追悼・皆川達夫先生




4月19日に老衰のため死去された皆川達夫先生。
合唱センター開館30周年を記念した、皆川先生による講演会が2010年2月にあったそうなんですが、それを誌上採録したハーモニー152号の一部を全日本合唱連盟さんが公開されています。


「先を見据え、外を見渡す目を持とう」

 

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「異質の文化に触れるということは、自分を知るということ」

「他を知ることによって、自分をしっかりと見定める必要がある。日本人は、私自身も含めてですが、常に発想が目の前。目の前をどう処理するかに追われる。これは長所であり短所です。」

「100年後を見据えて、合唱連盟がどう進むべきかを見る目が必要です。」


新型コロナウイルスの影響で先が見えないいま、それでも100年後にどう進むべきかを見る目・・・心に置いておきたいと思いました。
皆川先生、今まで本当にありがとうございました。