夕日と釣り人・新潟
前回は女声合唱団ソレイユさん、ウィスティリア アンサンブルさん、Ensemble Nisiさんの3団体をご紹介しました。
15:05から15:30まで休憩の後、室内合唱部門の後半開始です。
後半最初の団体は・・・
室内部門に輝く「超」少年少女合唱団と言えば?
7.岡山県・中国支部代表
倉敷少年少女合唱団
https://twitter.com/kurashiki_ss_g
(女声24名・5大会連続出場・第69回大会から6回目の出場)
昨年は課題曲「寂庵の祈り」からホールをよく鳴らし、自由曲:鈴木輝昭「渡り鳥」も軽やかなリズムにうねりまで感じさせ、さらにビーブル「Ave Maria」では真摯な祈りをこめ、名曲をしっかり聴かせていただきました。
倉敷少年少女合唱団さん、今回の演奏曲は
課題曲
F2 Sanctus(「Messe à trois voix」から) André Caplet 曲
自由曲
ヨージェフ・カライ合唱曲集 [III]より
「Hodie Christus Natus Est(今日キリストがお生まれになった)」
作曲:József Karai
PSALMU 104“Benedic, anima mea, Domino”
~三群の無伴奏女声合唱のための~
作曲:鈴木輝昭
Karaiの作品は5月に訪れた時の定期演奏会でも最後に演奏された曲。
団員さんにとっても思い入れが深い作品なのでしょう。
そして鈴木輝昭作品は……「三群の無伴奏女声合唱団のための」?!
3声じゃないですよ、3群ですよ‼
3月、福島での声楽アンサンブルコンテスト全国大会でも配信を聴かせていただきましたが、均質な発声が演奏効果を倍増させ、この難曲に説得力を加えていました。
「少年」少女合唱団ということで、4人の男子の声が溶け合い、独特の魅力を醸していたのが素敵でしたね。
このところコンクールでは、オーソドックスな合唱作品と、音響効果に秀でた鈴木輝昭作品の選曲をされている倉敷少年少女さん。
りゅーとぴあに響き鳴りわたる、「超」少年少女合唱団による、合唱音楽の幅広さをぜひ体感していただきたいと思います。
#倉敷少年少女合唱団 #岡山 #倉敷 #合唱団 #合唱
— 倉敷少年少女合唱団 公式 (@kurashiki_ss_g) 2023年9月24日
改めまして全日本合唱コンクール中国大会室内合唱の部にて金賞をいただき
全国大会への出場が決定いたしました!
日頃からご支援くださる皆様へ感謝申し上げますとともに
さらに精進して参ります。応援の程よろしくお願いいたします!#76新潟全国 https://t.co/vhdD5Qk0Am pic.twitter.com/pqILyCDFgT
続いては10年ぶりの女声合唱団の登場です!
8.愛媛県・四国支部代表
女声合唱団「歌姫」
https://www.facebook.com/utahime1992/
https://twitter.com/ehimenoutahime
(女声17名・10年ぶりの出場・第50回大会から5回目の出場)
歌姫のみなさん、 お久しぶりです!
10年前は自由曲は松下耕作曲、無伴奏女声合唱のための「うたおり」より「尾花」「薔薇」を演奏され、特に「薔薇」の語り口が良く、この曲が歌いたいんだ!と伝わる、情景が眼前に迫ってくるよう、などの感想がありました。
歌姫さん今回の演奏曲は
課題曲
F3 街路灯(「街路灯」から) 北岡淳子 詩 三善 晃 曲
自由曲
Ave Generosa
作曲:Ola Gjeilo
Jubilate Deo
作曲:Manolo Da Rold
ノルウェーの作曲家イェイロによる、哀調を帯びた旋律からの精妙な変化、静謐な祈りが表出する名曲。
イタリアの作曲家Manolo Da Roldの作品は初めて知りましたが、ソプラノから始まる旋律へ明るく他声部が絡む楽しい作品。
今年の東京国際合唱コンクールでも、松下耕先生編曲のVictoriaや信長貴富先生「ある時」の激しい訴えかけ、軽快な楽しさの山下祐加先生作品と、選曲の幅広さと作品ごとの魅力を十分に伝えていただきました。
【合唱団紹介〜Road to #TICC2023】
— 東京国際合唱コンクール Tokyo International Choir Competition (@TICC_Tokyo) 2023年4月12日
愛媛 / 日本 🇯🇵
女声合唱団「歌姫」@ehimenoutahime
1992年、愛媛の若手女性中心に結成。団名には愛媛から全国へ発信できるような団でありたいとの思いがあり、「愛媛の歌姫」のゴロのよさから命名された(諸説あり)
詳細はこちら!https://t.co/NXHb67gfNg pic.twitter.com/xG3IhSYvxW
団名の由来は、発起人2人が中島みゆきファンだったことも関係しているとか……?!
さまざまなスタイルの曲を、自分たちの歌のように歌われる「歌姫」さん。
10年ぶりの出場、「四国に歌姫あり!」と存分に存在感を示していただきたいと思います。