湯原温泉 ©岡山県観光連盟
続いて混声合唱部門、第3位!
VOCE ARMONICA
https://twitter.com/vocearmonica
(30名)
文 課題曲G2
O salutaris Hostia、
いろいろ工夫していて
個人的には好きでした。
C イタリアものだから
テンポを動かすのは
大いにアリだと思う。
A 楽譜には無い休符、
4分休符以上の長い休符が
いっぱいあって。
C イタリアはある意味自由なので
それもアリっちゃあアリ。
強弱付けるから
間を置きました、という
考え方だったのかな。
A 宗教曲だから…どうかな?
いや、ロッシーニだからアリ?
悩みましたが
良かったと思いますよ。
文 感情表現として
心の動きをそのまま
音楽で表わしていた印象。
そのなめらかな流れに
納得しました。
最後に救われる感があって。
B 発声の安定感、
ダイナミクスの幅と
集中度が凄かったです。
C 弱音もしっかり捉えていたし。
その弱声と強声を
意識しているところも
良かったですね。
A 救世主に助けを請い
願う気持ちが
強く伝わってきました。
歌い方すべてに
感情が込められているような。
文 自由曲:信長貴富
「4.とてつもない秋」。
スピード感、
ハラハラドキドキ。
手に汗握る演奏でした!
B アクション映画か(笑)。
でも高いテンションを保って、
構成も良いと思ったな。
A 聴いていてワクワクした。
歌っている団員さんたちも、
黒川さんも楽しそうに
演奏していて!
B 黒川さん、
笑顔で指揮しているのが
印象に残っています(笑)。
C この自由曲と
アルモニカさんの声と若さが
うまくリンクしてたなと。
大人の声だけど
フレッシュさもある演奏でした。
A ちょっと残念だったのは
エコー効果の箇所。
エコーに聞こえにくかったかも。
B 東京混声合唱団や
Combinir di Coristaさんなど
名演を残しているので
比較してしまうよね。
C いや、全部ちゃんと
歌おうとするのは
体力があり余っている
若者の特権!
B おっさんからすると
ある意味羨ましい(笑)。
文 過去の名演に
けっこう肉薄していると
思ったけどなぁ。
アルモニカさんは
若い団員さんが多いから
音の立ち上げや急停止に
鋭い反射神経を感じて。
その点では過去の演奏を
超えた部分もあったと。
C マスク歌唱でひょっとしたら
本来のアルモニカさんの演奏では
無かったのかもしれない。
それでも、これほどの演奏なのは
凄いことだと感じましたよ。
B ジェットコースターみたいな
演奏だった気が。
聴く者を強引に引きずり回す(笑)。
生で聴く意味がある、
ライブ感がある演奏だと思いました。
ツイッター、メールの感想です。
G2の作り込み具合がすごいので評価が分かれそう。
自由曲は神曲の神演奏。
何回でも聴きたい。
というかまずマスク歌唱であれだけ響かせて歌えるのがとてつもない。
選曲もあいまって一番楽しめる(テンションの上がる)演奏だった
G2、あの曲こんな曲だったのねと改めて思いました。
これくらいねっとりしたG2が好み!
とてつもない秋も勘所を掴んだ演奏で、とにかく良く鳴る声にブラボー!
マスク越しでもすごかった…。
圧倒されてしまいました。
ただただ感動。
例のごとく息→声の変換効率で会場と楽曲を制圧するアルモニカ
とてつもない美声、
とてつもないダイナミクス、
とてつもない叙情性、
とてつもない審査員の楽譜をめくるスピード
G2、抑圧されたようなpからfで爆発するところが良かった!
とてつもない秋は、ビート感や号泣してる感じが良かった!
くり、なし、りんごのとこ、おいしそうだったな!
かっこいい曲やなぁ…ってか、このVOCE ARMONICA、よく声をしっかり出す合唱団で好きだなぁ。
少し個人の声が聞こえてしまうけど、ビビッてなよなよした音楽するより俺100倍好きなんだよね。
うん、VOCE ARMONICA、好き!
そしてこの『とてつもない秋』歌いたい。
今日のアルモニカは初めて京都エコーを生で聴いた衝撃を思い出した。
ほら、あれよ、有無を言わさずグワーッてくるやつ()
VOCE ARMONICAのみなぎるエネルギーと比類なき音楽って感じがグッド。
とてつもなかった!!!!!
マスク越しとは思えないサウンド。
一昨年のコンビニさんの演奏も感動的でしたが、今回の「とてつもない秋」、スピーカー越しでも圧倒されました。
アルモニカさん、ブラボー。
画面越しに思わず叫んだ。
マスク付けてコレかよマジはんぱない
マコトとてつもない
目の前いっぱいに秋が広がりました
いつも驚かされますが、今回も魔法の様な時間でした
ありがとうございました
続いて第2位!
CANTUS ANIMAE
https://twitter.com/cantus_animae
(45名)
B こちらも課題曲G2
O salutaris Hostia、
出だしに感動しました。
曲のイメージが鳴り響いて!
C サラーッと流して。
でも途中でちょっと間が
あったりするのが絶妙。
救ってくださいという
気持ちのまま流れがあった。
文 そうそう、流れが自然で
スッと聴けました。
あの装飾的な音が
洒落ていましたけど
やっぱり歌曲を
意識してたのかな?
