「コンクール出場団体あれやこれや:出張版2014」(その9)

 

 

 

 

混声合唱の部は同声合唱の部の後
23日(日)13:40から開始予定です。

混声部門でも室内部門と同様に
この企画本家のコールサル指揮者:ぜんぱくさんと
MODOKI指揮者:山本さんと私とで
出場される団体の、記憶に残っている演奏を主に語ってから
合唱団紹介へ移るという形で進みたいと思っております。

ぜん ・・・  ぜんぱくさん(コールサル指揮者)
山本 ・・・  山本さん(MODOKI指揮者)





この混声合唱の部、部門改正で正直
「エゲツな!」と思った部門です。
なぜなら一般A部門の上位団体の多くが
こちらの部門に移ったのがその理由。
今年の混声合唱部門全16団体中、
過去に金賞を受賞している団体が「10団体」ということから
この部門の熾烈さをわかっていただけるでしょうか?

さらに今年は2年ぶりに出場する団体が3団体。
しかもその3団体すべてが過去に金賞シード受賞済みの団体。
…昨年より厳しさに拍車がかかることは間違いないようです。


ゴジラかガメラかキングギドラかはたまたモスラか。
ルフィかナルトか悟空かはたまたケンシロウか。
寿司か北京ダックかはたまたカツカレーか。


・・・もういいですね。
聴く分には楽しいけど、
出場する分にはかなーり厳しいこの怪獣大決戦!
最初に出場する団体は…


 

 

 

 

 

1.神奈川県・関東支部代表

マルベリー・チェンバー・クワイア
(27名・2年ぶりの出場・51回大会から11回目の出場)





ぜん 3年前の青森大会、
   Z. Randall Stroope作曲の
   「We Beheld Once Again the Stars」
   (我らは再び空の星を仰いだ)が好きでした!


ああ、あの演奏良かったですよねー!


山本 いつも上手いよね。安定してる!
   2000年札幌での全国大会で
   初出場のMODOKIと同じ
   一般A部門で聴かせてもらってね。
   「うまいなー!」って印象に残ってるよ。


基礎力はひょっとしたら
出場団体中、一番かも?


山本 この団体も言うならば「スタイリッシュ」!
   ぼくらの知らない曲もいろいろ紹介してくれて。


やはり関東・東京の団体らしさがある、と(笑)。



今年のマルベリーー・チェンバー・クワイアさんの
課題曲はG1 Salve Regina(Josquin des Prez 曲)
自由曲は「Ama Zera Lur(母なる大地 )」 
(Xabier Sarasola)




さて、室内合唱の部へ出場される
マルベリー・クワイアさんの記事で
素晴らしい紹介文を送って下さった、
指揮者:桑原妙子先生の娘さん、
春子さんをふたたびお呼びしましょう。

春子さん、お願いします!

 

 


マルベリー・チェンバークワイアも、
マルベリー・クワイア同様、
昨年はコンクールに参加しなかったので、
2年ぶりの全国大会となります。

こちらも、今年はサラソラ先生に
作曲・指揮していただいた曲を
自由曲に選びました。

サラソラ先生(1960- )は
音楽学校でヴァイオリンの教授を務める傍ら、
合唱指揮者、作曲家としてもご活躍で、
ヴォーカル・アンサンブルKEAでは
メンバーとして歌っていらっしゃいます。
このアンサンブルはアルゼンチンの世界合唱シンポジウムで
スペイン代表として演奏しています。

今年5月に小田原にお招きし、
客演指揮していただきましたが、
合唱コンクールの最難関ヨーロピアン・グランプリで
審査員を4度も務められただけあり、
圧巻のレッスンと指揮で一同、大感激でした。

なお、マルベリー・チェンバークワイアでは、
現在、男声メンバーを募集中です。
女声は1名を除き、
全員が小田原少年少女合唱隊のOGですが、
男声は半数以上が外部から加わっています。
募集の詳細はHP
(http://www.mulberrychamberchoir.com/)をご覧ください。





