000円を含め1500円。
今度は駅に近い、違う渡し船から乗る。
料金は70円。・・・アレ?30円安くなった!
自転車を借りても向島で特に何をするわけでも無い。
ヒゲの監督が撮った「ふたり」「あした」などの映画セットがあるそうだが
その映画は観たけどあんまり憶えていないし・・・。
島のなんとはない風景を自転車で見たくなったのだ。
こんな、水路を進む渡し船とか。
堪能し、帰ろうとまた発着所へ。
帰りはお金を払わなくてもいいんだよね、とスルーしようとすると
「ちょっとちょっと!」と呼び止められる。
「70円払って!!」
えー?!
じゃあ、往復だと140円でさっきの発着所より40円高いのか!
駅から近い分、割り高な価格設定なのか?
他にも渡し船の場所はあり、それぞれがどういう価格設定をしているのか・・・。
ちょっと不思議で、興味深い話です、渡し船。
尾道へ戻ってからそのまま自転車で土堂、久保の飲み屋街へ。
多少、ほんの少し、ちょっとだけ方向音痴気味な自分。
まだ明るいうちに行く予定の店の場所を確かめ、
さらに店の門構えから大丈夫な店かどうか確認しようというワケ。
戦後間もなく出来たという、
舶来居酒屋「暁」は是非行ってみたかった。
先代マスターが集め始めた世界各国の洋酒ビン5000本や
酒造メーカーの名入りトレイなどが所狭しと並ぶ、という店。
http://homepage2.nifty.com/ONO_MICHI/Cafe/24akatsuki.htm
住所が久保2、この辺かな
・・・あった! あれ?
「すみません 休業中です」
・・・ガックリ。
その他にいくつかの店にアタリを付け、
自転車を返却すると午後6時。
飲み始めにはちょうど良い時間じゃないか!
(つづきます)