A もともとは歌曲の旋律を
転化しているわけだから。
だからテンポも歌い方も
ガッツリ歌うものじゃない、
という雨森先生の考え方かな。
C あと、声の広がりが人数以上。
アルモニカさんは
声のヴォリュームが
人数以上だけど
CAさんは人数以上の響きが
ホールを満たしていく感じ。
A ホールを聴いて歌っている気が。
全体のフレーズの収まりを
しっかり考えて演奏している
印象でしたね。
文 自由曲:信長貴富
「異界の門」は?
A よくわからん!(笑)
圧倒されたとしか
言い様がない。
文 配信を何度も聴いて
宮沢賢治の「疾中」も
読んだけど・・・
結局、死に直面した賢治の
異世界巡り?
B 理想の世界へ旅立つけど
最後は到達せずに
絶望して終わる……らしい。
文 ふぅ~ん・・・。
賢治の詩では最後が海で
巨大なつぼみが書かれていて。
宗左近が「交聲詩 海」の詩を
書かれる時に意識したのかな。
B それはあるかも。
あと信長先生への委嘱も
2台ピアノという条件と、
「信長先生の代表作を
書きませんか?」という
依頼だったそうだし。
だから信長先生も
「交聲詩 海」を
意識しているんじゃないかな。
文 最後は絶望、と聞いたけど
終わりに女声が艶っぽい声で
エロスというか「生」を
感じたんですよね。
世界観で言えば
旧エヴァ劇場版の
「THE END OF EVANGELION」。
巨大化した綾波の顔がある、
赤い海のイメージ。
BC ハァ??
A いや、わかるよ(笑)。
でもこの音楽、
審査員は評価しないんじゃ、と
思ったな。
BC文 あ~~~~。
B みんな分かる人ばかりだった!
A いや・・・
「CAに点数付けとかんと
分からんヤツと思われる……」。
BC文(笑)。
文 失礼すぎる(笑)。
自分は新しい世界を
見せてくれたので
一票入れましたけど。
審査結果も2位、
観客賞も2位というのが
興味深いですね。
まさか観客賞も
「これに票入れないとヤバイ」
と思うわけも無いだろうし(笑)。
C 音楽じゃなく
映像が見えてきました。
この世の終わりじゃないけど
環境問題が悪化して
空もおどろおどろしい。
そんなイメージの中、
どう生きていこう、と
途方に暮れるような。
B 一時も目を離せない、
濃密な長編映画を観た感じ。
終末感がありましたよ。
文 よくわからないまでも、
心を動かし、語ってしまう。
こういう表現こそ
芸術の一端という気がして
面白いですね。
メール、ツイッターの感想です。
G2は、他の団と違う曲に聴こえた。
個々人がどう歌いたいかが解った。
音圧が圧倒的。
G2の音が響きまくると思ったら自由曲でそれをさらに超えてきた。
今思いつく限りの語彙ではこの演奏の凄まじさを表現できないと思う。
というかこの作品はこの団体以外に演奏できるのか??
圧巻の演奏でした。
G2の表現が深い…
異界の門は地獄にいるような音楽だった…
本当に熱にうかされてる感覚がしてきた…
CA登場前のこの間はなんか緊張するな。
ボスクラスに初連続で来るのがわかってるわけだしそりゃ緊張するか。
なんだろうね、このCAの確固たる自信は。ぐわっと来る…
俺あんまり選曲の妙とかあまりよくわからない人間で、コンクールで勝てる曲とかいう言い方嫌いだし。
そんなレベルですが、もはやCAはコンクールをコンクールじゃなくて自分のチームの全国大会での番宣の良い機会ぐらいにしか思ってないと思う笑 もう勝手にコンサートしてるわこれ笑
結論:CAはコンクール評価外(決して「低」ではない)
長さ求めるのに体重計使うようなもんだこれ。
課題曲は個性もありつつ作品の立ち位置から離れない絶妙な音楽運びが印象的。
自由曲は作品の世界観、ただならぬ空気感に呑み込まれた。
この自由曲をこよなく愛するかと聞かれたら答えはノーなんですがほんと凄かった。
これ歌った次の日に「交聲詩 海」なんてやった日にはそりゃヘロヘロになりますわ。
CAはあのピアノから全部持っていった感がありました。
自分はやっぱりCAの(というか雨森先生のというか)音楽が好きなわけで…
ロッシーニは「型にはめて表現」するのではなく「表現のための型」として楽曲を捉えていて、異界の門ではまさに「眼前に浮かび上がるは形状しがたい世にも恐ろしい光景」の一言。
えげつないですね。
凄まじい演奏でした。
丁、丁と繰り返されるパーカッションめいた音はまるで賢治の心音のようであり、病魔を祓おうとする湧出した情動のようでもありました。
クライマックスの丁の音はきっと鳥になった賢治自身の鳴声なのではなかろうか。
ぜひフルでも聞いてみたいです。
課題曲から、くぎ付けになりました。
自由曲がもう、言葉にならないインパクト。
平林先生と野間先生のピアノ、雨森先生の指揮、団員の皆様の歌声に、戦慄しました。
自分たちの音楽を表現するという意志が確かに、まっすぐに伝わってきました。
雨森先生の音楽、CAの団員の皆様の魂の歌に、心から、共感いたします。
(第1位の感想に続きます)