合唱三題「反戦三部作・信長先生・審査員が望むモノ?」

 

 

 

【反戦三部作 YouTubeで公開へ】

 

 

2023年5月12日に開催された東京都交響楽団の第975回定期演奏会Aシリーズ、三善晃先生の反戦三部作、まず「レクイエム」から公開です。

東京都交響楽団、東京混声合唱団、武蔵野音楽大学合唱団、指揮の山田和樹氏の、まさに「白熱した」演奏としか言えない動画。

さらに特筆すべきは、テキストの表示方法です。

音楽に合わせるだけではなく、画面の各所で表示など工夫を凝らしていること。

作品への理解が深まるだけでは無く、その場の臨場感、演奏者の感情が迫ってくるよう。

 

8月23日に「詩篇」、8月30日に「響紋」と順次公開予定。

あの場所に居た人間としても、こうして動画を観ると凄まじい演奏、ほんとうに貴重な機会だったのだなぁと認識を新たにしました。

 

公開された東京都交響楽団に感謝いたします。

 

 

 

 

【信長貴富先生へのインタビュー】

 

IFCM(国際合唱連合)の機関誌に掲載された信長貴富先生へのインタビュー。

新聞記事などで情報は拾っていましたが、こうしてまとめて読めるのは有り難いです。

ご自身のルーツ、専業作曲家までの道のりなど興味深いお答えがいっぱい。

 

さらに信長先生が選ばれるご自身の合唱作品として「絶え間なく流れてゆく」「春愁三首」「かんかんかくれんぼ」「くちびるに歌を」「水平線上のグロリア」を演奏動画と共に挙げられているのも注目です!

 

https://jcanet.or.jp/inter/documents/IFCMinterview_nobunaga.pdf

 

 

 

 

【審査員が本当に望んでいるモノ?】

 

 

コンクールの審査員等をよくされる方との話題。

審査員をするときはやはりカッチリした格好なので、足元は当然革靴なのだが、座りっぱなしでも靴を脱ぐわけにもいかず。

スリッパが置いてあったらどうですか?と尋ねると、「めっちゃ嬉しいです。」だそうです。

運営される方々に検討いただけたら。

 

……ということだそうです。

確かに長時間の審査で、革靴を脱がないままは想像するだにキツそう。

この記事をお読みになったコンクール運営のみなさま!

どうか会場にスリッパのご用意を!!