「コンクール出場団体あれやこれや:出張版2014」(その11)

 

 

 

史上かつてない2次会実行委員会からのお知らせです。

 

※ぜんぱくさんブログより転載

 

 

 

お知らせです。

今年の「史上かつてない2次会in高松」ですが
ついに250名を超える見込みとなりました。
「うれしい悲鳴」というところですが、

悲鳴の方が大きい感じです(汗)。

会場キャパとの関係で、

ご案内した団体以外の方のエントリーを
一時停止させていただきます。申し訳ございません。
今後のエントリーについては、

2次会運営スタッフで検討をしてから
また改めてご案内させていただきます。

 

http://talk21self2.blog111.fc2.com/blog-entry-1857.html

 

 

そういうわけで大変申し訳ありませんが

団体以外の方のエントリーを
一時停止させていただきます。

ご了承ください。

(・・・毎回思うけど凄い会だなあ)

 

 

 

さて、6番目に出場のscatola di voceさんの後、

混声合唱部門は20分の休憩です。

 

今日はその休憩を利用して

コールサル指揮者:ぜんぱくさん、

MODOKI指揮者:山本さん、

そして私の3人で行った座談会をふたたび公開いたしましょう。

 

 

第1回は「初めての全国大会」でしたが

http://bungo618.hatenablog.com/entry/2014/11/09/112635


第2回は「泣けてしまった演奏」がテーマです。






山本 文吾くんが言った
   加悦谷高の「のら犬ドジ」で思い出したけど
   宮崎女子高校(現:宮崎学園)ね。
   第46回大阪大会の「のら犬ドジ」から「おやすみ」は
   ずっと泣いてた!
   「ドジが 帰ってきたぞー!!!」


うわーん、あのクライマックスは感動的ですよね!
泣けた演奏ですか・・・。
昨年のCANTUS ANIMAEさんの三善先生の「であい」は
コンクールの演奏では一番泣いてしまった演奏かも。


山本 近年のコンクールの演奏の中では
   抜きん出ていた気がしたね。
   あれは聴けて良かったな…と思った。


「聴きに行った」んじゃなく、
「泣きに行った」って山本さんも言ってましたね。


ぜん 2006年熊本大会での
   大分市民合唱団ウイステリア・コールさん、
   柴田南雄先生の「追分節考」。
   あれは人生の中で3本指に入るくらい泣けた演奏だね。

http://talk21self2.blog111.fc2.com/blog-entry-572.html


あの演奏も泣けましたねえ。
何度も聴いて、歌った曲なのに
あそこまで郷愁を掻き立てられた演奏は初めてでした。
と言うか、ウイステリアさんの演奏で
初めて泣ける曲だったのを知りました。    

ウイステリアさんは
アンジェルス児童合唱団さんとの合同で出場した
2012年の富山大会、
佐藤賢太郎「ウミガメの唄」も凄かったですよね。
富山県合唱連盟のスタッフまで泣かせたという…。


山本 やっぱり子供の声って

   大人には出せない純粋な気持ちが伝わるよね!


   …演奏って聴く人の体調や
   置かれてる環境で
   心へ響くところが変わる部分もあるやない?
   例えばですよ、大事な人が亡くなって
   悲しい曲を聴いたら・・・とか。


それはありますね。
2006年新潟大会でCANTUS ANIMAEさんの
堀内貴晃先生「みみをすます」の演奏。
全国直前に友人が亡くなったのもあり、
最後の「おともなく ふりつもる プランクトンに」の
夢見るようなウィンドチャイムが
なにか友人の魂を昇天させるような音に聞こえて・・・。


山本 あの時の「みみをすます」、良かったね。
   課題曲の「あやつり人形劇場」もとても良かった。

   辻正行先生が亡くなられた直後の
   2003年三重大会、
   大久保混声合唱団さんの
   千原先生「ラプソディー・イン・チカマツ」の「貳の段」も
   感情へ強烈に訴えかけたね。


あの演奏は名演と言うのにふさわしいですね。
課題曲の高田三郎先生「水汲み」も
大好きな演奏でした。
音源、手に入らないかな・・・。


山本 あの年は亡くなるまで辻先生が指揮されていた
   静岡合唱団さんが
   荻久保和明先生の「How old am I」という曲を
   演奏されていて。


2曲目の「The Woman」!
あれには参りました。
だって詩が

「あのひとは 生きていました
 あのひとは そこにいました
 ついきのう ついきのうまで
 そこにいて 笑っていました」

http://alpin.lolipop.jp/enso/ensozennkokuarekore.htm


山本 あの時は入院してたところから来たんだけど
   肉体的にも精神的にも弱っていた時で
   大久保混声さん、静岡合唱団さんを聴いて
   「もう、本当に、まいったな・・・」と
   我ながら思う状態になった。


団員さんがこらえているのはわかるんですけど、
途中で耐え切れなくて、
目の方に手をサッと動かしていたのがね・・・。


ぜん コンクール本番の演奏じゃなくてもいい?


どうぞどうぞ。


ぜん 2007年東京大会で本番前日、
   静岡大学混声合唱団の練習見学に行ったんだよ、
   山本さんと二人で。


山本 行きましたね(笑)。


ぜん 水道橋の雑居ビルの一室に入ったら
   狭い部屋でね。
   そこに静大の団員さんが50人ぐらい、
   OBと自分たち2人で10人ほど、
   あわせて60人以上がひしめき合っていて。
   2メートル先にベースの若者が立っている。


狭いなあ(笑)。


ぜん で、課題曲のパレストリーナを聴いたら
   静大のみなさんには悪いんだけど
   演奏に詰める余地がかなりある状態なんだよ。


・・・すいません、この話はどこへ行くんですか?(笑)


ぜん まあ聞いてよ(笑)。
   それで自由曲の三善先生の「地球へのバラード」から
   「地球へのピクニック」を歌い始めると
   様子が変わってくるんだよね。


どんな風に?


ぜん 静大合唱団は指揮者の田中豊輝先生も
   辻正行先生の良いところを充分残して
   言葉、ディクションを大事にする演奏ができるのよ。
   そういう良さでもって
   ガムシャラに熱く、
   地球へのピクニックを歌ってくると。

   ・・・もう、聞いてられない!となってね。
   こんなに感情に訴えてくるなんて!


山本 ああ、泣きましたねえ(笑)。


ぜん それで練習後に、一言お願いしますと言われて。


言われて?


ぜん 喋っている途中で極まって泣いてしまったんだ。


OBでもないのに!?


ぜん そう(笑)。
   静大の団員さんは
   「このおっさん誰だろう?」みたいに
   ポカーンとしてるし。


そりゃそうでしょう(笑)。


ぜん …いや、でも本当に素敵だったんだよ。
   最後、田中先生が
   「みんな、手を繋いで歌ってみよう」って。

   「地球へのバラード」は若者の歌なんだなあと
   つくづく思った。


東京大学柏葉会の委嘱作品で
学生と一緒に三善先生が作り上げたという話がありますね。
じゃあ、次の日の本番はさぞかし良い演奏だった?


ぜん それが演奏の難しいところだよね(笑)。


(笑)。


ぜん でも、あの狭い部屋で聞いた
   静大の「地球へのピクニック」ほど
   心へ訴えかけてきた演奏は少ないね。
   ・・・忘れられないな。





(明日に続きます)