うーん、ちぃとノドが痛くて頭が重い・・・。
こんな時に風邪をひくわけにはいかないので
ネットで回っていた「風邪撃退レシピ」の料理を作ってみることに。
【風邪撃退カンタンレシピ】
ざく切りの白菜1/4個、水カップ2を鍋に入れ煮込む
→しょうがを1個まるごと(エー!)千切りにし、
豚薄切りとともに鍋に入れさらに煮込む
→塩こしょう、ごま油を味付けして食べる
→汗がとまらなくなる!
これって妹尾河童さんが広めたピェンローの
「しょうがたっぷりVer.」じゃね?
私は味を出すためさらに骨付き鶏もも肉と
余っていたキャベツ、マロニーと酒も入れてみました。
うん、この時期の白菜は文句無しに美味い。
これで無事に済めばいいなー。
毎日のうがい、手洗い、充分な睡眠も大事ですね。
さて、本日もギリギリの更新で行きますよー。
6. 岡山県・中国支部
合唱団こぶ
(混声46人・2年連続出場)
岡山県総社市にある総社東中のOB合唱団として
1992年に創立され
団員が総社東中出身者だけでは無くなったので
「合唱団こぶ」に改名した合唱団。
高校生・大学生が大半を占める若い団ということで
昨年は谷川俊太郎さんの詩、
松下耕先生作曲の「今年」が
その感性を生かして演奏されていました。
等身大の表現に好感をもった方も多いのでは?
今年の課題曲はG2のVillette。
自由曲がDobrogosz 「Mass」より「Kyrie」
高田三郎:混声合唱とピアノのための預言書による「争いと平和」より
「エフラタのベトレヘムよ」。
へーっ!
Dobrogoszは軽いリズムに乗せて
キャッチーな旋律がめまぐるしく現れる
中学校OB合唱団として演奏するに違和感がない曲です。
しかし高田先生の「エフラタのベトレヘムよ」とは!
最近はそんなに演奏される機会は少なくなりましたが
キリスト教徒である高田先生の渾身の曲。
コンクールでは5年前の全国大会で
大久保混声合唱団が演奏しています。
こぶ定期演奏会で客演指揮をされている
高嶋昌二先生のアドヴァイスかな?…なとと考えたり。
高田先生の「争いと平和」「イザヤの預言」などの曲は
前述の大久保混声や豊中混声など
人生経験という年輪を重ねた、
深みのある声で表現される演奏が記憶に残っていますが、
若い合唱団こぶの演奏が、この曲の印象に
新しい魅力を加えてくれることを期待してしまいます。
7. 愛知県・中部支部代表
岡崎混声合唱団
(混声74人・7年連続の出場)
高校の名門合唱部:岡崎高校コーラス部が母体のこの合唱団。
すっかり上位グループの常連ですね。
先日の全国大会高校の部では
岡崎高コーラス部が以前岡崎混声が演奏した
混声合唱のための「ラプソディー・イン・チカマツ」から
「 貳の段」を見事な演出付きで披露して喝采を浴びていましたっけ。
岡崎混声の今年の課題曲はG2のVillette。
自由曲は信長貴富:混声合唱とピアノのための「春と修羅」より「II」。
宮沢賢治の著名な詩によるこの曲。
VOX GAUDIOSAの委嘱初演曲ですね。
「修羅」は仏教思想における六道(天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)の一つで、人間と畜生の間に位置し、常に戦い合う世界とされる。これに対して「春」は涅槃(悟りの世界、究極の理想の境地)の象徴である。この二つの相反する要素を対立させながら、宮沢賢治は自分=修羅の精神世界を描いている。身悶えしつつ思いが抑えきれず溢れ出したような、エネルギーに満ちた詩だ。(中略)
曲は単一楽章で、いくつかのシーンに分かれているが続けて演奏される。冒頭、地の底から聞こえてくるような呼吸音に始まり、生命が誕生の叫びを上げる。灰色の世界から輝きの春の世界へと、音楽は次第に色彩感に満ちていく。日本の伝統音楽的な粘着質の音使いと、そこから解放されたロマンティックな音響の対比が、音楽的な特徴と言えるだろう。曲中しばしば登場する「ZYPRESSEN」という語句は本来「糸杉」を意味するドイツ語で、宮沢賢治は音楽的効果をねらってそれを用いたと言われている。私も語義にとらわれず、春の輝きを象徴する響きとしてそれを曲に挿入した。(後略)
(信長貴富・初演プログラムより抜粋)
中部大会を聴かれた方の感想では
自由曲は、やはり自分たちの得意とする曲で
勝負してきたという感じでした。
課題曲では見せなかった、圧倒的なフォルテの迫力。
これは、中部大会全団体通しても
一番ではなかったかと思います。
でも、折角の「心象スケッチ」ですから、
そのメンタルの動きや表情を声にできたら、
もっとすてきだったなあ、と思いました。
言葉に込める思いをみんなで磨いていくと、
すごい演奏になる予感はしました。
Tさん、ありがとうございました。
中部大会からさらに練習を積んだ岡崎混声。
様々な技巧を凝らした、
そして"歌”のあるこの曲を、
きっと見事に演奏してくれるに違いありません。
そして数年後に岡崎高コーラス部も演奏するのかな?
(つづきます)