ええ、マンガ、この年になっても大好きです。
今回は11位から6位まで。
第11位
「オトノハコ」 岩岡ヒサエ
- 作者: 岩岡ヒサエ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/31
- メディア: コミック
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やはり合唱好きとしたらこの作品を選ばねば!
私の詳しい感想はこちら。
合唱を正面から題材にして
ここまで気持ちの良い作品にしたのは
もっと評価されても良いと思うなあ。
掲載誌の「Beth」は休刊してしまいましたね・・・。
第10位
「君に届け」 椎名軽穂
- 作者: 椎名軽穂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: コミック
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「マンガ大賞2008」で選ばれていて読んだマンガ。
見た目の不気味さと反対に内面のピュアな主人公、で思い出すのは
「エンジェル伝説」なんだけどあまり言及する人がいないのが悲しい。
(…まあけっこう前だし少年マンガだからね…)
主人公の心の美しさが知られていく過程、
勇気を出した行為が認められ、
世界が広がっていく模写など巧いな〜と感心。
そりゃ少女マンガだからやっぱり恋愛中心なんだけど
それだけで読まないのはもったいない!
特にその友情の描き方にほろっと来ました。良作!!
第9位
「孤独のグルメ」【新装版】
- 作者: 久住昌之,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/22
- メディア: コミック
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言わずと知れた大名作なんだけど
(私は最初に出版された時のものも、文庫版も持ってます…)
2008年に出版された新装版は
作者の久住昌之氏と谷口ジロー氏、
そして川上弘美さんの鼎談も加え、なんと!
「東京都内某病院のカレイの煮つけ」
…という10年ぶりの新作、特別編も掲載!
「大山町のハンバーグ・ランチ」で見せたゴローさんの
強さの秘密が分かりますよ。
「生きているというのは体にものを入れてくということなんだな」
うーん、やはりこの作品、カッコイイ。
あとこんな画像も見つけてしまった・・・。
ズズゥゥじゃねーよ(笑)。
第8位
「RIN」 新井英樹
- 作者: 新井英樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/06
- メディア: コミック
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全8巻「SUGAR」の続編。
才能世界レベル、性格最低のボクサー、
石川リンの活躍を描く作品。
その天才性を余すところ無く描く素晴らしいボクシングシーン。
世間にも対戦相手にも
嘲笑と挑発を繰り返すリンの真意はどこにあるのか。
最後は打ち切りっぽく終わった?のが残念。
もっと評価されろ!
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/02/22
- メディア: コミック
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若きプロ棋士を主人公にした将棋マンガ。
「ハチミツとクローバー」は受け入れられなかった私だけど、
これは読める!アツイ!面白い!!
生きる道として将棋を選び、進んでいく。
主人公のその切迫さ。
生きていくことに必要な将棋というものへの愛憎。
主人公を傷付け、または癒す周囲の人々。
2巻の最後の叫びなど、なかなかヒリヒリさせる良作です。
あ。主人公のライバル?である二海堂くんは
監修の棋士さんコラムにも書いてあったけどモデルがいて、
その人を書いた本は
私のオールタイムベスト100に入るぐらいの良い本です。
「聖の青春」大崎 善生
- 作者: 大崎善生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/05/07
- メディア: 文庫
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部屋に少女漫画を積み上げていた村山聖棋士が
この「3月のライオン」を見たら
きっと凄く凄く喜んだろうなあ・・・。
第6位
「FLIP-FLAP」 とよ田みのる
- 作者: とよ田みのる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: コミック
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「世界初(?)のピンボール・ラブコメ」
「普通」の主人公が好きな女の子へ告白。
だが、彼女と付き合う条件は
ピンボールのハイスコアを超えることだった!
ピンボールに興味が無かった主人公が
どんどんハマっていく姿、
プレイシーンも激しく楽しい。
ゲームってのは所詮無意味だし、
作中で主人公もそれを嘆くのだが
その回答が何度も何度も示されるのにも胸が熱くなる。
他にも
「無意味じゃなくなる方法教えてやるよ」
「楽しめ!!!!!」
とか。
「なんでゲームに熱くなれるんだ?
何か見返りがあるわけじゃないし
誰かがホメてくれるわけじゃない
意味の無いことって空しくならないか?」
「俺の心が豊かになるだろう」
「好きなもんは好きなんだよ!!!」
「意味ばっか
求めてんじゃねーよ!!!!」
・・・素晴らしい!(感涙
まあ私の感想なんかより
「こどものもうそうblog」米光さんによる名レビュー。
とよ田みのる『FLIP-FLAP』、世界を軽く打つんだ
をどうぞ。
(続きます)