コロ・フェスタin福山


音楽樹主催のコロ・フェスタin福山へ行ってきました。
会場のリーデンローズ大ホールは
今年、ムノツィル・ブラスを聴きに行って以来。


・・・遅刻してしまったためと聴いていない団体もあるのですけど
(体調が正直イマイチでした。すいません)
22団体の出場で印象に残った団体をいくつか。




福山は非常に近かったです。




合唱団うたがき(広島県)

柴田南雄先生の「春立つと」より。
人数は10人ちょっと、と少ないものの
ハーモニーがしっかりしているのと
ソプラノの音色が共演の篠笛と似ており、
協奏として付かず離れずの響きが魅力的。



Coro Rise(福岡県・愛媛県
福岡の合唱団、スプリッツアーと
愛媛の合唱団、コールサルの合同団体。30人ちょっと。
北川昇先生の曲を3曲。指揮は作曲者ご本人が最初に。
続いて今釜亮氏、そして最後を締めるのは我らが交換日記相手(笑)。
ぜんぱくさんに「爽やかな演奏でしたねー」と感想を言ったら
「出た!爽やか!!」と笑われた・・・もうちょっと表現を練ってきます…。
合同団体とは思えないほどの一体感ある若さあふれる演奏。



る・あ(東京都・栃木県)
(↑ それぞれの文字が本当は○で囲んでいました)
東京都の合唱団るふらんと
栃木県のうつのみやレディースシンガーズ晶の女声合同団体。
南聡先生の「春のマドリガル集」より。
指揮は栗山文昭先生で演奏はさっすがあ、の一言。
声のパレットが多彩で躍動感があり、
この曲のユーモラスさをとても良く表現。



はるか(東京都)
藤井宏樹先生率いる女声合唱団。20名弱。
新実徳英先生の「をとこ・おんな」を。
コントラバス奏者の溝入敬三氏は今回のコロ・フェスタの実行委員長で
会場のリーデンローズ館長なんだって。へえー。
この曲と、藤井先生の音楽にしてはやや薄味に感じたけれども
世界をしっかり造っていたのはさすが。



Men’s Vocal Ensemble“寺漢”(広島県)
男声合唱13人。
コルナゴのキリエの前後にグレゴリオ聖歌を演奏したのだけど
これがなかなか堂に入った演奏で驚いた。
上昇音階は音が変わるだけではなく、
響きも天へ向かっていくよう。
シベリウスの「我が心の歌」もそれぞれが
しっかり自分のパートを意識し全体に優れたサウンドを作り出していた。
いい団体ですね〜。



彩&AZ(東京都、長野県)栗友会の「お姉さまコーラス」の合同団体。
指揮は栗山先生。寺嶋陸也先生の「コワレタイ」組曲より、を
作曲者ご本人のピアノで。そのピアノの美しさは健在。
詩が加藤直氏のもので
かなり率直なこの年代の女性のユーモラスな心情吐露。
セリフも多々あり、
発語や雰囲気が栗友会かつての
「星からとどいた歌」や「マザーグースの歌」を思い出しました。



・・・最後まで書きたかったけど、やっぱり体調が。
(左肩だけ、妙に凝ってるんだよね〜)
続きはまた明日。
「あれやこれや」は火曜日以降になりそうです。