「母なる大地Ama Zera Lur」 

マルベリー・チェンバークワイアの委嘱作品で、
今年5月、作曲家の指揮で世界初演しました。
歌詩はサラソラ先生の友人で詩人のミケル・サッリエギ氏が、
私達のためにバスク語で書き下ろしてくださいました。

バスクでは日本と同じように自然を神として崇めるなど
共通点が沢山あることから、
詩は「大地、水、火、空気、無」の
5つの大切な要素が主題になっています。

それぞれ、俳句と同じ形式の5・7・5音節で書かれ、
日本語との掛詞なども使われています。

説明がとても難しいので、長くなってしまって恐縮ですが、
ここに歌詩全部を掲載します。
なお、原語の詩の中で下線が引いてある言葉には、
日本語(五大、山、雨、川、風、愛、空、無)が
そのまま使われています。

曲は副題である「A MAZE-RA GO DAI(五大要素)」を
高らかに歌いあげて始まります。

 


A MAZE-RA GO DAI  五大要素

1.大地
Ama zera Lur            母よ、貴女は大地
yama ta lau Gaia           山、平野、地球
urrez orraztu(a)          金の櫛で髪をとかす
(バスク神話にでてくる女神マリは
 「母なる大地」で、
 地下深くに沢山あふれている金で出来た櫛で
 髪の毛をとかすと言われています。)

2.水
Ame zera ur         母(雨)よ、貴女は水
kawa osin iturri        割れ目は川の源
Lamin baratze      妖精ラミンの庭
(Ameは日本語「雨」とバスク語「母」の掛け言葉。
 ラミンはバスクの民話に出てくる全身毛むくじゃらで
 背の低い川辺に住む妖精です。)

3.火
Ama zera su     母よ、貴女は火
hi eguzki izeki    太陽を呼び覚ませる
igitai argi       鎌と光
(Ama zera suは、
 日本語の「天照Amaterasu」との掛け言葉です。
 バスクには、女神マリが火の鎌の形で空を横切り、
 亡くなった祖先の魂が
 光となって照るという言い伝えがあります。)

4.空気
Ba zera kaze       貴女は風でもある
orbela airez a ire    落ち葉が空中に舞う
Egoi Eate        エゴイとエアテ(風の神)
(バスクの民話に出てくる妖精エゴイとエアテは
 落ち葉と一緒に「愛」(ai)しあって踊り、
 風をおこします。)

5.無
Ba al zera huts     そして貴女は無である
zora zerua eza        狂った望みのない空
Ortzi mu-----          空っぽの地平線(神オルツィ)
(オルツィは雷と嵐の神で、
 バスクでは最も畏れられています。)

 

 

春子さん、今年もありがとうございました!
さて、今回の特別企画で
指揮者の方へコンクールでの思い出の名演奏をお聞きする企画。
今回は桑原妙子先生です。


 

「思い出の全日本合唱コンクール名演奏:桑原妙子先生」


1979年、小田原の団体がまだ全国に出られなかった時代に、
神奈川県民ホールの全国大会で聴いた
栗山文昭先生指揮O.M.P.の素晴らしい演奏が
一番、印象に残っています。

 

 

妙子先生、ありがとうございました!
調べたところこの年は
課題曲にジェズアルド、
自由曲にプーランクの悔悟節のための4つのモテットから、だそうで。
しかもコンクール史上2度目のタイムオーバーの
記念すべき?演奏だそうです!

http://homepage3.nifty.com/choirkyo/article/competition.htm

↑ 上記リンク、とても面白いです!
その後に出されたO.M.P.機関誌が「オーバータイムス」って(笑)。

タイムオーバーの演奏は規則破りで
録音に残りにくく、賞として記録にならないもの。
それでもこんな風に35年前の演奏を
「一番、印象に残っています」
そう語られる指揮者の方がいらっしゃるのは素敵なことですね。





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写真は今年5月、サラソラ先生の指揮で
今回の自由曲を演奏した時のものだそうです。



世界的な合唱指揮者、作曲家である方に
作品の委嘱をされ、
さらに初演の指揮も・・・なんて贅沢!

