観客賞座談会・大学ユースの部 最終回

 

佐賀牛ステーキ

 

前回は大学ユース部門で印象に残った同志社グリークラブさん、早稲田大学コール・フリューゲルさん、新潟大学合唱団さんについて話していました。

今回も大学ユース部門で印象に残った団体の感想、最後の3団体です。

 

Chor Karmin(混声37名)

 

C 男声の安定感が良かった!

 

 

A 混声合唱団で男声が多いのは

 珍しいですよね。

 

 

 鳥取だけじゃなく、

 広島、岡山、愛媛などからも

 集まっているのかな?

 

 

B 元々は米子東高校のOB合唱団だけど

 そういう風にいろんなところから

 集まってきているから

 音楽などに自由な感じがして、

 自分はメチャクチャ好感を持っています。

 

 

A 自由曲の三宅悠太「風のうた」

 個性を大切にした

 歌作りという気がしました。

 

 

B ユース団体ということで、

 この曲も非常に共感を込めて

 歌っていたと思うな。

 各パートもスッキリ

 まとめようとする意識があって

 自分は高く評価しています。

 一票入れようかと思ったくらい!

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

お互いの音を感じているような、温かくて安心する音がする

なんかうるっときた

 

dim.うまい!

 

おおー、男性が多い。女声頑張ってる…!

自由曲、三宅悠太さんの曲爽やかでカッコよくていいなぁ。うちの団でもやりたい。

 

Choir Karminさん絶品…!

推しのソプラノさんがいるのでずっと釘付けでした

こんな若者たちがいるから中国地方はこれからも大丈夫だと思う謎の親目線

 

 

 

北海道大学合唱団(男声34名)

 

C 好きでした!

 力強い男声合唱と言うよりは

 柔らかく美しい男声で。

 

 

A 優しさが溢れてる!

 

 

B 課題曲M2「Geistesgruß」のドイツ語、

 悪くなかったな。

 子音を前乗りで発音していた。

 

 

 こういう発声って、

 "往年のグリー”っぽいというか……

 

 

A そうそう!

 "昔の同志社グリー”っぽさ!

 

 

 関西では絶滅したものが

 北海道の奥地で生き残っていた!(笑)

 

 

 そんなこと言っていいの?(笑)

 

 

 札幌出身なので許して(笑)

 いや、「昔ながらのスタイル」だから

 一概に否定できるとは思えないんですよね。

 課題曲は深くシリアスな声が

 この音楽をよく表現していたし。

 小気味良くバシッと鳴らして、

 メリハリのある音楽も良かった。

 

 

B ピアニッシモのコントロールも巧みで

 余韻が残る演奏だったね。

 全体に音楽の運び方が

 凄く好きだった。

 

 

 やっぱり指揮者の尾﨑あかり先生

 毎回、課題曲を

 ちゃんと練り上げてくれますよね。

 課題曲と自由曲、

 評価は半々のはずなんだけど

 全国大会に進むような団体でも

 意外と課題曲は身が入っていない団体が……。

 

 

A そこはこだわって欲しいですよね。

 「課題」なんだから、

 好きな「自由曲」だけ一生懸命じゃなく。

 

 

 その自由曲1曲目は

 高嶋みどり「白鳥」。

 あ~、今日の3曲では

 この演奏がいちばん良かった!

 

 

ABC (良かった!など口々に)

 

 

 凄く落ち着いた感じで。

 オリジナルが30年以上前の女声で

 「今ごろ男声に編曲?」と思ったんだけど

 とても良かったですね。

 編曲委嘱してくれてありがとう!(笑)

 

 

B この曲集では「露営のともしび」や

 「贈物」が目立って、

 いまいち「白鳥」は

 注目されないんだけど……。

 

 

 これを機に残りの3曲も男声版に!

 トップテナーの深い音、

 おとなの落ち着きを醸し出していて。

 とても美しい世界でした。

 

 

C 自由曲2曲目の

 高嶋みどり「かみさまへのてがみ」

 最初の鐘が鳴るところ、

 あそこメッチャ好きで!

