さすがに仕事が始まると
連日の更新はできませんね・・・。
ちゅーかどこにも行かずにこの長い休み
毎日キーボードを叩いていたというのに
全国の感想は終わらず本も2冊ほど読めただけ、って
なんなの、それ。
今日はある本と、それに関連した映像を紹介します。
最後の授業 ぼくの命があるうちに

- 作者: ランディパウシュ,ジェフリーザスロー,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2008/06/19
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 112回
- この商品を含むブログ (101件) を見る
カーネギーメロン大学教授、ランディ・パウシュ。
ヴァーチャル・リアリティの専門家である彼は
2006年、46歳の時に膵臓ガンを宣告され、
「最後の講義」をする2007年9月には余命数ヶ月と宣告される。
この講義はYoutubeでも流され、
日本語字幕付きのものが30万回以上も再生されています。
まあ、騙されたと思って1分間だけ再生してみてください。
ランディ・パウシュの「最後の授業」1
明るく、晴れやかに、
笑いをこれでもか!と折り込み、
腕立て伏せを華麗にキメるパウシュ氏が
余命数ヶ月とはとても思わないだろう。
本書ではパウシュ氏が子供の頃からの夢。
それはディズニーランドへの憧れだったり
NFLへの、スタートレックへの夢を語り
それをいかに実現させたかを記したものである。
正直に書くと、そのあまりに現実的な
「夢を実現する方法」に私はついていけないものを感じた。
「そりゃ頭が良くって才能がある人は違いますねー」…と。
だが、最後の最後でパウシュ氏の言葉
“頭のフェイント”が大きな意味を持ってくる。
最後まで読み、「頭のフェイント」を理解する時この本は
「夢をどのように実現させるか」、
だけの本では決して無いことに気づくだろう。
自己憐憫では無い、明るく、前向きなパウシュ氏の姿が
最後まで本書を読むといっそう輝いて見える。