今回の委嘱曲も詩を読めば
バスク語と日本語との掛詞があちこちで使われ
非常に興味深いです。
それがどんな風に曲へ活かされるのか?

この自由曲、私は未聴ですが
サラソラ先生の他の曲は
耳に馴染みやすく、かつ奥深い魅力のあるもの。

27名と混声部門では最少人数の
マルベリー・チェンバー・クワイアさん。
しかし、技術力の高さと
自分たちが委嘱された曲ということで
思い入れの深い、きっと良い演奏をして下さると期待しております!








続いては昨年、意外性ある選曲が好評だった実力合唱団です。





 

 

 

 




2.福島県・東北支部代表

会津混声合唱団
(混声43名・6年連続出場・49回大会以来17回目の出場)




山本 現代作品の演奏はもちろん上手いし、
   昨年のメンデルスゾーンも上手かったし…
   何を演奏してもキチッと仕上げる団体だよね。
   アバウトじゃない、正確さがある。


ぜん そこをクリアしないと全国へ出てこれないんだろうね。
   やはり福島県の団体はその点が優れているよね。
   その正確さの上に音楽があるわけだから
   やっぱり凄いなあ、と。


山本 昨年のメンデルスゾーン、面白かったよね!
   自分は金賞でも良いと思ったくらい。


そうですね、同感です。
今年もメンデルスゾーンの曲を1曲やるので楽しみ!


さて、今年の会津混声さんの演奏曲は。

課題曲はG3 夜もすがら(千原英喜)
自由曲はRichte mich,Gott(わたしを裁いてください、神よ)
(Felix Mendelssohn)
Jubilate Deo(Simon Wawer)



メンデルスゾーンは3分を少し越えるほどの曲ながら
宗教的な厳かさとメンデルスゾーンらしい輝きが
繰り返され、高まっていく名曲。

Simon Wawerは室内部門へ出場される
混声合唱団鈴優会さんも選曲されている
1979年生まれのドイツ人作曲家。

「Jubilate Deo」は切り込むリズムがカッコイイ現代曲!
会津混声さんに実に向いてそうな曲ですね。

3曲3様、面白い選曲です。
団員Bさんに選曲理由をお聞きしました。


 

「課題曲はG3 夜もすがらですが」

消去法です。
例年通り無伴奏で。



「そして自由曲はメンデルスゾーンのRichte mich,Gottです」

去年も歌いたかったけど歌えなかったから今年取り上げました。



「自由曲2曲目のJubilate Deoは?」

わくわく歌える曲も入れてみました。
最後は発散できれば。

 

 
なるほど、確かに最後は発散できそうな曲です(笑)。



そして会津混声さんの定期演奏会のパンフレットから
メンデルスゾーンに関する箇所を抜粋していただきました。
 

 

F・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809~1847)の無伴奏合唱曲。
メンデルスゾーンの作品というと
17歳の時に書いた「真夏の夜の夢」の序曲や結婚行進曲、
「ヴァイオリン協奏曲」が有名ですが、
今回演奏する2曲も含め、
その宗教曲は名曲揃いです。
ロマン派のハーモニーにバッハの対位法。
ユダヤ人であるという出自によるテキストへの深い共感。
それらが、これがメンデルスゾーン?と思わせるような
陶酔や憂いを醸しだしています。

『詩篇』は150編の宗教的詩歌で、
紀元前520年頃に礼拝のために集められたもの。
この当時に書かれたものもありますが、
大半はそれ以前までの古代イスラエルでの
礼拝に起源を発するものです。
民族全体・国民的な行事の他、神をほめたたえる歌、
歓びの歌、自分の不義や背きの行いに許しを乞う歌、
不当な苦しみからの救出を訴える歌など、
作者たちの深い宗教的体験に基づきながら、
世界中の人々が日常生活の中で味わっている感情を歌っています。

詩篇第43番は
<何らかの理由で都を離れた人が
 再び神殿に詣でることができるようにと
 神に救いを求める歌>です。

 

 


続けて団員Bさんへ。


 

「全国大会に対する目標などがありましたら」

時間を見つけてとにかく讃岐うどん。



「聴く人に伝えたいことがありましたら…」

 

楽しく歌います。

 

 




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写真は今年7月の定演での1コマだそうです。
なるほど「楽しく歌」ってますね!