 

 

B 鐘の音は確かに良かったんだけど、

 スキャットなどはハジけて

 遊び心もあったらな~って。

 

 

 そうですね、

 「白鳥」と対比させるのかな?と

 思っていたら同じ流れで進んでいた。

 

 

B 堅実に誠実に

 演奏しようとはしてたけどね。

 

 

 テンポを落として

 丁寧に歌っていたので

 「かみさま」の優しく美しい音の側面に

 気づかせてくれたんじゃないかな。

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

課題曲も良かったし、なんといっても『かみさまへのてがみ』が良かったです

 

北大さんもめっちゃ楽しそうで良かった

 

陰のある声もまた色気があってよし

合唱団さんのベース、やっぱり好き

 

(課題曲)

・発語、工夫がみられる。キレはよい。

・pの表現〇。

(自由曲1)

・この団体にあった選曲と思う。発語、音楽の流れ〇。

 

丁寧で緻密。弱音の美。

 

北大の白鳥めちゃくちゃ良かった

 

課題曲、北大ダァー!北大ッポイ!と思いました。クリーミーな男声合唱。特濃。

「かみさまへのてがみ」、波紋が広がるような音の重なり、素敵。これも会場で浴びたかったなぁ。

 

北大のかみさまへのてがみ、あり得ないくらいよかった

 

 

 

東京科学大学混声合唱団コール・クライネス(混声90名)

 

C 素直な声!

 

 

B 昔は男声の方が多かったよね。

 

 

 そうそう、女声は人数も声も

 押され気味だったんだよね。

 今回は女声が54名で男声が36名。

 以前に聴いたときより

 女声が前に出るようになって

 非常に気持ち良かったです。

 

 

B 全国大会には6年振りの出場。

 前回は140名で出場していて。

 そんなに多くて「クライネス」って(笑)

 

 

 毎回「どこがクライネスだ!」

 突っ込まれるまでがお約束(笑)

 今回も90名でまだ大会最大人数。

 やっぱり今日の芯がある女声には感心した!

 良い女声を活かした

 課題曲G4「不思議」は音楽も素直で

 気持ち良く聴けたし、

 解釈にも納得です。

 

 

A 自由曲:千原英喜

 「ミサ・ブレヴィス “クアトロ・ラガッツィ”

 -旅の日の天正遣欧少年使節」 より

 「Kyrie 」

 いろんなことが出来るのを

 見せつけているような!

 

 

文BC (笑)

 

 

A 「こんなんできます!

   こんなんもできます!」

 

 

C プログラムを見ないで聴いてて

 「……めっちゃ千原っぽいな?」と

 思ったらやっぱり千原先生の作品で!

 

 

B 千原節がもう~。

 この曲もあの曲も思い出す!(笑)

 天正遣欧少年使節が聴いてきた

 各地の音楽も再現していたのかな?

 

 

 そうそう、中間部の音楽は

  ジョスカン・デ・プレ

 「Mille regrets “ 千々の悲しみ ”」で

 少年たちが帰国後に

 豊臣秀吉の面前で演奏したと

 推察される曲らしいですよ。

 その部分、ハーモニーが美しくてね

 「こういうところ、

  指揮者の岩本達明先生

  さすが上手いなぁ~」って。

 

 

C 私、初めて聴いたんですけど良い団体だなって。

 

 

 やっぱり東京は層が厚いよね。

 

 

 “Christe”、女声の神への問いかけが

 真に迫って胸に響きました。

 今までのクライネスのイメージが強すぎたんで

 そのギャップに感動してしまって。

 千原作品らしい抒情をしっかり表現し、

 ラストのハーモニーも見事。

 メリハリがあるダイナミックな曲だけど

 荒っぽいんじゃなく、

 細部にまで気を遣っていたのが良かった。

 全国大会6年ぶりの出場で

 11年ぶりの金賞受賞。

 選曲も表現も意欲的だったから

 どんどん前に進んで欲しいな!

 

【メール、Xの感想です】

※感想をお寄せいただいたみなさま、

引用を許可していただいたみなさま、ありがとうございました。

 

大所帯の強み。安定感がすごい。

 

大人数ならではの迫力と大人数なのにまとまりの良さがすごかった

女声のKyrieの掛け合いのところが特に好き

 

なんであの人数で、こんなにまとまって聴こえてくるんだ…

 

この人数で弱音とユニゾンが美しいのなにごと?

場面ごとの切り替えが素晴らしく、面白く聞けた

 

コール・クライネスさんも鳥肌

というか腰抜けるかと思った

 

クライネス見ると全国って感じがするのはもう古いのかな…でも名前を見ると嬉しい。

人数減ったけどやっぱりパワーありました。

自由曲キリエかっこよ。岩本先生楽しそうだなぁ。

 

 

《ありがとうございました》

これで2025年大学ユース部門の座談会を終わります。

大学生、ユースのみなさん、新入生勧誘頑張ってくださいね!

 

○新入生勧誘などにとても役立つ、ハーモニー誌の記事「大学合唱団緊急座談会」の記事PDFはこちら

https://jcanet.or.jp/Public/daigaku-zazankai-harmony206.pdf

 

○合唱連盟の大学生支援プロジェクト講習会。

新歓準備には第3回の講習会の動画がお勧めです。

 

(※次回から室内合唱部門で印象に残った団体の感想に続きます)