8月1日から今年のNコン中学校の部課題曲・Chessboardが、「みんなのうた」でオリジナルのOfficial髭男dismによって放送されました。
これが杉本晃佑氏による映像も相まって、鳥肌が立つデキだったんです!
↓ 全編が視聴できます!
映像を制作させて頂いた みんなのうた「Chessboard」(うた Official髭男dism)が本日放送開始になりました。9月末までの放送になりますのでご覧頂けますと幸いです。#みんなのうた #Chessboard #Official髭男dism pic.twitter.com/ekBkoXIDum
— 杉本晃佑 (@sugimoto_koske) 2023年8月1日
特に心へ響いたのは、合唱版には無い歌詞の部分。
ゲームは続いてく このフィールドで今度は
どんなことが待ち受けているのだろう?
一歩ずつ大切に種を蒔きながら…
大きな歩幅で ひとっ飛びのナイトやクイーン
みたいになれる日ばかりじゃない からこそ躓いた 進めずに引き返した
そんな日にも芽生えてる あなたの足元から 足跡から
繰り返しも迷いも後悔も旅立ちも全て
合唱版では、この世界をチェスボードに見立て、白と黒に分ける世界観が印象深いものでしたが。
「みんなのうた」版では映像面からの壮大な解釈もあり、さらに自分の人格、そして過去や経験を白と黒、光と影に分け。
結末ではそれら影を否定せず統合し、より良き未来へ進もう、そんなメッセージを強く後押しするものに感じられました。
塾の広告で出た「サボロー」というキャラクターを思い出します。
勉強する学生さんにとってサボローは確かに悪でまっくろ。
遠ざけるべきものかもしれません。
しかしこのマンガのように、時が経ちサボローに救われることもあるはず。
そんなことをこの「Chessboard」のMVから思い出しました。
MVを観るとNコンで先に進めなかった中学生へのエールにも思え、疲れた大人にも刺さりますね。
みんなのうたで「Chessboard」は9月いっぱいまでEテレ、ラジオで放送されるとのこと。
素晴らしい作品。
みなさん、ぜひ観て下さい。