全国大会あれこれ・審査員講評・2次会


すいません、風邪で寝込んでおりました…。
回復しましたので元気に更新!



●全国大会あれこれ・審査員講評



1日目は藤井宏樹先生。



審査については審査員がそれぞれ非常に頭を悩ませます。
「自分を弁護するわけではありませんが」の前置きの後、
ある団体で他の審査員の評価が高いのに、
自分の評価だけが低い時は



「…やっちゃったなあ〜・・・」



そう悩んでしまう(笑)というエピソードで笑いを誘った後。
大学の部について。


藤井先生の知人で
アメリカ在住のフランス人指揮者が言われた心に残る一言。

歌詞や何かを歌った後、喋り終わった後に
さらにその次に、未来が先にあるんだ、
そして自分が生きている実感を感じる。
そんな言葉を歌い、
喋れるようになるのを目指すのはどうだろう?と。


その後に続き

何かを信じていくということはとても重要なこと。
あなたたちが歌ったこと、歌声、
そのことを自分が信じて
それによって自分を引っ張っていくということは
凄く大事だと思います。


2日目はハンガリーからの合唱指揮者、
Erdei Péter氏

外国語は発音が一番大切。
子音について勉強を深めよう。


ルネサンスなど中世の音楽は
もっと様式感を追求して欲しい。


現代作品ではピアノと合唱とのバランスが大切。
ピアノコンチェルトでは無いことを意識して欲しい。


…など、示唆に富む講評でした。






●7回目の史上かつてない2次会



今年は富山での開催ということで
開催が危ぶまれていたのですが
愛知県の合唱団ノース・エコーが
幹事に手を上げてくれました!


ノース・エコー団員Mさんのメールによると

コンクール一般Bに出場した15団体のうち、
11団体のご参加をいただき、
また、富山県合唱連盟の方、
全日本合唱連盟の方、
一般Aや職場部門に参加された方、
個人参加の方を含め、
総勢272名でした。



272名!




受付などさぞかし大変だったと思います。
ノース・エコーのみなさん、本当にありがとうございました。





会はいつもの緩い流れで進行し・・・
(写真は私と三上さん撮影。三上さん感謝!)









合唱団紹介を挟み
(写真は来年コンクールをお休みするMODOKI)









最後は雨森文也先生指揮の鴎大合唱で幕を閉じたのでした。







さ、3次会?!
(私は2次会で残念ながら帰途へ)




来年からは部門改正のため
はたしてこのような会が開かれるのか、
という懸念はありますが
2006年から開催を手がけたMODOKIから始まり、
今年の合唱団ノース・エコーまで
さまざまな合唱団の協力で続いてきた、
この「史上かつてない2次会」。
私も旧友と親交を温め合ったり、
新しい出会いの喜びがありました。
願わくば何らかの形でこういう会が続いていくことを!


そしてこういう大人数宴会の幹事って、
やったことがある人は分かると思うんですが
労多くして実り少ない…
参加してくれる人の笑顔を
自分の喜びにできる人じゃないと務まらないんですよね。
でも、そういうのって凄く「粋」だと思うんですよ。


早々と今回の宴会場を予約された
CANTUS ANIMAE&MODOKI団員たかさんさん、
合唱団ノース・エコー始め、
今まで開催に協力された各合唱団のみなさまの
「粋」に大感謝!


ありがとうございました!




(全国大会あれこれ・次回で最終回)