札幌の喫茶店


 ジンギスカンを食べた後は良い天気でもあるので
札幌駅まで腹ごなしとして歩くことに。



 大通公園からテレビ塔を望む。

 
 何回も書くけれど、札幌の7月は透明な夏の光と、
いつも風が吹いているためもあって
独特の雰囲気がある。


 デイリーポータルZでの7月末の記事である
 「すすきのの夜と朝のさかいめ」
 http://portal.nifty.com/2006/07/31/c/
 画像を見ればそんな雰囲気が感じられるかも。



 
 思い出の札幌市民会館が取り壊されている、と聞いたので行ってみる。


 高い囲いがあって近づくこともできず。





 近くのNHKの温度計。
 7月中旬、17時半なのに16.7度という気温。


 学生時代からよく通っていた喫茶店へ久しぶりに行くことにする。
 グランドホテル前の味の時計台横の仲通り。





 「カフェ ラ トゥール」
 http://www.cafe-la-tour.com/aboutus.htm
 北1条西3丁目時計台仲通り 古久根ビル2F





 カウンターではなく、奥のテーブル席が空いていたので
 「いいですか?」 「どうぞ」




 ビジネス街の真ん中にある店だというのに
落ち着きのあるこの店が大好きだった。




 五番町ブレンド (600円)を頼む。




 コーヒーも思い出の味の通り
私好みの濃くてしっかり苦味のあるもので満足。

 店を出るときマスターへ
 「この店、前は『アンセーニュ ダングル』という名前だったのでは?」


 「ええ、8年前に私がオーナーになって
  名前を変えたんですよ」


 「へえ! …でもマスターはずっと前からいますよね?」


 「もうこの店で20年になります」


 20年かあ・・・私がこの店に初めて来たのも
その2年後ぐらい。
 お互い長い時間が過ぎたんだなあ・・・。


 それでも20年という長い間、
同じ場所でやり続けてくれている、というのはとても有り難いことだ。

 また札幌を訪れた時には、必ずこの店に寄ろう!と思い店を出た。


 (たぶん続きます)