まだ間に合う!良配信その2「クール シェンヌ第20回演奏会」

 

 

昨日の「その1」では「東京混声合唱団コン・コン・コンサート2023」をご紹介しました。

その2は「クール シェンヌ第20回演奏会」をお勧めします。

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全国大会常連、当ブログ観客賞でも常に上位。

 

アマチュアトップレベルの実力と人気を持つシェンヌさん。
こちらのブログ記事でもご紹介した良演奏会なんですが。

 

シェンヌさん、初の配信ということで聴いてみたら、やはり良かったんです!


最初のバッハ「Jesu, meine Freude(イエス,わが喜び) BWV 227」から厳格な雰囲気、適度な緊張感があって良い!
全パートが音楽の先を見通し、一瞬を切り取っても最適な表情と和声がある。
終止も完璧、器械体操で最難度の技を連続でキメて着地が1ミリもズレない!そんな気持ち良さが。

ブラームス「Fest-und Gedenksprüche(祭典と記念の格言)」、こういう名曲は作品と真面目に向き合おうとする意識のためか、やや音楽としてはつまらない演奏も多いのですが、シェンヌさんの演奏は要所の旋律に、美しく気持ちを込めたカンタービレがあって聴き惚れ。

三善晃「嫁ぐ娘に」は海外実力団体が演奏するようで言葉と響きに新鮮さが。

信長貴富「初心のうた」ではピアニスト:浦史子先生の名アシストで物語を観るよう。
説得力あるこの声で無ければドラマは作れないと改めて思う名演奏。
最終曲「泉のうた」は大好きな曲でもあり、とても心に染みました。

混声版への委嘱初演「ヒロシマの鳩」は平和を訴えるテキストを見事に音の世界へ。
この編曲でより多くの方が歌われることでしょう。
最初と最後の鳩の鳴き声が余韻を生んでいました。

「ヒロシマの鳩」と呼応するようなアンコール1曲目、万感の思いを込めたアンコール2曲目と、配信でも十分その実力が伝わる充実の演奏会でした。

また、指揮の上西一郎先生の指揮姿が見られる視点が多く、指揮を勉強されている方は参考になるのでは。
購入お勧めです!

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販売終了日:07/24 (月) 20:00
※オプションで、14 日間アーカイブ(+200円)、30 日間アーカイブ(+300円)を付けることが可能とのこと


良配信おすすめ・その3は「第72回東西四大学合唱演奏会」

 

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明日以降、また記事にしてUPしていく予定です。