 


団員Bさんありがとうございました!
昨年より7人も人数が増えた会津混声さん。
自由曲も「ハマってる!」と昨年の観客賞で
人気が高かったメンデルスゾーンと
http://bungo618.hatenablog.com/entry/2013/12/27/195129

これまたずっと以前から「ハマってる!」お得意の現代曲。


今年も「会津混声さんの委嘱曲?」とまで思わせるような
団と曲がカッチリ噛み合った演奏を楽しみにしております!


 

 






さて、続いては初出場の団体です。

 

 

 

 

 







3.東京都・東京支部代表

あい混声合唱団
(52名・初出場)




初出場おめでとうございます!


ぜん ここ、作曲家の相澤直人先生が
   指揮をされている団体でしょ?
   相澤先生の「ぜんぶ」、良い曲なんだよね~。

   (歌い出す)
   「♪たいせつーなーこーとーはー♪」


「ぜんぶこーこーにあーる~♪」(笑)。
しみじみと、良い曲ですよね!


さて、初出場のあい混声合唱団さんの演奏曲は
課題曲はG3 夜もすがら(千原英喜)
自由曲は「五つの願い」より「願い 一少女のプラカード」
「木とともに 人とともに」より「生きる」
(三善晃)




あい混声団員さんにお聞きしました。
各曲を選曲された理由を教えていただければ。


 

課題曲G3「夜もすがら」については、
これまで私たちがずっと相澤先生や
ボイトレの先生に言われている
「息の流れ」(あい混では“鼻からそよかぜ”という
キーワードで取り組んでいます(笑)、
そして豊かな日本語を表現できる曲だと思い選びました。


あい混音楽監督の相澤直人先生は、
これまでは「三善をできる段階に達していない」と仰り、
なかなか三善作品を取り上げてくださらなかったのです。
それが今年、2月のジョイントコンサートで
「木とともに 人とともに」を演奏、
翌3月の江川坦庵合唱コンクールでも
自由曲で「生きる」を演奏し、総合1位を獲得しました。

でも、誰一人自分たちの演奏に納得がいかず、
三善先生の要求する音には
まだまだ迫っていない感じがしており、
是非もう一度コンクールで!となったのです。
今年は既に40曲以上を団で扱っていますが、
「生きる」は珍しく年間を通して練習しています。
曲に私たちが成長させて頂いています。

もう1つの自由曲、「願い 一少女のプラカード」は、
混声合唱曲集「五つの願い」に収められておりますが、
昨年「子どもは…」を演奏し、
来年の演奏会では全曲演奏予定です。
「生きる」とテーマが共通するところもあり、
今回の選曲に至りました。



「三善をできる段階に達していない」
「でも、誰一人自分たちの演奏に納得がいかず」
・・・厳しい言葉ゆえ、
三善先生の作品へ対する深い愛情が感じられます。



この全国大会に対する目標や志などがありましたらどうかお願いします。

 

「いつか全国大会に行きたい!」
そう思いながら、楽しく且つ真摯に取り組んできて、
創団8年目にして今回初めて
全国大会に出場させていただくことになりました!

