２００９年ありがとうございました - 原動機

・・・いろいろ書こうと思ったのですが
実は昨晩からあまり調子が良くなく
（熱は無いのですが体がとにかくダルイ）
あまり長く集中して書けない状況です。

でも、午前中寝っころがりながらこの本を読みまして。

尾道の書店チェーンに勤める車椅子の書店員の方のお話なんですが
これが大変素晴らしかった！
詳しい感想はまた来年にして、
その書店チェーン：啓文社の社長さんの言葉が特に良かったんですね。
引用します。

わが社の手塚社長が繰り返して言う言葉に
「合理主義者は祭りをなくす」がある。
無駄なものを排除していけば、
町から祭りは消えてしまう。
けれども祭りのない町は味気なく、
活力も生まれないという意味だと思う。

・・・仕分けで一見「無駄」に見えるものを
どんどん無くそうとしている某国の偉い人にも聞かせたい言葉です。

そんなわけで一見「無駄」に思えるもの、
それでも長い目で見れば活力を生み出すものを
来年も追い求めていきたいと思います。

ああ、そうそう、最近ブログの場所を替えた（リンク変更しましたよ〜）
Web交換日記相手さんに勧められて、
今さらながらスカイプを初めて経験したんですよ！
面白かったなあ。

ああいうたくさんの「新しいこと」に出会えて
その新しいことを「面白い！」と思える年になりますように。
そして新しい人に会うのももちろん、
昔ながら知っている方にも
新しいものを見つけられる年でありますように。
願わくはその人にも、
新しいものを少しでも見せられる自分でありますように。

休みに入ってから本を読むのももちろんなんですが
「文芸・ジャンキーパラダイス」HPの
「チェ・ゲバラ」や
（イトウキネンの代表さんも勧めている映画、観たい！）
「南方熊楠」の生涯を読んで興奮したり

・・・紅白に出演された合唱人のみなさん、ごめんなさい！

来年も

「自分にしか書けないことを
　誰にでもわかるように書く」
（by井上ひさし氏）

を目指したいと思います。逆にならないように気をつけながら。

みなさん、今年も本当にありがとうございました！
来年もどうかよろしくお願いします。