全国から錚々たる方々が集まる大会に、
素晴らしいチャンスをいただき大変光栄です。
11月23日は、私たちの音楽を思う存分表現し、
新しい合唱の可能性を全国の皆さんにお伝えしたい、
そう思っています!
自然で豊かな日本語を表現することが、
私たちの活動の根本です。

 

 

ありがとうございます。

コンクールで初めての出場ということは

合唱団側にとっては自分たちの音楽を多くの様々な人へ問うことであり、

観客にとっては新しい音楽に触れる機会でもありますね。


ここで指揮者の相澤直人先生へ
コンクールでの思い出の名演奏をお聞きしました。



 

「思い出の全日本合唱コンクール名演奏:相澤直人先生」


最も印象に残っている演奏、それは…
2009 第62回全日本合唱コンクール全国大会での
「都留文科大学合唱団」の演奏です。
(文部科学大臣賞、カワイ奨励賞受賞)
それまで私は作曲家を捨てておりました(笑)が、
当時未出版だった拙作の「ぜんぶ」「大きい木」を
自由曲に取り上げて下さり、世に広めてくれたのがこの演奏です。
作曲家として全く無名だった私、
さらに当時はFinale(楽譜浄書ソフト)も満足に使っておらず
割といい加減な手書きの楽譜、
もっと言ってしまうとコンクール向けとは全く言えない
愛唱曲のような作風。
このような曲を、色彩豊かに、そして心から歌って下さったり、
コンクールという場を超えて
多くの人の感動や涙を誘ったと聞いています。
私も後にDVDで拝見し、月並みな表現ではありますが
「自分の曲とは思えない不思議な感覚」と、
何とも言えないあたたかい喜びを持ちました。
全ては、指揮者の清水雅彦さん、
そして文大合唱団の皆さんのおかげです。
感謝してもし尽くせません。
特に「ぜんぶ」は、その後harmonia ensemble,
Vocal Ensemble《EST》の皆さんなどにも取り上げて頂き、
全国的に話題となりました。

私がいま、この世界で生きていられること。
その原点は、この演奏です。

 

 


相澤先生、ありがとうございました!
相澤先生ご自身の作品と音楽に対する深い愛情が
感じられる文章ですね。
都留文科大学合唱団さんは大変良い合唱団と
伺っております。
良い合唱団の演奏が、名曲をさらに輝かせ、
巡り巡って作曲者の相澤先生へ生きていく力を与える…
不思議な、そして素敵なことだと思います。




最後に、聴く人に伝えたいことがありましたら、と
団員さんへお聞きしたところ。


 

今回初めてあい混の演奏を
聴いて下さる方が多いかと思います、初めまして!
私たちの音楽をお伝えできるよう、
精一杯の演奏をしたいと思います!
私たちの団の大きな魅力は、
何と言っても「相澤先生の音楽の求心力」、
そしてそれに惹かれた団員一人一人が、
その中で自分を主張することにあります。
先生と団員で、一緒に成長しようと頑張っております。
笑いの絶えない練習、豊かな表現への飽くなき追求。。。
あい混声合唱団の「あい」は、
音楽愛、和気藹々、
そして一人一人の音楽を大切にする「一人称単数主格の I 」です!

 
団員さん、ありがとうございました!
「あい混声合唱団」の「あい」の由来に
「・・・?」と疑問に思われたみなさま!
もちろん、相澤先生の「あい」も含まれているそうです!(笑)


 

 

 

 

 

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今年の相澤直人先生のお誕生日会の写真だそうです。



こちらも、相澤先生を中心に、
あい混声合唱団さんの楽しい雰囲気が伝わってくる写真ですね。

 


あい混声合唱団さんのHP内「演奏動画」には
とてもたくさんの演奏動画がUPされています。
(もちろん相澤先生の「ぜんぶ」も!)

最後に団員さんが書かれた

私たちの団の大きな魅力は、
何と言っても「相澤先生の音楽の求心力」、
そしてそれに惹かれた団員一人一人が、
その中で自分を主張することにあります。

 

その言葉通り、相澤先生に惹かれながらも、
団員さん一人一人が主張し、息づいているのが
動画からも強く伝わってきます。

高松のステージでは年間を通して演奏されてきた三善作品とともに
相澤先生、団員さん一人一人の「あい」が輝きますように!




 

 



(明日に続きます)